公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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リレートーク 7月15日号

広島市産業振興センターNEWS
リレートーク

当財団の課長及び室長以上の職員によるフリートークです。季節の話題、担当業務の紹介などを行います。


40年前、「毎日毎日 僕らは鉄板の上で焼かれて 嫌になっちゃうよ......」という歌が子供から主婦、ビジネスマンまで幅広く流行りました。現在でも日本最大のヒット曲で、レコード販売約500万枚を記録した子門真人さんの「およげ!たいやきくん」です。
歌は、たいやきくんが日々同じことの繰り返しが嫌になり、鉄板から飛び出して海に逃げますが、最後は釣られ食べられてしまうという内容です。日本最大のヒット曲としては何か悩ましい歌詞ですが、同様の悩みを多くの人がそれぞれ持っていて、この歌詞に共感したところにヒットした要因があるのではないかと思います。
現在でも通じるように感じますが、私たちを取り巻く環境は、少子高齢化の進行、インターネットや携帯電話(スマートフォン)の普及等に伴い当時と大きく変わっています。悩みの内容も変化しており、私たちはこうした状況に対応していくことが必要です。

先日、広島市精神保健福祉センターで開催された「ゲートキーパー研修(基礎編)」に参加しました。ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことを言います。研修では、うつ病の医学的な分析や対応方法、自殺予防などの話があり、基礎的なことを学ぶことができました。


質疑応答では、参加者からいろいろなケースの質問がありましたが、講師(医師)の方もケースバイケースでの対応が必要なため、これが解決策ということまで示しにくいようであり、問題の深刻さ、対応の難しさを改めて感じました。
日頃から、コミュニケーションをとり、心身の健康管理に注意をし、深刻な状態になる前に対応しておくことが必要で、症状が出てからの事後的な対応による解決は非常に時間がかかると思いました。


企業においては、従業員の心身の健康管理を含む労務問題をおろそかにすると、企業の業績にも影響が出てきます。それぞれの人が持つ悩みに対して、全てに完全な対応をすることは困難ですが、基本的な対応はしっかり行うことが必要だと思います。
経営上の労務問題については、当センターの窓口相談事業、専門家派遣事業などをご利用ください。


また、心の健康については、広島市精神保健福祉センターで本人やご家族から心の悩みや精神的な病気の相談をお受けしていますのでご紹介します。
広島市精神保健福祉センター
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1191568487462/index.html

(公財)広島市産業振興センター 中小企業支援センター副所長 木下 哲之

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