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ティム・カルキンス/著
斉藤 裕一/訳
株式会社CCCメディアハウス (2019年9月発行)
この本は、著者ティム・カルキンス氏が8歳(1973年)のときに、コンテストで「ニワトリの洗い方」という初めてのプレゼンテーションを経験して以降、5000回以上のプレゼンテーションをこなし、その伝える力を実感して書いた、プレゼンのスキルを高めるための実践的な理論の本です。
著者は、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授で、優れた教員として、教育活動で数多くの賞を受賞しています。教え子たちがプレゼンテーションで失敗していることを多く見てきたことから、効果的なプレゼン術について紹介したものです。
プレゼンの事前準備、内容、リハーサル、会場セッティング、そしてプレゼン中の行動、質問への対応やフォローなど、基本から実践まで、丁寧に体系的に書かれています。
また、「プレゼンテーション」という言葉から、学生がすぐに思い浮かべるという「TEDトーク」や、スティーブ・ジョブズのプレゼンについても触れ、ビジネスのプレゼンの場面にはそぐわないとしながらも、そこから学ぶことができるそれぞれのメリットについても説明しています。
優れたプレゼンテーションは、「人々の意見を変えさせ、支持や承認を得ることにつながりうる」ので、プレゼンのスキルが高まれば、確実に仕事の成果も向上するといいます。
プレゼンテーションは、ビジネスの様々な場面で、重要なスキルです。ぜひ、読んで実践する参考にし、効果的なプレゼンテーションの力を体感してみてください。