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事業報告 「広島品質工学研究会」 |
技術振興部では、企業等の技術者の技術水準の向上を図るため、様々な技術課題をテーマにした研究会やセミナーを実施しています。このコラムでは、こうした研究会等の活動状況等を報告します。
今回は、「広島品質工学研究会」について紹介します。
■品質工学とは
"品質工学"とはコスト"改革"手法として、マツダ(株)、トヨタ自動車(株)等の自動車メーカーやコニカミノルタグループ等の精密機器メーカーのものづくりに活用されています。また、米国では、創始者の故田口玄一博士の名を冠して"Taguchi Methods(タグチメソッド)"と呼ばれ、国内以上に盛んに活用されています。
参考:技術支援アラカルト『コストダウンは"改善"から"改革"の時代へ』
■研究会の活動報告(平成27年度)
(公財)広島市産業振興センターでは、平成5年度から、この品質工学の手法を技術開発に活用する研究会を開催しており、平成27年度(2015年度)からは、広島県立総合技術研究所と連携して開催しています。平成27年度の活動内容は以下のとおりです。
回 | 開催日 | 内容 |
第1回 | 平成27年6月12日(金) |
○講義「パラメータ設計の概要と実習」 ○演習「Excelを用いた実験計画の組み方、望目特性の計算」 |
第2回 | 平成27年6月26日(金) |
○講義「MTシステムの概要と実習」 ○演習「Excelを用いた動特性の計算、MTシステムの概要」 |
回 | 開催日 | 内容 |
第1回 | 平成27年5月29日(金) |
○講演 「リョービでの品質工学の取組み ~金型製作での活用事例~」 |
第2回 | 平成27年7月 9日(木) | ○開発テーマについての討議 アドバイザー:応用計測研究所(株) 矢野宏 氏 |
第3回 | 平成27年9月17日(木) | |
第4回 | 平成28年1月14日(木) |
■平成28年度 広島品質工学研究会について
平成28年度も(公財)広島市産業振興センターと広島県立総合技術研究所が連携して、内容を新たにして研究会をスタートしています。会員は随時募集していますので、ご興味のある方は研究会へ参加してください。
第1回 | 平成28年 5月18日(水)13:00~ ○講演:福山大学工学部機械システム工学科 内田 博志 氏 「産学公連携による広島クオリティづくり -新たな不確実性の時代を乗り切るために-」 ○提案課題の概要説明とアドバイザーからのコメント |
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第2回 | 平成28年 6月15日(水) ○研究テーマに対する指導・解説 アドバイザー:福山大学工学部機械システム工学科 内田 博志 氏 |
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第3回 | 平成28年 9月12日(月) ○研究テーマに対する指導・解説 アドバイザー:福山大学工学部機械システム工学科 内田 博志 氏 |
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第4回 | 平成28年12月14日(水) ○研究テーマに対する指導・解説 アドバイザー:福山大学工学部機械システム工学科 内田 博志 氏 |
■問い合わせ先
技術振興部 技術振興部 材料・加工技術室(広島市工業技術センター内)
TEL 082-242-4170(代表)、FAX 082-245-7199
E-mail kougi@itc.city.hiroshima.jp