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中央図書館からのおすすめ本(22) (「明日の広告-変化した消費者とコミュニケーションする方法」) |
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●毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。
『明日の広告-変化した消費者とコミュニケーションする方法』 佐藤 尚之 /著 (株式会社アスキー・メディアワークス 2008年1月25日発行)
インターネット上のコミュニケーション・ツール「twitter(ツイッター)」が話題となっています。 ツイッターとは、登録しているユーザーが、自らの周りで起こる様々な出来事を140文字以内で表現して発信(ツイッター内では投稿することを「つぶやく」と言う)するというもの。 例えば、ある商品に対してつぶやいた場合、そのつぶやきは波紋のように広がり、多くの人が知るところとなります。 このようにインターネット上での個人の評価がリアルな情報として届けられるため、ビジネスの面でもクチコミ宣伝の一助を担うとして注目されています。 では、本当にインターネット上のクチコミは、広告として有効なのでしょうか? また、伝播力の高いインターネットに、広告は頼っていいのでしょうか? CMプランナーやウェブ・プランナーなどを経験し、長年広告業界に携わってきた筆者は、変化する消費者の動向を肌で感じつつ、その消費者に有益な情報を伝えるより良い方法をラブレターになぞらえて本書の中で説明しています。 渡す相手をしっかり観察し、心震わすラブレターを書き、最適なタイミングと場所を用意して想いを届ける。 商品に込められた想いを届ける広告の在り方は、届ける相手のことを考えれば自ずと見えてくるものなのかもしれません。また、この視点は広告だけではなく、その他の業界にも通用するものでもある気がします。 「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」を始めとした、筆者が関わった仕事の事例も豊富です。あなたが温めている想いをどのように伝えるか。この本を手にしてヒントを得てみませんか。 ■問い合わせ先 広島市立中央図書館 事業課 TEL 082-222-5542 |