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中央図書館からのおすすめ本(24)

広島市産業振興センターNEWS
中央図書館からのおすすめ本(24)
(「岩崎弥太郎と三菱四代」)
●毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。


「岩崎弥太郎と三菱四代」

 河合 敦/著


(幻冬舎 2010年1月30日発行)


 「昭和恐慌」をご存知でしょうか?
 アメリカの株価暴落に端を発した世界的恐慌が日本まで波及し、中小企業の倒産が相次ぎ、失業者が激増した昭和5~8年頃までの大不況です。
 最も深刻であった昭和6年と恐慌前の4年を比較すると、賃金は13%、物価は30%下落するほどの経済状況でした。
 不況はいつの世も私達の生活に襲いかかってきます。

 そのような混乱の時代を生き残ってきた企業、またその企業の基盤となっている精神とはどのようなものなのでしょうか。

 日本の財閥の1つである三菱は、明治から現在までの様々な混乱を経験しながらも持ち堪え、今なお続く一大グループです。
 創業者の岩崎弥太郎の豪胆さ、二代目弥之助の温厚で協調的な性格、三代目久弥の大人的気質、四代目小弥太の猛烈なリーダーシップといった各社長の気質が、それぞれの時代にマッチしていたからこそ大きく成長したと、筆者の河合氏は本書で述べています。
 けれども、性質の違う4人に共通していたのは「国家社会のために事業を行う」という経営理念でした。

 私達は歴史や先人の行いから色々と学ぶことができます。
 混迷を極める日本を元気づけるには、どうすればいいのか。
 動乱期を乗り越え、三菱を大きく成長させた岩崎家の経営術から、ヒントが得られるかもしれません。

■問い合わせ先 広島市立中央図書館 事業課 TEL 082-222-5542


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