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中央図書館からのおすすめ本(120)

広島市産業振興センターNEWS

中央図書館からのおすすめ本(120

『調べるチカラ』

 毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。
 なお、これまでに紹介した本については、当財団のホームページに「中央図書館からのおすすめビジネス図書」として公開しておりますので、いつでも見ることができます。


『調べるチカラ

野崎 篤志/著
日本経済新聞出版社



調べるチカラ

インターネットが普及して既に20年近く経ち、検索エンジンに調べたい情報に関するキーワードを入力すると、大量の情報が提示されるという、便利な時代になりました。
ただ、あまりにも情報が多く、その中から、本当に必要で信頼できる情報を見つけ出すにはどうすればよいのか、迷うこともあると思います。

本書は、情報があふれている「情報過多時代」において、欲しい情報を効率的・効果的に調べるスキルを身につけるための入門書です。知財情報コンサルタントとして活躍する著者から、どのような情報源を調べれば良いか、また検索エンジンを使うための具体的なテクニック、さらに、情報収集するために最も重要な「情報感度」を磨く方法などをわかりやすく学ぶことができます。

第2章「情報感度は誰でも身につけることができる」では、「調べるチカラ」をつけるための情報ネットワークを、①インターネット、②新聞・書籍など、③人に整理し、この3つの情報ネットワークをバランスよく使い分けることが必要であると述べています。さらにこのことは、第4章「インターネットで調べる」、第5章「インターネット以外のネットワークから調べる」で詳しく説明されています。
第5章の中では、情報感度を磨くためには「人」とのつながりが大切であり、まず家族や同僚などの身近な人とのコミュニケーションから情報収集をはじめることが提案されています。そして、人とのつながりを継続するには、自分自身も情報を発信していくことの重要性に気づかされます。

情報収集スキルは、ビジネスパーソンだけではなく、個人としての夢や目標を実現するためにも役立つ必須スキルである、と著者は言います。
「調べるチカラ」を高め、さまざまな場面で情報を活用することは、より豊かな人生を送ることにつながるのではないかと思わせてくれる本です。



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