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事業報告

広島市産業振興センターNEWS
事 業 報 告
「解析・シミュレーション研究会」について

 技術振興部では、企業等の技術者の技術水準の向上を図るため、さまざまな技術課題をテーマにした研究を、会員企業や大学等と共同で、研究会形式で実施しています。
 今年度は、平成24年度に実施した研究会等の中から6件の活動状況を報告します。
 第5回となる今回は「解析・シミュレーション研究会」について報告します。

■目的
 工業製品の性能評価をコンピュータ上で行う解析・シミュレーション技術は、製造業においてコストダウン、開発サイクルの短縮に大きな成果を上げており、その活用はものづくりにおいて必要不可欠なものとなってきています。
 当研究会では、構造解析、流体解析及び振動音響解析等製品性能の評価をコンピュータ上で行う解析・シミュレーション技術に取り組むことにより、会員企業の製品開発手法の高度化を図ることを目的として活動を行っています。

■平成24年度活動内容
 平成23年度から、自動車、船舶、航空機、建築・設備産業及び送風機等の流体機器産業の分野で活用されている流体解析に取り組んでいます。
 研究会においては、流体解析及び流体力学の基礎知識を習得することを目的として、アドバイザーによる講義を行っています。平成24年度は以下のとおり実施しました。

【アドバイザー】
広島大学大学院工学研究科 准教授 尾形 陽一 氏

第1回 非圧縮性ナビエ・ストークスの式の無次元化、 流体解析を行う上での各種指標、ガウス・ザイデル法、SOR法
第2回 境界条件、 SOR法、 不等間隔格子、流体解析を行う上での非圧縮性流体と圧縮性流体の違い
第3回 非圧縮性流体の体積膨張率、 流体の渦度、 流れ関数、ベルヌーイの定理、渦度・流れ関数
第4回 境界層方程式および境界層の厚さ、SMAC法、CIP-CUP法、密度関数法
第5回 混相流で使用するメッシュ、混相流への密度関数法の適用、ウェーバー数、界面の平滑化
第6回 保存形と非保存形、VOF法、THINC/WLIC法


流体解析のイメージ図


■問い合わせ先 技術振興部 システム技術室(広島市工業技術センター内)
  TEL 082-242-4170(代表)
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