公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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リレートーク 7月15日号

広島市産業振興センターNEWS

思いつくまま書いてみました(リレートーク)

当財団の課長及び室長以上の職員によるフリートークです。季節の話題、担当業務の紹介などを行います。


 

「白書」の活用を

 「白書」をご存じでしょうか。有名なものは、昔で言えば旧経済企画庁が作成した「経済白書」であり、現在は内閣府が作成する「経済財政白書」があります。「白書」はほとんどの省庁で作成されており、政府の公式見解を示しているとともに、一級品の資料ではないかと考えます。また、税金で作っていますので、著作権は発生せず、引用は必要ですが、極めて使い勝手の良い資料と言えます。

 それでは「白書」はどこにあるのでしょうか。通常は官報販売所等で販売されていますが、近年はインターネットで簡単に見ることができますし、無料で印刷できます。まずインターネットの検索サイトで「イーガブ (e-Gov、電子政府の総合窓口の略です)」と打つと、そのページの中に「カテゴリ別行政情報案内」があり、それをクリックすると「政策」の項目が出ます。さらに「政策」をクリックすると「白書、年次報告書等」の項目が出てきます。そこをクリックすると、各省庁別に様々な白書等が出てきます。その中から、私がよく利用する「白書」である「中小企業白書」を選ぶと、最新の白書として現在は2016年版の概要と本文が表示されます。さらに過去の白書も検索でき、一番古い白書は1963年(昭和38年)版ですので、過去50年以上の白書を調べることができます。

 さらに簡単に「白書」の良い点を列挙しておきますと、まず各省庁により現状の把握が十分に行われています。次に分野ごとに問題点(論点)が分かり易く整理されています。次にかなり過去まで遡れることから、経年変化を追うことができます。さらに参考文献が記載されていますので、関係資料が分かります。最後に統計データも記載されていますので、これを利用することができます。また、この統計データも政府が作っていることから、無料で利用できますし、様々な加工をしても問題は生じません。

 このように便利な「白書」を一度ご覧になり、活用してはいかがでしょうか。皆様に是非お勧めする資料の一つです。

(公財)広島市産業振興センター

事務局長(事)企画総務課長 藤原 成幸


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