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事業報告「製品の振動評価技術に関する基礎研修会と解析・シミュレーション研修会の御紹介」

広島市産業振興センターNEWS

 事業報告「製品の振動評価技術に関する基礎研修会と解析・シミュレーション研修会の御紹介」


 システム技術室では、工業製品の開発や設計に関わる技術者の育成に活用していただける研修会を開催しています。今回は、製品の振動評価技術に関する基礎研修会と、解析・シミュレーション研修会について御紹介します。

 

■ 製品の振動評価技術に関する基礎研修会

 本研修会は、振動の基礎や振動評価技術についての解説と、サンプルを用いた振動試験の実習を組み合わせた研修会です。工業製品では振動に起因する不具合や不良が発生することがよくあります。不具合原因の特定や不良を防ぐためには、製品の振動特性を把握することが重要です。

 今年度の研修会では、振動特性を把握する手法として、実験的な手法と数値解析を用いた手法の解説を行いました。また、実習では、実験的な手法を用いてサンプルの振動特性を把握することを通じて、解説で得た知識を深めていただきました。さらに、事前に行った数値解析で得られた振動特性と比較して、二つの手法の差や特徴を確認していただきました。

 来年度も同様の研修会を実施する予定です。

図1 振動試験の様子

図1 振動試験の様子

 

■ 解析・シミュレーション研修会

 本研修会は、構造解析をテーマに、解析の活用方法や妥当な解析結果を得るためのポイントなどについて、実習を通じて学べる研修会です。

 昨年度の研修会では、複数部品の線形構造解析をテーマに解説を行いました。また、解析ソフトを使用して解析モデルの違いによる結果への影響の確認や、解析結果と事前に行った実験結果との比較を通じて、解析の妥当性検証の考え方について学んでいただきました。

 今年度は、2月21、22日の二日間で開催します。線形静解析に加えて、動解析についての解説と実習を行い、非線形解析への拡張についても解説を行います。

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図2 複数部品の構造物の負荷試験の様子

 

図3 実習で用いた解析条件

図3 実習で用いた解析条件

 

 システム技術室では、上記研修会のほか、三次元CADを用いたモデリング方法の指導や、CAEソフトを用いた構造解析に関する基礎的な内容の指導も行っています。

 技術者教育の一環として、これらの支援メニューをぜひ御活用ください。 

 

■問合せ先

  • 工業技術センター システム技術室
  • TEL 082-242-4170(代表)
  • E-mail:kougi@itc.city.hiroshima.jp

 

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