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中央図書館からのおすすめ本(44)

広島市産業振興センターNEWS
中央図書館からのおすすめ本(44)
『次から次と成功する起業相談所』
 毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。
 なお、これまでに紹介した本については、当財団のホームページに「中央図書館からのおすすめビジネス図書」として公開しておりますので、いつでも見ることができます。

『次から次と成功する起業相談所』

『次から次と成功する起業相談所』

 小出 宗昭/著


(亜紀書房 2011年11月3日発行)


 広島市立中央図書館では広島市中小企業支援センターとの共催で、毎月一回起業相談会を開催しています。この事業の担当者として『次から次と成功する起業相談所』という書名にひかれ、手に取りました。著者は静岡銀行に入行、2001年「SOHOしずおか」へ出向。起業家の創出と地域産業活性化に向けた支援活動が高く評価され、2005年「Japan Venture Award2005」経済産業大臣表彰を受賞されています。2008年(株)イドムを設立し、「富士市産業支援センターf-Biz」の運営を受託し、センター長に就任。起業支援家として活動を始めて以来10年間で750件以上の新規ビジネスの立ち上げに関わっています。そして2007年度より内閣官房所管の「地域活性化伝道師」も務めています。

 成功の鍵とは「どんな人、事業、会社にもセールスポイントがある」と信じることであり、自分の強みは何か、商品の売りは何か、とことん掘り下げてみることだと提言しています。また誰もが認めるブランド力を強化するためにパブリシティを活用し、話題性・社会性・共感性というポイントを念頭に置きながら特性を見極めていくことが大事だとしています。たとえば、『ホラーファン待望の日本一怖いトイレットペーパー』というトイレットペーパーのカタチをした書籍を書店に陳列して、話題性をうまく使いながら、コンセプトを明確にし、ターゲットを狙い打って成功した富士市の製紙会社の事例があります。

 注目すべきは、この成功事例をたくさん作り広めていくという点です。より具体的でわかりやすい成功事例を積み上げることが重要であり、報道機関の取材を受けるなどアピールをしていくことで、非常にわかりやすくなり、次に展開していくチャンスとなります。

 支援者に求められる三つの能力はビジネスセンス、コミュニケーション能力、そして何より情熱であるとして、「いっしょにチャレンジしませんか!」と発信しています。

 広島でのチャレンジとして、12月9日より広島市立中央図書館の展示ホールにおいて、第12回ひろしまグッドデザイン賞の展示を開催しています。広島での成功の鍵を、この本と合わせて、直接見て感じ取っていただければと思います。

■問い合わせ先 広島市立中央図書館 事業課 TEL 082-222-5542
これまでに紹介した本 「中央図書館からのおすすめビジネス図書」



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