女性達が夢や興味を持ち、「行ってみたい、参加してみたい」と思わせる、フェアやイベント、広報企画、「口コミ力」を活用した取り組みなど、４つの事例をご紹介致します。

• ①　広島緑化フェア
• 　「花緑ある豊かな生活の提唱」をテーマに広大跡地で開催された緑化フェアにて、テーマ館の企画、演出及び、３ヶ月間の運営を実施しました。
  　＜女性視点企画ポイント＞
  　「お家を花緑でステキに飾りたい」という女性達の夢や憧れを具現化し、普段の生活にも取り入れられるHOW TO情報を展示。窓辺のシーンでは「花のある素敵な窓辺でお茶したい！」花とインテリアを統一したカラーコーディネートで、おしゃれに演出しました。ダイニングシーンには観葉植物を使った、憧れの「グリーンシャンデリア」他、和室シーンには石や砂を用いた「枯山水風、ミニ箱庭」を。その他、ニューヨーク、パリ、ローマに暮らす女性達から届いた海外の花緑情報を紹介しました。また、にこやかに感じ良くテーマ館を案内する女性達が活躍し、人気No.1のテーマ館になりました。
  
  

• ②　広島ミレニアムライトアップツリー　

• 広島市が主催。みんなでつくったリースをシンボリックツリーや街路樹に飾り、新しい２１世紀の幕開けを祝いました。 　＜女性視点企画ポイント＞ 　私たちがつくったリースで、みんなと一緒に街をきれいにライトアップしたい！２１世紀への夢を共有したい！」という女性達の期待感に応えた参加型企画。参加者募集のポスターには、お母さん視点を取り入れ、子供が描いた「星」のイラストを中心にデザインしました。これ迄参加率の低かった若いグループやファミリー層の参加者が多く、主催者にも喜ばれました。

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  ③　国営備北丘陵公園　
• 公園の「旬情報」を街に伝える情報発信形キャンペーンを、広島市の中心地「金座街」にて実施しました。
  　＜女性視点企画ポイント＞
  　当時、女性達に「国営備北丘陵公園」についてアンケートをとった結果、固くハードな印象で花や緑に結びつかないという意見が大半を占めました。
  公園のイメージアップ、新たなブランディングの必要性がある中、公園に咲く旬な花を街に運び、四季を通しておしゃれに飾りました。
  クリスマスには公園からドイツトウヒを運び、キャンペーン後に公園に戻るという感性に響くストーリーにより、各メディアに取り上げられ大きな動員へ繋がりました。情報発信効果の高い女性達が集まる「金座街」での実施もポイントの一つです。
  
  

• ④　口コミネットワークによる情報発信「シュガーライフ倶楽部」
• 　農水省関連の糖業協会・精糖工業会依頼の広報活動の一貫にて、砂糖のファンクラブを組織化。全国メンバーズ倶楽部となりました。
  　＜女性視点企画ポイント＞
  　女性にとり信頼性の高い情報が、親しい友人からの「口コミ情報」です。信頼ある背景、アカデミックな組織、目から鱗の驚きの情報、参加する楽しさ、これらの要素がネットワークづくりの必要要素だと考えます。「この情報を、誰かに伝えたい！」情報発信力のある女性達の輪による広がりから生まれた倶楽部です。
  　

　様々な形で「女性視点企画」を取り入れた実例をご紹介しました。

　次回は、地域活性化へ繋がる取り組みについてご紹介させていただきます。