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技術情報の提供

広島市産業振興センターNEWS
技術情報の提供 (技術振興部 材料・加工技術室)
    「ゴムの反発弾性試験について」

 材料に物体を衝突させた際の、与えたエネルギーに対する反発したエネルギーの比を反発弾性率と呼び、材料が吸収するエネルギーの指標となります。
 ゴムの反発弾性率については、日本工業規格 JIS K 6255:「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-反発弾性率の求め方」 で、振子式試験と円盤振子式試験の2種類の試験方法が規定されています。
 当センターは、振子式試験に対応した試験装置(リュプケ式反発弾性試験機)を保有しています。
 リュプケ式反発弾性試験機では、ワイヤーでつられた鉄棒の振子を、高さ100mmから材料に衝突させ、衝突後の振子の戻りの高さ(反発後の高さ)を測定し、次の式により反発弾性率を求めます。

R=h/H×100
R:反発弾性率(%)
h:反発後の高さ(mm)
H:落下高さ(mm)

 反発弾性率の値が大きいほど高反発性のゴム、小さいほど衝撃吸収性の高いゴムということになります。

 実際の試験では、試験片を2個用意し、1個の試験片につき3回の打撃を与えて得た値の中央値をとり、2個の試験片の中央値の平均値を試験結果とします。

試験機の紹介(リュプケ式反発弾性試験機)
型 式 ASKER 高分子計器(株)
試験手数料 1試料につき 1,300円
機器使用料 1時間につき 100円

■問い合わせ先
  技術振興部 材料・加工技術室 (広島市工業技術センター内) 
  TEL 082-242-4170(代表)

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