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中央図書館からのおすすめ本(48)

広島市産業振興センターNEWS
中央図書館からのおすすめ本(48)
『巨人たちの本棚-偉大な経営者はこんな本を読んでいた』
 毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。
 なお、これまでに紹介した本については、当財団のホームページに「中央図書館からのおすすめビジネス図書」として公開しておりますので、いつでも見ることができます。

『巨人たちの本棚-偉大な経営者はこんな本を読んでいた』

『巨人たちの本棚
  -偉大な経営者はこんな本を読んでいた』

 久我 勝利/著


(光文社 2012年2月20日発行)


 新年度を迎え、みなさん新しいスタートを切られたのではないかと思います。この時期になると、図書館で毎月一回開催されているビジネス相談会は、定員いっぱいになります。この本は、そんな新しい一歩を踏み出したビジネスパーソンの方にご紹介したい一冊です。

 一冊の本が、一人の人間の一生を変えてしまうことがあります。
 本との出会いは人との出会いと同じで、その人の行動や考え方に大きな影響を与えます。

 ここに紹介してある「巨人」とは、有名なSONYの井深大や、行革の鬼として知られる土光敏夫、トヨタ帝国の豊田佐吉・喜一郎、実業界の巨人渋沢栄一、安田財閥の安田善次郎、三菱財閥の岩崎弥太郎と、副題のとおり偉大な経営者ばかりです。
 こうした巨人たちの伝記を交えながら、どんな本を読んで、どのような影響を受けていたのかを紹介しています。
 なかでも、岩崎弥太郎の愛読書は頼山陽著作の『日本外史』で、頼山陽は広島ゆかりの人物です。この著作は幕末から明治初期にかけて大ベストセラーだったようです。同書は源平時代から徳川幕府までの武家の歴史を叙述した本で、漢文で書かれていたため、岩崎弥太郎自身が解読するためしばしば読書会を開いていたということです。
 岩崎弥太郎は、この頼山陽の人生と共通点が多く、親近感を抱いていたのかもしれないと著者は読み解いています。

 みなさんも本を通して、こうした巨人たちと出会っていただければと思います。
 そして、いろいろな人やたくさんの本とも、出会いを求めて積極的に行動すれば、またひとつ違う新しい世界が開け、新しい自分と出会えるかもしれません。

■問い合わせ先 広島市立中央図書館 事業課 TEL 082-222-5542
これまでに紹介した本 「中央図書館からのおすすめビジネス図書」



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