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事業報告

広島市産業振興センターNEWS
事 業 報 告

 技術振興部では、企業等の技術者の技術水準の向上を図るため、さまざまな技術課題をテーマにした研究を、会員企業や大学等と共同で、研究会形式で実施しています。平成24年度は8つの研究会を実施しましたので、年間6回にわたりその活動状況等を報告します。

 まず今回は、「農商工等連携研究会」について報告します。

 この研究会は、食品製造業者の方を対象に、地域の農作物や水産資源を活用した新商品等の開発につながる情報提供や、企業同士の交流を図る場を提供することを目的に、平成23年度、24年度の2年間開催しました。

 23年度は、広島大学の先生による農作物の乾燥技術についての講義や、広島市の食育の取組み、農水産物の現況についてなどの情報提供を中心に実施しました。

 24年度は、会員企業にとってより良い研究会とするため、年度当初、どんな内容で実施してもらいたいか会員の意向を調査し、その結果に基づきできるだけ会員の意向に添うような内容で実施しました。

 まず、関心が高かった「調理人との交流」では「プロの料理人に聞く新商品開発アドバイス」というテーマで、全日本司厨士協会中国支部の河村支部長から、調理師ならではの発想による新商品開発のためのヒントやアドバイスをいただきました。

 次に、「先進企業の事例」や「商品開発」として、全国的に有名な株式会社ニチレイフーズの商品開発グループ海外チームリーダー栩木英利氏からは「食生活の変化に応じた商品開発」について、また、企業コンサルタントとして多くの商品開発を手掛けた実績をお持ちの河合正嗣氏からは「地域資源を生かした新商品開発」について具体的な事例を交えてご講演いただきました。

 最終回では、最も関心の高かった「ブランド」にスポットを当て、株式会社ハーストーリィプラスからお二方を講師にお招きし、同社代表取締役佐藤 緑氏から「デザインはブランド確立の近道」というテーマで消費者行動に基づく商品開発について、また、同社プロデューサー泰永幸枝氏からは「地域資源を活用した地域ブランドの確立」というテーマで中国地方において地域ブランドに取り組んでいる事例の紹介などを講演いただきました。

 毎回講師の体験に基づく講演は好評で、その後の意見交換会では積極的にいろいろな質問がありました。

 当研究会は、一旦24年度で終止符を打ち、25年度からは特に商品ブランドの構築手法にスポットを当てた「商品ブランド研究会」として新たな活動をしていく予定にしています。ご関心のある企業の参加をお待ちしておりますので、奮ってご参加ください。

農商工等連携研究会


 会員(平成24年度)順不同

 岡本醤油醸造場、増田製粉(株)、(株)前田屋、ヤマトフーズ(株)、オクヒロ食品(株)、(株)にしき堂、堂本食品(株)、(株)山豊、ヒロコンフーズ(株)、(株)丸福食品、GN1食品科学研究所、(株)猫島商店、(株)ヒロツク、食協(株)、インスマート(株)、丸徳海苔(株)、(株)上万糧食製粉所、センナリ(株)、川中醤油(株)

■問い合わせ先 技術振興部 技術振興室(広島市工業技術センター内)
  TEL 082-242-4170(代表)


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