中央図書館よりおすすめの本をご紹介します！（１４）

中央図書館よりおすすめの本をご紹介します！（１４） （不透明な時代を見抜く『統計思考力』）
●毎月、中央図書館が推薦するビジネス支援情報の図書をご紹介しています。 「不透明な時代を見抜く『統計思考力』」 　神永　正博／著 （ディスカヴァー・トゥエンティワン　2009年4月15日発行） 　「ある商品の対象となる年齢人口は、総人口の何％を占めるのか」 　「日経平均株価はどのような推移をしているのか」 　これらは例ですが、多くの人は様々なデータをビジネスなどの日常生活の中で扱う機会があることと思います。 　皆さんはそれらのデータを有効活用されていますか？ 　この本では、世の中で何が起きているかを読み解く技術としてのデータ分析力について、わかりやすく解説しています。 　例えば、本当に「小泉改革は格差を拡大した」のでしょうか。この議題も含め、本書の中では３つの社会問題について、筆者が実際に検証をしています。 　統計が示す現実を読むことができれば、信じていた通説の違う面が見えてくることもあります。 　データは今を知り、未来を予測する鍵でもあります。それらの情報を掴んでいることは大きな強みです。 　分析することは簡単ではないですが、皆さんの日常にも世情を見抜く目となる統計思考力を取り入れてみてはいかがでしょうか。 ■問い合わせ先　広島市立中央図書館　事業課　TEL　082-222-5542