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154 『できるビジネスマンは日本酒を飲む 外国人の心をつかむ最強ツール「SAKE」活用術』』 中條 一夫/著

中央図書館からのおすすめ本(154)


『できるビジネスマンは日本酒を飲む 外国人の心をつかむ最強ツール「SAKE」活用術』

中條 一夫/著
時事通信社  (2020年10月発行)

 

『できるビジネスマンは日本酒を飲む 外国人の心をつかむ最強ツール「SAKE」活用術』  中條 一夫/著  時事通信社  (2020年10月発行)

今、海外で日本酒への関心が高まる中、この本は、国際ビジネスの場で日本酒を人脈形成、情報収集、プレゼン、意見交換などのツールとして活用することを提案しています。

 

著者は、海外駐在や海外出張で外国人に日本酒を勧める機会が数多くありました。現在は、国際きき酒師(日本酒を外国語で適切・的確に案内する、日本酒の提供・販売スペシャリスト)の資格を持っています。

本の中では、日本酒の基礎知識とともに、自身の体験談を交えて外国人に日本酒を勧めるときの心構えや実践テクニックを紹介しています。

 

特におすすめしたいのは、「国際ビジネス目線で日本酒を選ぶ」の章です。日本酒選びに困った際に「何を選ぶ」ではなく「どうやって選ぶか」を、7つの選び方「目で選ぶ(瓶やラベルのデザイン)」、「耳で選ぶ(評判)」、「頭で選ぶ(ラベルの記述内容)」、「舌で選ぶ(試飲、過去の記憶)」、「懐で選ぶ(価格)」、「心で選ぶ(ストーリー)」、「足で選ぶ(地元の酒造、訪問した酒蔵)」で説明しています。
また、日本酒の風味を説明することが苦手でも、地元の銘柄は無敵で強力なストーリーを紹介することができるので、その中から、おすすめの酒を決めておくと便利だそうです。これらのアドバイスは、だれかのために日本酒を選ぶときに、きっと役立つでしょう。

 

日本酒について語れることは、そこから会話がふくらみ、ひいてはビジネスチャンスにつながり、ネットワークが広がっていっていきます。
まずは地元の酒造、酒蔵のストーリーを知ることで、人脈やビジネスを広げることができるかもしれません。

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