<広島市産業振興センターNEWS 第268号(2020.11.16)掲載>
当財団では、有望な事業モデルを有する創業予定者と創業3年未満の中小企業者を対象に、事業計画策定から事業運営までを、専門家派遣や融資により総合的に支援を行う「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」を実施しています。
同事業の認定を受けられた「ひとつ麦」の吉原幸子さんにお話を伺いました。
【事業概要】
お客様に「着物を気軽に楽しんでいただく」ために、短期間に短時間で着物を着る技術を習得する講座、お客様の保有する着物を整理することで価値を伝える独自のサービス、手仕事の素晴らしさを実感する世界各国の刺繍や織物による和装品の企画販売を行います。
本事業を通じて、着物着用人口を増やし、着物文化及び職人の技術承継に貢献することを目指します。
【現在の活動状況】
創業直後、コロナ禍に合い、海外の刺繍生地の仕入れが出来なくなりました。対面による着付け教室も実施できない中、友禅や日本刺繍のできる職人さんと出会い、改めて日本の手仕事に目を向け、直接職人の活動を支える方向に道が開かれつつあります。10月には可部の呉服屋で、日本刺繍のワークショップを中心とした多角的なイベントを行いました。11月7日、8日には東広島市福富町で、地元の方からご提供いただいた着物による撮影会を現地の古民家で行いました。
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【これから創業される方へ】

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起業前から、想定される顧客とのコミュニティを作ることをお勧めします。Facebook等のSNSでのつながりからで構いません。自分の商品にお金を払って応援してくれる仲間を作り、困った時に相談したり、協力の得られる緩やかな組織の形成をお勧めします。個人からも、公的機関からも支援を受けて、あなたの事業を拡げてください。
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【所在地】 広島市安佐南区西原 【営業時間】 9:00~19:00
【定休日】 不定期 【電話】 090-3634-0983
【HP】
https://hitotsu-mugi.com/
■問合せ先 中小企業支援センター創業支援担当 TEL082-278-8032
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