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(132)紙媒体とWEBマーケティングの効果的な活用方法(第2回)

紙媒体とWEBマーケティングの効果的な活用方法(第2回)

 

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紙もWEB も「強み」と「ストーリー」を伝える事が大切

 

 

株式会社テックヒューマン 代表取締役

ITコンサルタント

藤井 祐介(ふじい ゆうすけ)


 

皆さまこんにちは。

前回はWEBマーケティングは「無料で長期」、「有料で短期」の2種類しかないというお話をさせていただきましたが、今回は「強み」と「ストーリー」の大切さをお話します。

 

今では、誰もやっていないオンリーワンの事業を探すことは難しいような、何でも手に入る世の中になりました。そんな中で皆様の商品やサービスの良さを、見込み客に理解してもらうには、「強み」と「ストーリー」を明確に伝える必要があります。

 

商品やサービスの強み

当然の事ですが、同じように見える商品なら安い方が買われます。

という事は、同業他社の商品やサービスとの明確な違いや特徴、お客様が購入する理由を伝えないと、価格のみで勝負しないといけない状況に巻き込まれます。当然、価格勝負になると、大手商品には絶対に勝てません。

ですので、商品やサービスの強み、受賞歴やお客様の声、メディア掲載実績などの特徴をいくつも書き出し、それをホームページやランディングページ、チラシやDM等に記載して、「自分の商品をいま買う理由」を見込み客に明確に伝えることが大切です。

 

商品やサービスに紐づくストーリー

こちらも、先ほどと同様の切り口で考えると、同じように見える商品なら、価格だけが書いてある商品よりは、生産者の苦労やこだわり、生い立ち、なんでこの商品を作ったのか?などが書かれている商品が買われます。

消費者は人間です。人間には、「販売者の気持ちに共感できるものを購入する」という消費者心理があるからです。
ストーリーは、時には価格差を凌駕して、10倍も値段の高い商品であっても、ストーリー性を感じる商品が売れることは珍しい話ではありません。

 

では、実際はどう?

ここまでは、机上の空論のようなお話をしてきましたが、事実、弊社のお客様の中でも、商品(サービス)に明確な強みがあり、それを取り扱うストーリー性がしっかり表現できている事業者様は、ECサイト単体でも売上を伸ばされていますので、私自身も間違っていないと確信しています。

 

よく、ネットに弱いから不利だとか、紙媒体は効果が出ない、などを相談されるケースも多いのですが、実際は媒体の影響よりは、これまで書いてきた「強み」や「ストーリー」がちゃんと記載されているか?
の方が重要な要素だったりもします。

 

ここがしっかりできていれば、比較的どの媒体でも効果は出てくるはずです。(憶測も入ってきて申し訳ありません。)

 

まとめ

以上、商品の「強み」と「ストーリー」という2つの要素が、商品を売るためにはとても大切だという事をお話させていただきました。

無料集客をするにしろ、有料集客をするにしろ、まずは、皆様がご自身の商品やサービスに対してこの2つの要素はしっかり把握できていますか?

そして、それをちゃんとお客様に伝えられてますか?

 

このあたりを一度見直してみるいいきっかけになればと思います。

 

■<執筆者プロフィール>

 

株式会社テックヒューマン 代表取締役

ITコンサルタント

藤井 祐介(ふじい ゆうすけ)

  

広島生まれ。自動車メーカーから2010年に独立し、スマートフォン(当時はケータイ)を主軸に置いたWEBマーケティング、WEBデザインを行い、これまで450社以上の相談に耳を傾けてきた。
常に経営者に寄り添い、"お客様よりも商品やサービスを理解する"事を理念にし、背伸びしすぎないちょっと先のWEBマーケティングを提案する。
公益財団法人広島市産業振興センター、広島東商工会のIT専門家として、お客様と一緒に日々進化するインターネット広告の勉強を行う。




 

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