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中央図書館からのおすすめ本(118)

広島市産業振興センターNEWS

中央図書館からのおすすめ本(118

『頭がいい人は脳を「運動」で鍛えている』

 毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。
 なお、これまでに紹介した本については、当財団のホームページに「中央図書館からのおすすめビジネス図書」として公開しておりますので、いつでも見ることができます。


『頭がいい人は脳を「運動」で鍛えている

 菅原 洋平/著 

(ワニブックス 2017年12月31日発行)



頭がいい人は脳「運動」で鍛えている

著者の菅原洋平さんは、脳リハビリテーションを専門とする作業療法士です。この本は、著者の仕事であるリハビリテーションの技術と考え方を使い、脳と運動の関係について分かりやすく解説してあります。

パート1「ミトコンドリアを増やす」では、脳に栄養を届ける運動、よい睡眠をとるコツなど、脳の基本的な能力と運動について書かれています。

パート2「自律機能を高める」では、自律神経を整える効果的な運動方法について、運動する時間、簡単な呼吸法などが紹介してあります。

パート3「認知機能を高める」では、目の動きと集中の関係から脳の働きについて、なぜトイレに行ったときにいいアイデアが沸くのかなどの例を挙げて解説してあります。

また、脳は「動作の記憶」を自らが作ることによってバージョンアップするということです。例えば、仕事以外に勉強をしたいと思っているなら、帰宅したらまず机に座ってちょっとだけ手をつけてから休む。こうした行動をとることにより、脳は次に勉強をするという作業の予測ができ、行動に移しやすくなるそうです。

全体を通して、運動が脳を活性化するのはなぜかを、科学的な事実をもとに説明し、日常生活に効果的な脳の使い方について触れています。

この本の例を実践することで、運動で脳を変え、日常生活を整え、仕事の効率が変わるかもしれません。



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