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令和3年度「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」の事業認定について |
当財団では、広島市内で創業を考えている方及び市内の中小企業者(創業後3年未満)の有する優秀な事業計画に対して経営、資金の両面から総合的に支援し、地域経済の活性化を図ることを目的とした「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」を実施しており、この度、令和3年度第2回の事業認定を行いました。
12月23日(木)に認定式を行い、事業認定を受けた皆さんに認定書を交付しました。
記念写真
左から村上えり子さん、前田裕生さん、住田理事長、板橋史典さん、土山浄之さん、芥川俊助さん
薪焼き・発酵・燻製料理とお酒を大きなダイニングテーブルで囲む"ミニマルレストラン" 芥川 俊助さん |
【事業概要】
薪で焼くお肉や野菜、発酵食や燻製など、家庭では実施する事が困難な調理法を採用した自店でしか味わえない料理を提供する。薪による「音」「匂い」で臨場感を演出するとともに、メインである肉料理はもちろん、他では味わえない本格的な発酵食、野菜を使ったヴィーガンメニューを提供し、新しい食と体験を提供していく。
【認定を受けて一言】
「ほっとしました。」
目標に向けて何をすべきか、何を考えなければならないのか。
関わって下さった方のお力添えなしでは今回の経験と結果は得られなかったのかなと思います。感謝、感謝です。
明日はどっちだ状態の時代ですが、来店してくださる方達に喜んでいただけるように励みたいと思います。
半年間ありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願いいたします。
【創業予定時期】
令和4年4月
人々の生きがいの発見や、生き生きとした生活がいつまでも続けられるよう、人、作業、環境の3つの視点でサポートし、広島県の健康寿命を延ばすことに貢献する
板橋 史典さん |
【事業概要】
重病を患う前の状態の方や心身に不調のある方などに対して、人(身体機能、精神機能)、作業(やりたいこと、する必要のあること)、環境(自宅や職場など)の3つの視点からサービスを提供します。生き生きとした生活を続けられるよう、体調管理や、新たな生きがいの発見等をサポートします。
【認定を受けて一言】
この度は広島市創業チャレンジ・ベンチャー支援事業に認定いただきありがとうございます。
創業を思い立った半年前はまだやりたいことが漠然としていましたが、中小企業支援センターの皆様や、専門家の先生方から助言をいただき、具体的な事業計画を立案することができました。
また、今の仕事を辞めて創業したいと伝えた時に、「あなたなら大丈夫だと思う」と背中を押してくれた家族にも感謝を伝えたいです。
まだスタートラインにも立っていない準備段階ですが、いいスタートができるようしっかり準備を進めていきます。今後ともご指導ご鞭撻をお願い致します
【創業予定時期】
令和4年3月
電子制御機能を組み合わせた雑貨や家具の開発・販売による、「気づかないほど快適」な空間の提供
Ground Hills株式会社代表取締役 土山 浄之さん |
【事業概要】
コロナ禍による自宅での生活時間の延伸や在宅勤務の増加など、ライフスタイルの多様化やワークスタイルの変化にも対応し、各種センサーやアクチュエータなどの電子制御機能を組み合わせた雑貨や家具を継続的に開発・販売することにより、「気づかないほど快適」な空間を提供します。
【認定を受けて一言】
この度は認定について中小企業支援センター職員の方々をはじめとして多くの方々にお世話になり、深く感謝申し上げます。
今回の起業に当たっては、非常に多くの方々のご協力やアドバイスをいただき、長い間サラリーマンだった私でも会社を設立することができました。加えて今後の活動に関しても多くの方からコラボのご紹介や商品へのご意見・ご要望をいただいております。たいへん暖かいご支援の数々に改めて深く深く感謝申し上げます。
事業は始めたばかりで、販売は2022年からになると思いますが、長年培ってきた電子制御技術を活かし、自動的に動作する機能を家具や雑貨に応用した製品を製造販売していく予定です。具体的な商品については1月10日を目途にホームページを刷新いたしますので興味のある方はぜひご覧ください。
URLはhttps://groundhills.jpです。
本当にありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いいたします。
【創業時期】
令和3年10月
メンタルヘルス不調者の強みを引き出す復職・再就職支援
株式会社ミライワーク代表取締役 前田 裕生さん |
【事業概要】
精神疾患や障害が原因でひきこもりの方や休職中の方のそれぞれの強みを引き出し、必要なスキル習得を通して、本人の希望する復職又は再就職ができるように支援します。さらに、雇用する企業側も、メンタルヘルス対策と精神障害者雇用に関するコンサルティング・セミナー・研修等によって支援します。
【認定を受けて一言】
私たちの事業は、精神疾患や障害のある本人と企業の双方を支援し、さらに本人を取り巻く様々な主体(家族、企業、医療、福祉、行政など)と連携することで、「障害の有無にかかわらず、誰もがいきいきと働くことができる社会づくり」という社会イノベーションの実現を目指していることに特徴があります。
私たちの事業活動は、まずは精神疾患や障害がある人が、自身の強みを活かして社会参加できることを支援します。同時に、障害者雇用やメンタルヘルス対策など企業が取り組む「多様な人材が働きやすく働きがいを持てる職場づくり」を支援します。そして、多くの精神疾患や障害がある方と企業の支援を継続することで、最終的には「障害の有無にかかわらず、誰もがいきいきと働くことができる社会づくり」を実現できるものと考えています。私たちはこのミッションのために、挑戦を続け、事業の成長と拡大に努めてまいります。
創業チャレンジ・ベンチャー支援事業のおかげで、私たちは専門家の方や事務局の方に多くのアドバイスをいただき、事業計画をブラッシュアップすることができました。そして、自信が芽生え、勇気づけていただきました。創業間もない私たちにとっては、本当に必要で、とても素晴らしい仕組みだと思いました。心より御礼申し上げます。今後は、認定者の名に恥じぬように、用意いただいた様々な支援サービスを活用して、事業活動に邁進していきたいと考えています。
【創業時期】
令和2年5月
休耕田での真菰(まこも)栽培を通じ、街に住む人達が里山に関心を持てるようなコミュニティを活用した、新しい参加型社会貢献ビジネスの展開 En.Labo代表 村上 えり子さん |
【事業概要】
真菰を休耕田で栽培することで田圃を再活用し、街に住む消費者であった人達に真菰栽培から加工・商品販売に関わっていただく参加型のビジネスを展開する。里山に集まっていただき、製品作りを行うことでサスティナブルな里山作りを目指す。
【認定を受けて一言】
半年前には漠然として、砂煙の中をただ前を向いて走っているような事業化への取り組みを、前が見えるようにライトを付け、ギアの入れ方からアクセルの踏み方、そしてブレーキの必要なこと、事業としてナビに目的地をいれて行く、そのような例えで恐縮ですがこれから必要な運転方法の基本的なところを、整理整頓しながら、教えていただき、支えていただきましたこと心より感謝しています。
社会はコロナ禍で疲弊している時にあえて起業して、また、個人的にも父親の介護から他界と心理的にも、時間的にも嵐のように揺さぶられ、『もう!無理!』と人がいないところで何度叫んだことか・・。起業するということは自分の人生そのものになっていくことの心構えを問われたような気がいたします。
何もかも初めてなのに、真菰という植物にこだわり『社会的課題に向き合うことを事業化したい』と願い、それはそんなに簡単なことでは無く、事業計画まで見通せたのも、専門家の先生のご教授や粘り強く私の事業計画のサポートに付き添ってご支援いただきました担当の皆様のおかげです。
ひとりでは到底ここまでこれませんでした。このような支援がありますことは、私のような事業を立ち上げようとする者には心強く力強い励ましになりました。
本当に心から御礼申しあげます。
これから、創業チャレンジ・ベンチャー支援事業の認定をいただけた事を糧にして、更に社会に役立てるような事業に創り上げていきたいと思います。
【創業時期】
令和2年4月
■令和3年度「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」については、 こちらをご覧ください ■問い合わせ先 中小企業支援センター創業支援担当 TEL 082-278-8032 |