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技術振興部の試験機器の設備利用状況について

広島市産業振興センターNEWS
技術振興部の試験機器の設備利用状況について

 技術振興部では地域中小企業への技術支援として試験機器等の設備利用を行っています。企業の方にどのような機器を利用いただいているのかを、平成22年度の利用状況を例に紹介します。
 設備利用の全件数4,560件に占める各機器の割合は以下のとおりです。なお、ここでは使用料の単位、1時間を1件としています(1件=1時間)。

全設備利用に占める各使用機器の割合


 利用が最も多かったのは大型恒温恒湿低温槽(全体の49%)、2番目には恒温恒湿低温槽(全体の26%)でした。この2つの機器は特定の環境下における材料の変形・変質や製品の作動確認に使用します。なお、大型恒温恒湿低温槽は、内寸(mm)4,070×1,900×1,970(ただし、間口は1,400×1,800)で大型の製品の試験を行えることが特徴です。3番目に利用が多かったのは、製品の寸法測定(長さ、真円度、平面度等)に使用する三次元測定器、4番目は試料に低温、高温の急激な熱衝撃を与えるサーマルショック試験機、5番目は材料の硬さを測定する硬度計でした。

 このように昨年度は、恒温恒湿槽やサーマルショック試験機といった環境試験機器を多くご利用いただきましたが、技術振興部では、このほかにも企業の皆さまに利用していただける機器を多数保有していますので、お気軽に相談のうえ、ご利用ください(詳しくはこちら)。

■問い合わせ先 技術振興部 材料・加工技術室(広島市工業技術センター内)
           TEL 082-242-4170(代表)


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