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ビジネスとICT(第2回)

今からできるSEO対策!
貴方のホームページの検索順位を上げる方法


 中小企業の経営者が抱える経営課題について、
専門家の方にわかりやすく解説していただいています。
 なお、このセミナーの内容は、当財団のホームページに「Webセミナー」として公開していますので、いつでも見ることができます。

有馬 猛夫
有馬 猛夫 さん

   今からできるSEO対策!
  貴方のホームページの検索順位を上げる方法


    有馬 猛夫 (ありま たけお)

      株式会社ネクストビジョン
      代表取締役社長


■SEOとは?
 「せっかくホームページを立ち上げたのに全く売上に影響しない」という声をよく聞きます。それはそのホームページが人目についていないからかもしれません。

 SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、「検索エンジン最適化」のことです。
 簡単に言えばYahoo!、Google、gooなどの検索エンジンの検索結果で上位に表示させるための技術のことをいいます。

 ユーザーの多くは、検索エンジンを利用して目的のホームページを探しています。
 検索エンジンを利用する人は、検索結果を見て、目に留まるホームページをクリックし訪問しているので、ユーザーの目に付きやすい上位の場所に表示されなければ、なかなか訪問されません。

 検索エンジンに上位に表示させることは、ホームページによる営業効果を高める上で極めて重要なことなのです。


  



■検索エンジンの検索順位の仕組み
 人間は、ホームページを視覚的に『どういった内容のホームページなのか』を判断していますが、プログラムである検索エンジンは、ホームページのソース(ページの元となる一連の文字の羅列)を読み込み、どういった内容のホームページの内容かを判断しています。
 その結果、検索エンジンが「有益であろう」と判断したものが上位に表示され、「よくわからない」と判断したものが下位に表示されるようになっています。

 従って、人間にとっても、プログラムである検索エンジンにとっても「必要な情報だ!」と判断させるための工夫が必要になるのです。

 SEO対策のノウハウは大きく分けて「内部的要因」、「外部的要因」、「キーワード選定」の3つの要素に大別できます。
 ※ 検索エンジンよって評価基準は異なります。

■内部的要因
 具体的にどのようにホームページを作ったらいいのか考えるのが「内部的要因」です。色々技術的にはコツがあるのですが、次の5つにポイントを絞って解説します。

[1] 【テーマの統一性】
 検索エンジンは、テーマが統一され、まとまっているホームページほど評価される傾向があります。 ホームページを作る前にしっかりとテーマを決めておく必要があります。
 ※ 1つのホームページには、あれもこれもと盛り込まないようにするのが無難です。

[2] 【ページ内キーワード】
 検索エンジンは、キーワードの露出度を見てページの重要キーワードを認識しています。従って適度にキーワードを露出していく必要があります。
 また、画像ばかりのページやテキスト量が少ないページでは、キーワードの比率が高くなりすぎてしまうのでテキスト量を増やしキーワードの露出度を調整する必要があります。
 ※ 読み応えがあるしっかりした文量があったほうがいいです。

 キーワードとなる言葉をきっちり埋め込み、「これ」「それ」「あれ」といった指示代名詞を安易に多用しないように注意してください。

[3] 【コンテンツの充実度】
 ホームページのボリューム、1ページ1ページの充実度など、検索エンジンを意識して作るのではなく閲覧者を意識して作ることが重要です。
 検索エンジンは、検索エンジンユーザーに対して有益なサイトを検索結果に表示することを目的としています。
閲覧者を意識したコンテンツ作りは、自然とSEO対策につながってきます。
 ※ 「儲けよう儲けよう」と欲張らず、「情報提供しよう」「読んでもらおう」と考えて読み手の立場に立ったホームページ創りを心掛けましょう。

[4] 【ページ内リンク】
 検索エンジンはリンクを辿りホームページを読み込んでいます。そのため、リンク切れのあるページや構造が複雑なサイトは、検索エンジンに読み込まれにくくなります。
 検索エンジンがホームページを読み込みやすいリンク構造が必要です。
 ※ リンクの数は多い方が有利といわれていますが、迷路みたいにすると返って逆効果です。

[5] 【更新頻度】
 ホームページの更新頻度も検索結果の評価の対象の1つです。テキストや画像を変更するだけでなく、新しい情報追加、ページの追加などコンテンツボリュームを増やすことが重要です。
 ※ 常に新鮮な状態に維持しておくこと。ほったらかしではいいことにはなりません。

■外部的要因
 他のどんなホームページからリンクされているか?という点が「外部的要因」なのです。実のところ、この影響度は大きく、内部的要因が30%、外部的要因は70%の効果があると言われます。従って外部的要因には重点的に取り組むことで効果は比較的表れやすくなります。
 ポイントは以下2点です。

[1] 【被リンクの質 (リンクポピュラリティ)】
 被リンクの質は、リンクを張っているホームページの質になるという傾向があります。
 関連性ある上質のホームページや検索エンジンなどの評価の高いホームページにリンクを張ってもらう事で、検索エンジンの高い評価を得ることができます。
 また、リンクを張ってもらってからの経過期間も重要になります。
 ※ 業界団体の協会などに所属しているなら、その協会からリンクを張ってもらうといいでしょう。

[2] 【被リンク数 (バックリンク)】
 検索エンジンは、数多くのリンクを受けているホームページを評価する傾向があります。これは、そのホームページの支持数として判断するためです。
 しかし、関連性の無いサイトや、検索エンジンからの評価が低いサイトから多くリンクを張られてもあまり評価してもらえません。
 ※ 信頼できるブログなどの関連する記事にリンクを張ってもらうと効果があります。アダルトなどの怪しげなホームページからリンクを張られると逆効果になるので注意してください。

■キーワード選定
 キーワード選定する上で、「ホームページで何を伝えたいのか?」、「誰に見てもらいたいのか?」、「どういった検索ワードで上位表示したいのか?」といった部分を明確にしていく必要があります。キーワードによってそのホームページの方向性が決まってしまうといっても過言ではありません。
 ポイントとして、以下の3点の内容を踏まえてしっかりとキーワードを選定してください。

[1] 【サイトのテーマ】
 キーワード選定する前に、サイトテーマを再確認しておく必要があります。
 これは、SEOを構成する要素のひとつが「テーマの一致」にあるからです。
 Webサイトを構築する上で、コンセプトがブレないようにしっかりとしたテーマを決めておく必要があります。

[2] 【ターゲットユーザーとニーズ】
 サイトテーマにあったターゲットユーザーが見えてくると、ホームページの核となるメインキーワードが決まってきます。
 メインキーワードは、ターゲットユーザーとニーズを繋ぐキーワードを選定していきます。
 このキーワード選定基準として、ユーザーができる限り検索しそうなキーワードを選ぶということが重要です。

[3] 【1ページ・1キーワード】
 SEOを行う上で1ページ・1キーワードは基本となっています。
 複数のキーワードを記述したページは、検索結果に表示されにくくなります。
 これは、1ページ内に複数のキーワードを記述することで、ページのコンセプトにまとまりが無くなってしまい検索エンジンにとっても閲覧者にとっても、何について書いてあるページなのか分かり辛くなってしまうためです。
 キーワードが多くなりそうな時は、そのキーワードがホームページに必要なのかしっかりと見定めて決めていきましょう。

■最後に
 本当のSEO対策とは単に検索順位が上位にくるだけでなく、企業に「利益」がもたらされてこそ。利益に繋がるホームページにするためにはこれまで解説した以上の様々なノウハウが必要です。

自社でできることも色々ありますが、本気でホームページで利益をあげたいなら、信頼できるSEO専門のコンサルタントの意見を一度は聞いてみるのも正しい選択かもしれませんね。



■<講師プロフィール>
 有馬 猛夫 (ありま たけお)
 1966年山口県生まれ。IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
 一般社団法人広島県情報産業協会常務理事、HiBiS(広島インターネットビジネスソサエティ)副運営委員長を務める。
 

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