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中央図書館からのおすすめ本(17) 『ぼくが教えてもらった「仕事で大切なこと」』 |
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『ぼくが教えてもらった「仕事で大切なこと」』 福島 雄一郎/著 (株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009年1月15日発行)
著者は、広島市内の某携帯電話ショップに勤めている現役の店長。実際に著者がこれまでに経験したエピソードを紹介しながら「働く意味」について考えていく内容になっています。 著者の経験に基づいて、様々な立場、シチュエーションから書かれているため、とてもわかりやすく、自分の状況に置き換えて考えることもでき、参考になる内容が豊富に書かれています。 著者自身の失敗談なども、飾らない素直な文章で書かれているため、各場面で上司、同僚などから言われたことや、アドバイスなどに素直に納得でき、また感動します。 自分だけが営業成績を伸ばすのではなく、グループスタッフ全体の成績を伸ばすように考えていくようになり、仕事の本当の達成感を味わったエピソードや、お辞儀や立ち居振る舞いの講習をきちんと身につけておく意味について教えてくれた言葉、ミスを恐れず新しいことにきちんと挑戦できる職場環境作りの大切さ、管理者・社員それぞれの立場の役割を理解することの大事さ、部下を叱るうえでの大事な理由など、仕事をしていくうえでのためになる言葉などが満載です。 そして、上司、同僚からの厳しく、かつ思いやりのこもったアドバイスをもらった多くのエピソードからは、上司、同僚からの思いやりはもちろんのこと、著者自身が感じている感謝の心も伝わってきます。 成長する楽しさが分かれば、仕事はきっと楽しくなるはずです。 と著者は語ります。仕事をするうえでの大事なこと、働くということについて、この本を読んでさらに仕事のおもしろさを発見してみてはいかがでしょうか。 ■問い合わせ先 広島市立中央図書館 事業課 TEL 082-222-5542 |