公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

閲覧補助
文字サイズ
標準
拡大
検索
お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

中央図書館からのおすすめ本(101)

広島市産業振興センターNEWS

中央図書館からのおすすめ本(101)
『戦略読書』

 毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。
 なお、これまでに紹介した本については、当財団のホームページに「中央図書館からのおすすめビジネス図書」として公開しておりますので、いつでも見ることができます。


『戦略読書』


三谷 宏治/著
(ダイヤモンド社 2015年12月発行)



戦略読書

人と同じ本を読み続けていると、みんなと同じ発想しかできなくなり意見が被ってくる。経営コンサルタントである著者は、そんな経験から「人(の精神)は読むものからできている」として理解し、幅広いジャンルの本を読むことで、新しい発想を生み出し、自分の独自性をつくり上げる必要性に気づきます。

その「戦略的な読書」の方法とは、読む本を資源配分の枠組み「読書ポートフォリオ・マトリクス」として4つ〔ビジネス系か非ビジネス系か、基礎か応用・新奇か〕に分類し、時間を配分して読むことや、目的に応じて粗読み、斜め読み、熟読、重読と読み方を変えることです。また、ビジネスの発想につながる5つの視点((1)対比、(2)反常識、(3)数字、(4)一段深く、(5)抽象化)で読み、何が読み取れるかという「読め方」の差が本当の差になるとしています。

そして、読書により他者から学ぶだけでなく、自分なりに思考していくことが大切で、書くことで考えを整理し、人に話すことで理解し、発信し続けることで世界を広げることができ、自分の求めるテーマも深まっていくと言っています。

この本では、読書法の各項目の説明にあわせてビジネス書からまんがまで幅広く227冊の本を取り上げるとともに、著者が小学校1年生から社会人30年にわたる読書の中で出会った絵本、まんが、SF・ファンタジー、哲学、歴史小説、古典等の様々な分野にわたる読書経験の集大成として、巻末に、独自の視点と思考をつくるための基本書435冊も紹介しています。


ぜひ、この本を読んで多くの本と出会うとともに「オリジナリティ」のある人を目指し、ビジネスにいかされてはいかがでしょうか。



HOME

このページのトップへ