公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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リレートーク 6月15日号

広島市産業振興センターNEWS

思いつくまま書いてみました(リレートーク)

当財団の課長及び室長以上の職員によるフリートークです。季節の話題、担当業務の紹介などを行います。


 

「機能性表示食品とは」

数か月前ですが、新聞の経済欄に「機能性表示は透明性が必要」とのタイトル記事があり、性善説を信じたいと思っている私としては、激しく同意してしまいましたので、皆様に紹介したいと思います。

内容は、「機能性表示食品(2015年4月導入)とは、科学的根拠を添えて消費者庁に届け出れば、国による有効性と安全性の審査を経る必要なく、具体的な効果をパッケージなどに表示して消費者にアピールできる制度であり、特定保健用食品(1991年導入)と比べ、企業のコストが低く抑えられる。一方で、科学的根拠に信ぴょう性が低いものも多く、その根拠を一般の消費者が内容を理解するのは極めて難しい。このため、企業側の倫理観はもちろん、制度運用の透明感を確保することが、市場の健全な成長のためには何より大切である。」というものです。

届け出とはいえ、販売後、消費者庁が中心となって表示内容に問題がないかを監視するとのことであり、消費者が購入する際の動機付けには十分なると思いますので、中小企業の皆様が商品開発するにあたり、この制度を利用すれば開発コスト削減に寄与するものと思います。しかしながら、記事にもあるように、国の審査がなく、安全性の確認が曖昧なことから、消費者からそっぽを向かれない様に信頼性の高い制度とするためには企業自らの真摯な取り組みに期待したいところです。

(公財)広島市産業振興センター 常務理事 佐々木 正裕


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