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令和4年度創業チャレンジ・ベンチャー支援事業 認定創業者の紹介(5)障害を持つ子を育て共に過ごしてきた保護者が持つ経験・知識・ネットワークを活かして架け橋となり働ける場を作るバリア解消ビジネス
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当財団では、有望な事業モデルを有する創業予定者と創業3年未満の中小企業者を対象に、事業計画策定から事業運営までを、専門家派遣や融資により総合的に支援を行う「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」を実施しています。
昨年度、同事業の認定を受けられた「ミコクラース合同会社」の村尾晴美さんにお話を伺いました。
【事業概要】
障害を持つ子を育てた経験や、障害児者の保護者約2千人とのネットワークを活かし、福祉用具開発や福祉事業所運営、社会環境整備などに対して利用者目線に沿ったアドバイスを行い、社会の様々なバリアを解消するとともに、子育て介護を担い働く事が難しい保護者の働く場を創ります。
【現在の活動状況】
障害がある子と共に生きてきた中で支援されるばかりではなく、自らが動き社会を変えていきたいとの思いで創業して丸一年がたちました。
現在、福祉事業所、福祉・医療関連企業を始め、障害児者に関わりのない企業からもご相談いただき一緒に考えさせていただいています。
バリアフリーやユニバーサルデザインで悩まれたら『ミコクラース』に聞いてみようと思っていただける会社を目指します。
【これから創業される方へ】
社会人経験もないまま、結婚出産し障害児の母となり社会との繋がりは障害のある息子を通して見えるものだけでした。その中で出会った方々とのご縁が今の私の原点です。
日頃から感じていた社会問題を解決したくて選んだ起業ですが、何から手を付ければ良いのか分からず右往左往する私を導いてくださったのは中小企業支援センター皆様でした。
事業計画書作成の課程でたくさんの事を学ばせていただき、認定後も手厚いサポート体制で支えてくださっています。認定者限定セミナーなど学ぶ機会も設けられており至れり尽くせりです。創業を考えておられるかたは是非、中小企業支援センターにご相談されることをおすすめします。
【所在地】
広島市東区光町2-3-7-903
【営業時間】
9:00~17:00
【定休日】
土曜日・日曜日・祝日
【電話】
080-2886-9364
【HP】
【メール】
■「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」については、こちらをご覧ください。
■問合せ先 中小企業支援センター
創業支援担当 TEL082-278-8032