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(131)紙媒体とWEBマーケティングの効果的な活用方法(第1回)

紙媒体とWEBマーケティングの効果的な活用方法(第1回)

 

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WEBマーケティングの考え方

 

 

株式会社テックヒューマン 代表取締役

ITコンサルタント

藤井 祐介(ふじい ゆうすけ)


 

インターネット上で集客や商品PRを行う戦略のことを、WEBマーケティングといいます。

 

現在では、WEBマーケティングのための"ツール"がかなり多様化しており、ホームページ、ランディングページだけでなく、ブログ、インスタグラム、facebook、TikTok、YouTube、など様々な方法があり、何をどうしていいのかわからない!と混乱してしまう方が多いのではないでしょうか。

 

実は、インターネット上で集客を考えるための手法としては、大きく分けると以下2種類しかありません。

 

① 時間がかかってもいいから無料で集客したい!

こんな思いの方には、ホームページ内にブログやコラムを連載して検索順位を上げる(SEO)コンテンツマーケティングか、インスタグラムやfacebook上にコラムを連載して認知を上げるSNSマーケティングがおすすめです。

 

自社のホームページの中に販売したい商品ページを作成し、その商品に関連するブログやコラムを週に1件でもよいので投稿してみてください。SNSマーケティングでも、媒体が異なるだけで基本的なやることは同じです。

 

ただし、ブログもSNSも、瞬時に効果を得ることはまず不可能ですので、投稿した内容が検索にかかり、認知されていくまでに半年以上の長期戦で考える必要があります。

記事を書く際は、基本的には自由に書いてよいのですが、できる限り、ターゲットとなるお客様が、検索する際に使いそうなキーワード(SNSの場合はハッシュタグ)を意識したテキスト作成ができると、なお効果的です。

 

また、コンテンツマーケティングのメリットは他にもあり、せっかく時間をかけて作成したコンテンツは、全てネット上に残って営業してくれるため、集客ツールとして永続的に企業の財産となります。

 

② 短期間で資金を使って集客したい!

こんな思いの方には、手っ取り早く反応が得られるインターネット広告(SNS広告やGoogle広告)の活用がおすすめです。費用をかけてWEBサイトにアクセスを集めますので、事前に決めた期間で確実に欲しいだけ閲覧数(来客数)を獲得できます。

 

一つ大切なポイントは、事前に紹介したい商品やサービスについての強みなどの説明がしっかり記載されたランディングページを準備しておかないと、せっかく広告経由して閲覧(来店)されてもサイト上で営業してくれるページが無いため、アクセスされるだけで素通りされてしまい、予算の無駄遣いになってしまいます。

 

最近のSNS広告はシンプルになっており、1日500円から出稿できますので、お昼のコーヒー代を節約して少しでも広告予算に回す、というのもよい選択だと思います。

ただ、一回の広告でうまく効果が出せることは稀なことで、広告のキャッチコピーを変えてみる、アイキャッチ画像のデザインを変えてみる、ランディングページの内容を再検討してみる、など、何度もPDCAを繰り返す必要があります。

 

このようにWEBマーケティングはたくさんのツールがあってややこしいと思われがちですが、実は以外とやるべきことはシンプルです。

あとは、売りたい商品やサービスのターゲット層を意識して、使うツールを少し変えるだけになります。

 

以上、WEBマーケティングを行うには、「コンテンツ&SNSマーケティング」か「ネット広告」かのどちらかの方法で、WEBサイト上にアクセスを集め、商品やサービスを紹介する、というのが王道の考え方になります。

 

実施する内容は(意外と)シンプルですので、まずは皆さまの店舗や会社でも、実践してみてはいかがでしょうか?

 

■<執筆者プロフィール>

 

株式会社テックヒューマン 代表取締役

ITコンサルタント

藤井 祐介(ふじい ゆうすけ)

  

広島生まれ。自動車メーカーから2010年に独立し、スマートフォン(当時はケータイ)を主軸に置いたWEBマーケティング、WEBデザインを行い、これまで450社以上の相談に耳を傾けてきた。
常に経営者に寄り添い、"お客様よりも商品やサービスを理解する"事を理念にし、背伸びしすぎないちょっと先のWEBマーケティングを提案する。
公益財団法人広島市産業振興センター、広島東商工会のIT専門家として、お客様と一緒に日々進化するインターネット広告の勉強を行う。

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