技術振興部の各室の業務紹介

技術振興部の各室の業務紹介（材料・加工技術室） 「材料・設計技術融合研究会」
本研究会では、「品質工学」を用いた方法により研究開発を支援することを目的としています。各会員企業が、独自の研究テーマを設定し、講師からの研究に対するアドバイスを受けるとともに会員同士の討議により研究内容の向上を図っています。 　本研究会では、機械あるいはモジュールの性能とこれらの重量の両者を考慮しながら、材料技術と機械設計技術の積極的な融合によって高性能で軽量な機械・モジュールの開発を目的に活動しています。 　研究開発テーマを会員企業ごとに設定し、アドバイザーの指導の下で、当センター担当者が協力しながら研究開発を行っています。研究・開発テーマとしては、摩擦、摩耗、振動、軽量に関した分野が中心となります。 　研究・開発テーマによっては、これを具体化するために、産学官で連携して、各種の補助金事業を積極的に利用するようにしています。 　昨年度は、研究会のテーマの一つとして会員企業の㈱木下製作所が、国の補助事業に申請して、採択された研究テーマにおいて当センターと共同研究を行いました。当研究は、これまで廃棄処理されていたシリコン切削屑の再資源化処理に関するもので、写真は、当研究により作製した再生シリコンインゴットです。 再生シリコンインゴット(（株）木下製作所) 会員企業（順不同）　平成２４年１月現在 (株)エイシン、(株)音戸工作所、(株)木下製作所、(株)シンコー、(株)テクノクラーツ、 (株)日本製鋼所広島製作所、(株)日本パーカーライジング広島工場、広島シンター(株)、 豊国工業(株)、(株)明光堂 アドバイザー： 　広島大学大学院名誉教授 　柳沢　平　氏 　広島大学大学院教授 　永村　和照　氏 ■問い合わせ先　技術振興部　材料・加工技術室（広島市工業技術センター内） 　　　　　　　　　　　TEL　082-242-4170（代表）