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広島市中小企業支援センター > メールマガジン > 2014年度 > 中央図書館からのおすすめ本(81)

広島市産業振興センターNEWS 第155号(2015.1.15)

広島市産業振興センターNEWS
中央図書館からのおすすめ本(81)
  「困ったときには図書館へ~図書館海援隊の挑戦~」
 毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。
 なお、これまでに紹介した本については、当財団のホームページに「中央図書館からのおすすめビジネス図書」として公開しておりますので、いつでも見ることができます。

困ったときには図書館へ~図書館海援隊の挑戦~

  

『困ったときには図書館へ~図書館海援隊の挑戦~』

 

 神代 浩/編著

  

 (悠光堂 2014年10月31日発行)

 公共図書館は無料で本を読んだり借りたりできるところです。でも、それだけではなく、地域住民が抱える様々な課題の解決をお手伝いするところでもあるのです。

 「図書館海援隊」は、平成22年(2010年)1月、当時文部科学省生涯学習政策局社会教育課長であった著者の呼びかけに応じて集まった有志の図書館7館で結成されました。この本は、その「図書館海援隊」の発足の経緯からこれまでの活動を振り返り、今後の図書館のあるべき姿について問題提起をすることを目的に記されたものです。
 この「図書館海援隊」プロジェクトは、平成20年(2008年)の年末から平成21年(2009年)の年始にかけて問題となった「年越し派遣村」の様子を見ながら、「最低限の衣食住を提供されたからと言って、さあ次の仕事を探しましょう、と言われてもそんな気持ちになれるだろうか?」と感じていた著者のもやもやとした気持ちが発端となっています。その後、著者は社会教育課長となり、各地の公共図書館に足を運んで知り合った元気な司書たちに「派遣切りなどで失業した人々に対し、図書館として何かできることはありませんか?」と、この「もやもや」をぶつけてみます。そして、一人の司書から送られてきた「労働者の直面する問題と図書館のできること」と題された1枚の表を見たとき、「これなら、何かできるかもしれない」と確信したところから「図書館海援隊」が始まりました。
 当初は貧困・困窮者向けの支援に重点を置いていましたが、その後、関係部局と連携しながら医療・健康、福祉、法務等に関する支援を行っている図書館も対象となり、現在では50館の図書館が「図書館海援隊」に参加しています。(参加館一覧は文部科学省のホームページで確認できます。)
 また、地元のJリーグクラブチームと連携を行う「図書館海援隊サッカー部」や、NPO法人キャンサーリボンズとの連携を行う「リボン部」など派生ユニットも誕生し、図書館海援隊はその活動の幅を広げています。
 この本には、参加館の活動事例も詳細に掲載されており、地域に根ざした特色ある取り組みを知ることもできます。
 しかし、これらの業務は図書館法第三条の規定に沿ったものであり、「わざわざ海援隊を名乗らなくても、およそどこの図書館でも当たり前のように実施されていなくてはならない、図書館の本来業務なのである。」と著者は語ります。そして、地域住民に「『近くに本を借りられるところがあると楽しい』からでなく、『自分たちの生活を改善し、自分たちの住む街を良くするためには、図書館が役に立つ』から図書館が必要」だと認識してもらうために、司書はスキルアップを図り、館長は環境を整えるためのリーダーシップを取らなければならないと指摘します。
 図書館を利用される方には、図書館をさらに便利に使うための参考となり、図書館で働く者には、日々の業務を見直すきっかけとなる一冊です。

 さて、広島市立中央図書館も図書館海援隊に参加しており、図書館の資料や情報により、相談サービスや様々な機関と連携しながら事業を実施し、課題解決のお手伝いをしています。
 ビジネスに役立つ資料や商用データベースを使用できる端末を設置している参考閲覧室のビジネス支援情報コーナーや、中小企業診断士を迎え毎月第2土曜日に実施している起業や経営の相談を受ける「ビジネス相談会」、各機関と協力して実施する講座などはきっと仕事のお役にたてます。また、広島資料室の広島3大プロコーナーでは、サンフレッチェだけでなく、カープ、広島交響楽団の資料を集め、各団体と連携した事業で地域を盛り上げ、自由閲覧室Aの闘病記コーナーでは病名別に分類された闘病記の他に各患者会資料やキャンサーリボンズから提供を受けたがん患者に役立つ資料も設置しています。
 「困ったときには図書館へ」。
 皆様のご来館をお待ちしております。

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TEL:082-278-8032
E-Mail:assist@ipc.city.hiroshima.jp

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『困ったときには図書館へ~図書館海援隊の挑戦~』

 

 神代 浩/編著

  

 (悠光堂 2014年10月31日発行)

 公共図書館は無料で本を読んだり借りたりできるところです。でも、それだけではなく、地域住民が抱える様々な課題の解決をお手伝いするところでもあるのです。

 「図書館海援隊」は、平成22年(2010年)1月、当時文部科学省生涯学習政策局社会教育課長であった著者の呼びかけに応じて集まった有志の図書館7館で結成されました。この本は、その「図書館海援隊」の発足の経緯からこれまでの活動を振り返り、今後の図書館のあるべき姿について問題提起をすることを目的に記されたものです。
 この「図書館海援隊」プロジェクトは、平成20年(2008年)の年末から平成21年(2009年)の年始にかけて問題となった「年越し派遣村」の様子を見ながら、「最低限の衣食住を提供されたからと言って、さあ次の仕事を探しましょう、と言われてもそんな気持ちになれるだろうか?」と感じていた著者のもやもやとした気持ちが発端となっています。その後、著者は社会教育課長となり、各地の公共図書館に足を運んで知り合った元気な司書たちに「派遣切りなどで失業した人々に対し、図書館として何かできることはありませんか?」と、この「もやもや」をぶつけてみます。そして、一人の司書から送られてきた「労働者の直面する問題と図書館のできること」と題された1枚の表を見たとき、「これなら、何かできるかもしれない」と確信したところから「図書館海援隊」が始まりました。
 当初は貧困・困窮者向けの支援に重点を置いていましたが、その後、関係部局と連携しながら医療・健康、福祉、法務等に関する支援を行っている図書館も対象となり、現在では50館の図書館が「図書館海援隊」に参加しています。(参加館一覧は文部科学省のホームページで確認できます。)
 また、地元のJリーグクラブチームと連携を行う「図書館海援隊サッカー部」や、NPO法人キャンサーリボンズとの連携を行う「リボン部」など派生ユニットも誕生し、図書館海援隊はその活動の幅を広げています。
 この本には、参加館の活動事例も詳細に掲載されており、地域に根ざした特色ある取り組みを知ることもできます。
 しかし、これらの業務は図書館法第三条の規定に沿ったものであり、「わざわざ海援隊を名乗らなくても、およそどこの図書館でも当たり前のように実施されていなくてはならない、図書館の本来業務なのである。」と著者は語ります。そして、地域住民に「『近くに本を借りられるところがあると楽しい』からでなく、『自分たちの生活を改善し、自分たちの住む街を良くするためには、図書館が役に立つ』から図書館が必要」だと認識してもらうために、司書はスキルアップを図り、館長は環境を整えるためのリーダーシップを取らなければならないと指摘します。
 図書館を利用される方には、図書館をさらに便利に使うための参考となり、図書館で働く者には、日々の業務を見直すきっかけとなる一冊です。

 さて、広島市立中央図書館も図書館海援隊に参加しており、図書館の資料や情報により、相談サービスや様々な機関と連携しながら事業を実施し、課題解決のお手伝いをしています。
 ビジネスに役立つ資料や商用データベースを使用できる端末を設置している参考閲覧室のビジネス支援情報コーナーや、中小企業診断士を迎え毎月第2土曜日に実施している起業や経営の相談を受ける「ビジネス相談会」、各機関と協力して実施する講座などはきっと仕事のお役にたてます。また、広島資料室の広島3大プロコーナーでは、サンフレッチェだけでなく、カープ、広島交響楽団の資料を集め、各団体と連携した事業で地域を盛り上げ、自由閲覧室Aの闘病記コーナーでは病名別に分類された闘病記の他に各患者会資料やキャンサーリボンズから提供を受けたがん患者に役立つ資料も設置しています。
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