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広島市中小企業支援センター

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  1. 広島市中小企業支援センター

創業にあたって(第1回)

経営は見える化できれば失敗しない


 中小企業の経営者が抱える経営課題について、
専門家の方にわかりやすく解説していただいています。
 なお、このセミナーの内容は、当財団のホームページに「Webセミナー」として公開していますので、いつでも見ることができます。

 今回から3回にわたり、広島市内でこれから創業を予定している方を対象にして平成25年1月20日から開催する「事業計画作成実践ゼミナール」の一部を、講師の方から紹介していただきます。

西原 裕
西原 裕 さん

   経営は見える化できれば失敗しない


          西原 裕 (にしはら ゆたか)

          株式会社創研 代表取締役




 仕事における伝える技術として「図解化」を活用して論点すっきり整理整頓で考えるスキルが話題になっています。今回は図解スキルを活かした経営戦略の実践法についてみなさんと一緒に考えてみましょう。

■ものごとはシンプルに「△図解」で考える(図解のポイントは2つ)

① △は3点の3つのキーワードで考えることでムラなくモレなく考える。
② △の中で問題や課題を明確にすることで論点スッキリ!

【「△図解」の事例】





■経営戦略も「△図解」で事業領域を考える

  ・「自社」、「顧客」、「競合」
          3つのキーワード

  ・顧客を取り巻く環境を考える

  ・顧客ニーズを具体的に

  ・競合の脅威と弱点を具体的に

  ・自社の強みと弱みを具体的に
 

※ 顧客が強敵の場合は市場や顧客をチェンジして新しい土俵へ行く。


■「□図解」の強みをチャンスに活かす

① ものごとを考える前に枠「□」をつくって箇条書きで考える。
② 「□図解」は内部環境と外部環境に分類し、それぞれを左右で比較検討する。
③ 良い点(強み)を機会(チャンス)にあてはめてものごとを考える。

【「□図解」のSWOT分析の事例】

【外部環境】(景気・消費動向・競合・周辺人口・立地等について記入)
Opportunity 機会(チャンス) Threat 脅威(ピンチ)
・A市において本格中華の専門店は少ない。
・オフィス街もあり法人利用にも期待。
・A市は飲食店舗も多いが相乗効果で集客に期待できる。
・おしゃれなアジアンレストランブーム。
・近隣の○○ヤンは低価格中華ファミレスであり、価格競争力では負ける。
・飲食のオーバーストア地域であり、今後当店と同様な店舗の競合出店が心配。
・顧客の食に関する流行の変化への対応が厳しい。
【内部環境】(商品サービス・創業者の経験・人脈・資金・ノウハウ等について記入)
Strong 強み Weakness 弱み
・高い技術と独創性あるオリジナル料理。
・広東と上海を融合させた海鮮はA市周辺では当店のみ。
・厳選素材(貝・えび)に関しては、B水産と特別に契約。安定供給が可能。
    (B水産は私の親戚です)
・接客やホール運営の経験が乏しく不安。
・店舗の販促に関して経験が少ない。
 (味には自信があるのだが・・・)
・盛り付けの色彩に関して不得意。


■シンプルシンキングの図解化の3つのポイント

① 箇条書きで言いたいことのキーワードを明確にする。
② 3点以内で論点を表現するために△(三角図)で考える。
③ □(四角図)は4つの枠を考えて、上下左右で比較検討して考える。



■<講師プロフィール>
 西原 裕 (にしはら ゆたか)
 大学を卒業後、経営コンサルタント会社の(株)創研に入社。中小企業診断士の資格取得後、同社の経営企画室室長を経て、平成12年8月に代表取締役に就任。
 創業支援や販売促進支援、新分野進出支援、事業再生支援などに精通するエキスパートとして、中小企業の経営診断・指導に携わるとともに、当支援センターの登録専門家、中小企業大学校・県・商工会議所などのセミナー講師としても活躍中。
 

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