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中央図書館からのおすすめ本(129)『世界基準のビジネスエリートが実践している 最強の体調管理』 |
毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。
なお、これまでに紹介した本については、当財団のホームページに「中央図書館からのおすすめビジネス図書」として公開しておりますので、いつでも見ることができます。
中根 一/著
(株式会社KADOKAWA 2018年11月8日発行)
身体のパフォーマンスが下がると、20代、30代でも疲労感が出てきます。40歳を超えたあたりから、ある一定の体質に偏っていく傾向があり、これが「老け込む」ということだと著者は述べています。
著者は東洋医学を専門とする鍼灸師であり、その立場から、「老け込む」ことへの対処法を「食事」「休息法」「生活習慣」に分け、様々な方法を紹介し、自分自身の身体の状態にあった「オーダーメイドの体調管理」ができるよう解説しています。
第2章「常に調子よくあるための最強の「食事」」では、昨今、糖質を摂ることを避けがちになっていますが、「糖質制限」よりも「満腹にならないこと」が大切で、考える仕事には糖質は必須であり、「頭脳労働者」にとっては糖を抜きにして、いい仕事はできないと説明しています。また、「朝の緑茶」はコーヒーの10倍パフォーマンスを上げるなど、簡単に身体を整える方法も紹介してあります。
第3章「一流と二流を分ける最強の「休息法」」では、正しい休息をとることが基本であり、その休息に必要なものとして睡眠を挙げ、睡眠をとっても疲れがとれない原因として、身体を修復する「成長ホルモン」の分泌量の減少を指摘しています。睡眠中の成長ホルモンの分泌を促すには「就寝する2時間前に、5分間だけ軽い筋トレ」を行うことが有効であり、その筋トレ方も示しています。
この本には生活に取り入れやすいものが多くあります。自分に合ったものを取り入れ、身体のパフォーマンスを上げる体調管理を行い、老けない身体を目指してみてはいかがでしょうか。