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技術情報の提供

広島市産業振興センターNEWS 第185号(2016.4.15)

広島市産業振興センターNEWS

技術情報の提供 (システム技術室)

『3Dプリンターの利用方法』


 3Dプリンターという言葉を聞いたことのある方は多いと思いますが、使ったことのある方はまだ少ないのではないでしょうか。今回は「造形するのに何が必要か」あるいは「どのような手順で造形するのか」など3Dプリンターの利用方法についてご紹介します。

 3Dプリンターで造形する場合はCADモデルと呼ばれる3次元データが必要です。まず、CATIAなどのCADソフトを使用して造形したい形状のCADモデルを作成します。(図1)次に、CADモデルを小さな三角形で構成された造形用データに変換します。(図2)そして、変換された造形用データをMagicsなどの編集ソフトを使用して完成させた後、データを3Dプリンターに送信します。

図1 CADモデルの作成 図2 造形用CADデータへの変換
図1 CADモデルの作成 図2 造形用CADデータへの変換

 

 当センターは2種類の3Dプリンターを保有しています。Stratasys社製の熱溶解式3Dプリンター「PRODIGY」(図3)と(株)キーエンス製のインクジェット式3Dプリンター「AGILSTA-3100」(図4)です。3Dプリンターで造形する際は、形状を保持するためにサポート材と呼ばれる余分なものが造形物に付着します。造形後、熱溶解式3Dプリンターでは手作業でサポート材を除去しますが、インクジェット式3Dプリンターではサポート材が水溶性であるため、溶液に浸けて除去します。サポート材の除去が終わると完成です。図5は同じ造形用データを使用し、2種類の3Dプリンターで造形した物です。(左:熱溶解式3Dプリンター 右:インクジェット式3Dプリンター)
 3Dプリンターに興味を持たれた方は、システム技術室までお気軽にご相談ください。

図3 PRODIGY 図4 AGILSTA-3100 図5 造形物

図3 PRODIGY

図4 AGILSTA-3100

図5 造形物

■問い合わせ先
 技術振興部 システム技術室 (広島市工業技術センター内)
 TEL 082-242-4170(代表)  E-mail:kougi@itc.city.hiroshima.jp

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