お電話でお問い合わせ
082-278-8032
メールでお問い合わせ
広島市産業振興センターNEWS 第185号(2016.4.15)
技術情報の提供 (システム技術室) 『3Dプリンターの利用方法』 |
||||||
3Dプリンターで造形する場合はCADモデルと呼ばれる3次元データが必要です。まず、CATIAなどのCADソフトを使用して造形したい形状のCADモデルを作成します。(図1)次に、CADモデルを小さな三角形で構成された造形用データに変換します。(図2)そして、変換された造形用データをMagicsなどの編集ソフトを使用して完成させた後、データを3Dプリンターに送信します。
|
||||||
当センターは2種類の3Dプリンターを保有しています。Stratasys社製の熱溶解式3Dプリンター「PRODIGY」(図3)と(株)キーエンス製のインクジェット式3Dプリンター「AGILSTA-3100」(図4)です。3Dプリンターで造形する際は、形状を保持するためにサポート材と呼ばれる余分なものが造形物に付着します。造形後、熱溶解式3Dプリンターでは手作業でサポート材を除去しますが、インクジェット式3Dプリンターではサポート材が水溶性であるため、溶液に浸けて除去します。サポート材の除去が終わると完成です。図5は同じ造形用データを使用し、2種類の3Dプリンターで造形した物です。(左:熱溶解式3Dプリンター 右:インクジェット式3Dプリンター)
|
||||||
■問い合わせ先 |
||||||