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工業技術支援専門アドバイザー紹介 (特許など知的財産権のことなら何でもご相談下さい! 弁理士 田村 善光さん) |
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技術振興部(広島市工業技術センター)では、地元中小企業に対する支援施策として、企業からの相談内容に応じ、企業や大学などで実績豊富なアドバイザーを製造現場へ派遣し、指導・助言を行っています。自社製品の品質向上・保有技術の新分野展開等にぜひご活用ください。このコーナーでは、現在登録いただいている専門家をご紹介します。
弁理士・中小企業診断士・技術士(経営工学部門) 田村 善光さん 田村 善光さん 弁理士・中小企業診断士・技術士(経営工学部門)の田村善光と申します。広島市中小企業支援センターの専門家に登録していますが、工業技術支援専門アドバイザーとしても平成21年2月に登録しました。 現在、特許権・意匠権・商標権・著作権などの知的財産に関しての他社との権利関係・ライセンス契約・開発テーマ設定・競合技術調査などの相談や支援、特許・商標・意匠などの出願業務、先行技術などの調査、侵害対応、外国出願などの知的財産権に関する業務を行っています。 中国地方の地域経済は「下げ止まりの状況のもとで一部に持ち直しの動き(日銀10月報告)」とされましたが、中小企業を取り巻く環境は依然厳しい状況にあります。 このような状況の中で企業業績を向上させる一つの方法として下記①から④の順の進め方を提案します。 ①人材、技術、技能、知的財産(特許、商標等)、組織力、経営理念、顧客とのネットワークなどの知的資産を自社の競争力の源泉として整理する(知的資産)。 ②次に、自社の競争力の源泉を基盤とし外部経営資源との連携も含めて市場開拓可能とするニッチな成長市場の設定をする(経営戦略、事業戦略)。 ③そして、競合他社情報を把握、分析し、ニッチ成長市場に投入する特徴ある商品、技術またはサービスの策定、開発をする(知的財産戦略)。 ④そして、特徴ある商品、技術またはサービスを保護する(知的財産権化)。 という自社の知的資産を最大限に有効活用し知的財産戦略を展開すれば必ず明るい展望が開けてきます。 最後に、アドバイザーの一員に加えさせていただくことで知的資産経営と知的財産戦略を浸透させ企業の繁栄に貢献させていただけることを願っています。 * 田村さんは、当メルマガの第48号、第49号のメルマガ誌上セミナーで「中小企業のための知財戦略」を述べていただいています。 問い合わせ先 技術振興部 技術振興室 TEL 082-242-4170(代表) |