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新設機器の紹介(材料技術室)

広島市産業振興センターNEWS

 新設機器の紹介(材料技術室)

 「高温摩耗試験機、大型恒温恒湿室」


 公益財団法人広島市産業振興センターでは、広島市の中小企業が抱えている技術的な課題に対応するため、試験・検査用機器の整備を進めています。

 令和3年度に、公益財団法人JKAの補助を受けて広島市が下記の機器を整備しました。これらの機器については、依頼試験及び設備利用が可能ですので、製品開発、品質管理等に、是非御活用ください。

 なお、大型恒温恒湿室については、4月号でさらに詳しくお知らせする予定です。

 

①高温摩耗試験機

 

[機器概要・用途]

 この機器は、室温~1000℃の試験環境下で摩耗試験を行うことができる装置です。潤滑環境下での試験も可能です。各種機械装置などで使用される材料の実使用温度環境を想定した摩耗試験を行うことができ、機械装置のしゅう動部で使用される素材や表面処理に用いる材料選定に必要な耐摩耗としゅう動特性データの取得が可能です。

 ピンオンディスク又はボールオンディスク方式での試験が可能であり、試験中の摩擦係数をリアルタイムで計測できます。

 

[型式]

 株式会社アントンパール・ジャパン THT1000℃

 

20220315-5-1.jpg
図1 高温摩耗試験機の外観

 

[主な仕様]

 試験方式:ピンオンディスク及びボールオンディスク方式(図2参照)

 試験力:最大60N

 回転速度:1~1500rpm

 試験温度:室温~1000℃(潤滑環境下では、室温~350℃)

 

20220315-5-2.jpg
図2 各試験方式の概略図

 

②大型恒温恒湿室(大型恒温恒湿低温槽)

 

[機器概要・用途]

 この機器は、温度及び湿度を制御して恒温恒湿試験や温湿度サイクル試験を行うことができる機器です。大型の材料、部品及び製品等の温湿度に関わる耐久性試験や、特定の温湿度環境下での人の作業を伴う試験を実施することができます。

 

[型式]

 エスペック株式会社 TBE-4E20A6PT'L

 

[主な仕様]

 試験室内寸法:幅4070 mm、奥行1970 mm、高さ2100 mm

 両開扉寸法:幅1400 mm、高さ1800 mm

 温度範囲:-40℃~80℃

 湿度範囲:10~95%RH(10~80℃での一部)

 

■問合せ先

 工業技術センター 材料技術室

 TEL 082-242-4170(代表)

 E-mail:kougi@itc.city.hiroshima.jp

 


 

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