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事業報告(技術振興室)

広島市産業振興センターNEWS

 事業報告(技術振興室)

 『水素・次世代エネルギー研究会セミナー2021 Vol.2を開催しました。』


  •  本セミナーは、脱炭素社会に貢献する水素エネルギー関連技術の情報提供を行い、企業の研究開発意欲を高め、次世代エネルギー産業創出の一助とすることを目的として、広島大学、中国経済産業局、広島市などで構成する水素・次世代エネルギー研究会の活動の一環として開催しています。
     令和3年度は以下の内容で開催しましたので、ご報告します。
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  • ■開催日 令和4年2月22日(火)
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  • ■開催方法 Microsoft Teamsによるオンライン開催
  • ■講演内容
  • ◇講演1
  • ○テーマ:「大林組の水素事業への取り組み」
  • ①世界的な脱炭素の動きと水素・アンモニアの関係について
  • ②建設会社が異分野の水素事業に取り組む背景
  • ③大林組のグリーン水素サプライチェーン構築実証事業
  • ○講 師:株式会社大林組 グリーンエネルギー本部 プロジェクト推進第三部 部長  梶木 盛也 氏
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  • ◇講演2
  • ○テーマ:「カーボンニュートラル実現に向けた三菱重工グループの取り組み」
  • ・カーボンニュートラルに向けた三菱重工の取り組み
  • ・カーボンニュートラルに向けた世界の動き
  • ・第6次エネルギー基本計画(日本政府の方針)
  • ・三菱重工の水素サプライチェーン関連技術
  • ・水素・アンモニアサプライチェーンの構築に向けて 等
  • ○講 師:三菱重工業株式会社 エナジードメイン新事業開発・推進部  主席技師  加幡 達雄 氏
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  • ◇講師を交えての意見交換会等
  • ○ファシリテーター:広島大学 エネルギー超高度利用研究拠点  教授 市川 貴之 氏
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  • ■講演概要など
  •  梶木様からは、太陽光などの再生可能エネルギーを活用した水素の製造、貯蔵、搬送・供給システム構築の取り組みに関する事例として、九州での地熱由来水素利活用や、ニュージーランドでの水素サプライチェーン構築等の実証事業について、ご紹介をいただきました。
     また、加幡様からは、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、水素やアンモニアの製造技術、それらを活用した最先端の発電技術、水素・アンモニアサプライチェーン構築を目的とした海外企業とのプロジェクト等についてご紹介いただきました。
     講演後には、ファシリテーターの市川先生に、講演内容についての総括のほか、講師との意見交換会も行っていただきました。
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  • ■最後に
  •  昨年10月に新たなエネルギー基本計画が閣議決定されましたが、本計画では、2050年カーボンニュートラル実現を達成するための政策のひとつに、「水素社会実現に向けた抜本的な取り組み」が掲げられています。水素社会の実現には、水素・アンモニアを新たな資源として位置づけ、余剰再生可能エネルギーを活用した水素製造、水素・アンモニア発電、サプライチェーンの確立等、水素の社会実装に向けた更なる技術開発が必要とされています。このたびのセミナーには、100名以上の方にご参加いただき、カーボンニュートラルに貢献する次世代エネルギーとして、水素が非常に注目を集めていることを実感しました。
     当センターでは、今年度も、次世代エネルギーとして期待される「水素エネルギー」の利活用に関する情報提供を行う本講習会の開催を予定していますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。
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  • ■問合せ先
  • 工業技術センター 技術振興室
  • TEL 082-242-4170(代表)
  • E-mail:kougi@itc.city.hiroshima.jp

 


 

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