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  3. 149 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』 ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロランド/著 上杉 周作、関 美和/訳

中央図書館からのおすすめ本(149)


『FACTFULNESS(ファクトフルネス)

 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロランド/著 上杉 周作、関 美和/訳
日経BP社 (2019年1月発行)

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 ファクトフルネスとは、事実に基づいて世界を正しく見ることです。

 著者ハンス・ロスリングは、スウェーデン人の医師、グローバルヘルスの教授で医療と公衆衛生に関する世界的権威であり、世界保健機構やユニセフのアドバイザーも務めていました。2017年に他界し、子息のオーラ・ロスリング、その妻アンナの両氏が原稿を整理補筆して本書に仕上げたということです。
 この本では、人々が陥りやすい世界認識の誤りを、自らのドラマティックな体験も織り交ぜ、グローバル化・情報化が進んだ現代の状況に即して解説しています。
 まず、冒頭で世界の事実に関する3択クイズ13問が出されています。1問目は、「現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう? A 20%、B 40%、C 60%」です。同じ13問で、2017年に行ったオンライン調査では、日本を含む世界14か国・1万2千人の平均正解数は、地球温暖化の質問をのぞけば、12問中たったの2問。全問正解者はいなかったということです。
 この結果を招いた原因について、著者は、知識のアップデート不足とともに、人間の「分断本能」、「ネガティブ本能」、「恐怖本能」、「過大視本能」、「犯人捜し本能」など10の本能に関係があると分析しています。例えば、先のクイズに正解できないのは、「分断本能」つまり世界は分断されているという思い込みがあるためだと言います。
 この本を読むことで、10の本能を抑える術を学ぶことでき、未来を予測して危機に対応できる新しい価値観が見つかるなど意識の変化を感じることができます。
 世界の見方が変わることで、困難を感じている状況から一歩踏み出すきっかけになるかもしれません。

 

 コロナ禍で、世界中が先の見えない不安に覆われている今だからこそ、読んでほしい一冊です。

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