技術情報の提供（システム技術室） 「ＣＡＤモデルの作成」

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　三次元デジタルデータを活用して製品設計・開発をコンピュータ上で行うデジタルエンジニアリングは、高付加価値製品の開発、開発期間短縮、開発コスト削減等を目的として製造業全般で広く普及しています。

　そのデジタルデータの内、三次元ＣＡＤモデルは、ＣＡＥや３Ｄプリンタによる造形を行う上で必要不可欠なデータです。その作成には、ＣＡＤソフトを使用します。モデルの作成方法としては、指定した平面上に製品の断面形状を描き、それを押し出したり、回転させる等して立体化し、その作業を繰り返すことで目的とするモデルを作成します。

押し出し		回転
掃引		ロフト

　当センターでは、ＣＡＤソフトとして自動車業界で広く使用されているＣＡＴＩＡ　Ｖ５を導入しており、日常の技術指導相談や研修会で使用しております。今年度の７月から８月にかけて開催した「デジタルものづくり技術体験研修会」では、参加者の方々に以下のＣＡＤモデルを作成していただいた後、３Ｄプリンタでの造形、非接触式三次元測定機による形状測定等を行っていただきました。参加者の方々には非常に好評であり、デジタルエンジニアリングに関心のある方はぜひご相談ください。

造形用ＣＡＤモデル		３Ｄプリンタによる造形物

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