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広島市中小企業支援センター > メールマガジン > 2019年度 > 技術情報の提供(材料技術室)

広島市産業振興センターNEWS

技術情報の提供(材料技術室)

「木質材料のホルムアルデヒド放散量試験」


 

 当センターでは、木材・木質材料・木製品関係の依頼試験を行っています。

 合板や集成材、建築用ボードなどの木質材料は、日本農林規格(JAS)等に基づく品質試験として、接着の程度を調べる「浸せきはく離試験」やホルムアルデヒド放散量の試験があります。
 今回は、ホルムアルデヒド放散量試験について紹介します。

 

【ホルムアルデヒドとは?】
 無色の刺激性のある気体で、建材の原料となる塗料や接着剤等に使用されており、揮発性が高いため建材から放散されやすく、シックハウス症候群の原因となる化学物質のひとつとされています。
 市販されている家具等には、ホルムアルデヒド放散量により、少ないほうからF☆☆☆☆(エフフォースター)~F☆(エフスター)のランクに区分して標記されていることがあります。

 

【試験方法(デシケーター法)】
 ホルムアルデヒド放散量試験には、大きく分けてデシケーター法とチャンバー法がありますが、当センターではデシケーター法のみ実施可能です。
 材料から採取した所定枚数の試験片をデシケーターにセットし(図1)、底に蒸留水を入れた容器を置き、密閉して一定時間決められた温度で(JASに定める合板の試験方法の場合:20℃、24時間)放置し、試験片から放散されるホルムアルデヒドを蒸留水に吸収させます。
 この蒸留水に、ホルムアルデヒドがあると黄色く発色(図2)する「アセチルアセトン吸光光度法」により、紫外可視分光光度計(※1)(図3)で発色の程度を測定し、ホルムアルデヒド濃度を求めます。
 ホルムアルデヒド放散量試験についてお考えでしたら、まずはお気軽に御相談ください。
 ●試験手数料(※2)  3,300円/試料(成分)

 

※1 紫外可視分光光度計
 紫外・可視光の波長域における各種溶液の吸光度、透過率を測定する装置です。光の吸収特性が原子や分子に固有であることを利用して、定性、定量分析が行えます。
 ●試験手数料(※2)(紫外可視分光分析) 1,980円/試料
 ●設備使用料(※2)(紫外可視分光光度計)  110円/時間

 

※2 試験手数料・設備使用料は、消費税の税率引上げに伴う令和元年10月1日からの料金です。

 

20190917-8-4.JPG   20190917-8-2.jpg
図1 デシケーター法試験片設置例   図2 発色例

 

20190917-8-3.jpg
        図3 紫外可視分光光度計

 

  • ■ 問合せ先
  • 工業技術センター 材料技術室
  • TEL 082-242-4170(代表) E-mail kougi@itc.city.hiroshima.jp

 

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 当センターでは、木材・木質材料・木製品関係の依頼試験を行っています。

 合板や集成材、建築用ボードなどの木質材料は、日本農林規格(JAS)等に基づく品質試験として、接着の程度を調べる「浸せきはく離試験」やホルムアルデヒド放散量の試験があります。
 今回は、ホルムアルデヒド放散量試験について紹介します。

 

【ホルムアルデヒドとは?】
 無色の刺激性のある気体で、建材の原料となる塗料や接着剤等に使用されており、揮発性が高いため建材から放散されやすく、シックハウス症候群の原因となる化学物質のひとつとされています。
 市販されている家具等には、ホルムアルデヒド放散量により、少ないほうからF☆☆☆☆(エフフォースター)~F☆(エフスター)のランクに区分して標記されていることがあります。

 

【試験方法(デシケーター法)】
 ホルムアルデヒド放散量試験には、大きく分けてデシケーター法とチャンバー法がありますが、当センターではデシケーター法のみ実施可能です。
 材料から採取した所定枚数の試験片をデシケーターにセットし(図1)、底に蒸留水を入れた容器を置き、密閉して一定時間決められた温度で(JASに定める合板の試験方法の場合:20℃、24時間)放置し、試験片から放散されるホルムアルデヒドを蒸留水に吸収させます。
 この蒸留水に、ホルムアルデヒドがあると黄色く発色(図2)する「アセチルアセトン吸光光度法」により、紫外可視分光光度計(※1)(図3)で発色の程度を測定し、ホルムアルデヒド濃度を求めます。
 ホルムアルデヒド放散量試験についてお考えでしたら、まずはお気軽に御相談ください。
 ●試験手数料(※2)  3,300円/試料(成分)

 

※1 紫外可視分光光度計
 紫外・可視光の波長域における各種溶液の吸光度、透過率を測定する装置です。光の吸収特性が原子や分子に固有であることを利用して、定性、定量分析が行えます。
 ●試験手数料(※2)(紫外可視分光分析) 1,980円/試料
 ●設備使用料(※2)(紫外可視分光光度計)  110円/時間

 

※2 試験手数料・設備使用料は、消費税の税率引上げに伴う令和元年10月1日からの料金です。

 

20190917-8-4.JPG   20190917-8-2.jpg
図1 デシケーター法試験片設置例   図2 発色例

 

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        図3 紫外可視分光光度計

 

  • ■ 問合せ先
  • 工業技術センター 材料技術室
  • TEL 082-242-4170(代表) E-mail kougi@itc.city.hiroshima.jp

 

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