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技術情報の提供(材料・加工技術室) 『新設機器の紹介(電子線マイクロアナライザー)』 |
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技術振興部 材料・加工技術室(広島市工業技術センター内)では、広島市の中小企業が抱えている技術的な課題に対応するため、試験・検査用機器の整備を進めています。 平成23年度は、総務省の地域活性化交付金(住民生活に光をそそぐ交付金)により広島市が下記の機器を整備しました。 電子線マイクロアナライザー 電子線マイクロアナライザー [型式] 株式会社島津製作所 EPMA-1720H [仕様] ①分析可能元素 ホウ素(B)~ウラン(U) ②X線分光器 WDX(5ch)+EDX ③フィラメント CeB6,W ④表面観察倍率 40~40万倍 ⑤最大試料寸法 100mm×100mm×50mmt [機器概要・用途] 非常に細く絞った電子線を試料に照射し、試料表面の観察を行うとともにその部分から発生する特性X線を検出することで微小領域(サブミクロン~)の元素組成を明らかにする装置です。金属材料中の介在物、腐食生成物や変色の原因物質、食品等に混入した異物などが、どんな元素で構成されているか(定性分析)、どれ位の量を含んでいるか(定量分析)、どんな濃度分布であるか(面分析、線分析)知ることが出来ます。 ■問い合わせ先 技術振興部 材料・加工技術室(広島市工業技術センター内) TEL 082-242-4170(代表) |