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中央図書館からのおすすめ本(110)

広島市産業振興センターNEWS

中央図書館からのおすすめ本(110)
『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』

 毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。
 なお、これまでに紹介した本については、当財団のホームページに「中央図書館からのおすすめビジネス図書」として公開しておりますので、いつでも見ることができます。


『これ、いったいどうやったら売れるんですか?


永井 孝尚/著(2016年10月発行)

SBクリエイティブ株式会社

これ、いったいどうやったら売れるんですか?

著者の永井孝尚氏は、シリーズ累計60万部を突破した『100円のコーラを1000円で売る方法』や『そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル』などの著者です。2013年に日本IBMを退社して、マーケティング思考を日本に根付かせることを目的にウォンツアンドバリュー株式会社を設立し、専門用語を使わずにわかりやすい言葉でマーケティングの本質を伝えることをモットーとして活動しています。

著者は「マーケティングとは、「頑張らなくても売れる方法」を整理して、誰もができるようにした考え方」であり、そのことを知らずに無駄な努力をしている人が世の中には多いと言います。


たとえば、「人はベンツを買った後どうしてベンツの広告を見てしまうのか」では、人は高い買い物をした後に買ってよかったのかどうか不安になり、その不安が解消されると継続して「顧客」になるという現象「認知的不和の解消」でありメルセデス・ベンツ社はこの手法をうまく利用していると紹介しています。

また、「あの行列のプリン屋が赤字の理由」では、いつもすぐに売り切れる150円のプリン屋の店長が休みの日に何をしているのかという事例から、事業を継続していくための価格戦略の考え方を説明しています。

「女性の太った財布には、何が入っているのか」では、女性は安く買うことが大好きで、クーポンを活用しているために財布が膨らんでいる。しかしリサーチからそのクーポンは期限切れになっていることが多く、「他店期限切れクーポン作戦」を実施して話題になったという事例から、消費者の購買意欲を喚起するというプロモーション戦略について紹介しています。


身近な疑問からはじめて具体的にマーケティングの理論をいつの間にか自然にわかると著者の言うとおり楽しく学ぶことができます。ぜひ読んでさまざまな場面で活用されてみてはいかがでしょうか。



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