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2026/07/15
おはようございます。
がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・倉本です。
当センターでは、地元の中小企業の皆様が行う新技術や新製品の事業化を応援するため、事業化に必要な資金の助成、事業化促進のための専門家派遣やコーディネータによる伴走支援を行う「新規ビジネス事業化支援事業」を実施しています。
今年4月に募集を行い、6月の審査の結果、令和8年度の支援先となる4件の支援事業が決定いたしました!
・シーコム株式会社 「自社開発アングルロールベンダーによる利益向上事業」
・大和重工株式会社 「ペット用鋳物ホーロー浴槽 ※鋳物ホーローの小型製品の新規ビジネス」
・株式会社広島県リースタオル 「熱中症対策用冷却タオル調製技術の確立」
・株式会社リマック 「介護事業者向け利用者対話支援システム『Care Assist AI(仮称)』」
の4件です。
こちらからもご覧いただけます。
https://www.assist.ipc.city.hiroshima.jp/joseikin/post-363.html
どのプロジェクトも、新しいアイデアと技術が詰まった事業で、これからの事業展開に期待が高まります。
早期の事業化に向けて、当センターも精一杯バックアップしてまいりたいと思います。
2026/07/08
がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・強口(こわぐち)です。
① サッカーワールドカップ
サッカーのワールドカップ、決勝トーナメントで日本はブラジルに負けてしまいました。
とても残念でしたが、優勝という目標に向けて、試合に出ていない選手やスタッフも含め、全員が一丸となって戦う姿に、夢や希望をもらうことができました。
私は、サッカーを頻繁に見るわけではありませんが、今回のワールドカップの日本戦は興奮しながら観戦していました。
サッカーというと、私が高校1年生の時にJリーグが始まり、周囲でも大変盛り上がりました。
そのJリーグ創成期の中心人物の一人、三浦知良選手が今も現役で活躍しています。
自分の子供よりも若い世代の人たちと全力で競技に取り組んでいる三浦選手のこと聞くと、身体を少し動かしただけで息が上がってしまう私は、羨ましさと同時に尊敬の念を抱きます。
私が今からどんなに頑張ってもサッカー選手になることはできませんが、仕事に取り組む姿勢は三浦選手を見習い、自分を高めるために日々の勉強と精進に励んでいきたいと思います。
また、三浦選手の現在の所属先が私の故郷にある福島FCなので、機会があれば是非試合を見てみたいと思います。
このブログがアップされる頃、ワールドカップは16強が出揃い、サッカー好きの人達は寝不足の日が続くと思いますが、くれぐれも身体に気を付けてください。
② 環境変化への対応
米国とイランの戦争に終わりが見え始め、予断は許しませんが、落ち着きを取り戻す兆しが表れてきました。
戦争による原油(ナフサ)不足の影響を受けている事業者の方たちから、商品が入荷しない、原材料の価格が大幅に値上がりした、など対応に苦慮されている話を聞くことがあります。
微力ではありますが、当センターでお役に立てそうなことがあれば是非活用していただいたいと考えています。
そんな中、パッケージ用の塗料不足に対応するため、カルビーが一部の商品について白黒パッケージへ仕様変更をしています。
先日、このパッケージの商品をスーパーで見つけ、物珍しさに加え、入手できるのが今だけかもしれないという考えが頭をよぎり、思わず手にしました。
中身は従来のものと変わらず、美味しくいただきました。
今回の例は、企業からすれば不安定な情勢に対応するための苦肉の策ですが、私のように購入する人が増えるなど、意外な効果を生んでいるような気がしています。
現在も苦労されている方が多くおられるので軽々しく言えることではありませんが、環境が変化した時に、まずは現状を冷静に受け止め、変化を起こす機会と捉えて柔軟な考えを持つとことができると、新しい発想が生まれてくるのではないかと思います。
私自身、辛い時こそ新しいことに挑戦するチャンスと考え、成長できるように心がけていきます。
2026/07/01
おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
「これから業務で生成AI(ChatGPTなど)を使ってみよう!」と考えている皆さま、AIに対してどのようなイメージを持たれていますか?「どんな仕事でも一瞬で完璧にこなしてくれる魔法のツール」と思っているなら、少し注意が必要です。実は、AIにも明確な「得意・不得意」があります。
今回は、私が実際にAIを使って「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業のHPの内容から、各行の文字数がピッタリ同じ『縦読み(隠しメッセージ)』の文章を作る」という少し意地悪な実験をした結果をもとに、業務でAIを賢く使いこなすためのリアルなコツをご紹介します!
AIに与えたミッションは以下の通りです。
提供資料:広島市中小企業支援センターの「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」に関するHPの掲載内容
隠しメッセージ:各行の頭文字を縦に読むと「創・業・す・る・な・ら・広・島・で」になること
厳しい制約:全9行で、各行を必ず「25文字」ピッタリにそろえること
人間がやろうとすると、頭を抱えてしまうようなパズルですよね。結果として、この作業を通じてAIの「得意なこと」と「苦手なこと」が浮き彫りになりました。
まずは、AIが圧倒的なパフォーマンスを見せた部分です。
①長い資料の瞬時な読み込みと要約、専門用語が多く情報量の多い資料を一瞬で読み込み、「誰が対象で、どんな支援が受けられるのか」という要点を正確に抜き出してくれました。
② ゼロからベース(叩き台)を作るスピード「頭文字を固定して意味の通る文章を作る」という難題に対しても、わずか数秒で自然な文章のベースを出力してくれます。
業務においては、「膨大な資料の要約」や「企画書・メールの叩き台作成」を任せると、劇的な時短に繋がります。
一方で、AIがつまずいたポイントもありました。それが「ルールの厳密な遵守」、特に「文字数のカウント」です。「25文字ピッタリにして」という指示がなかなか通らない生成AIは言葉を「文字」ではなく「トークン(意味の塊)」として処理する仕組み上、文字数を厳密に数えるのが非常に苦手です。24文字になったり、26文字になったりと、微細なズレが何度も発生しました。
業務において、「ちょうど400文字で」「このキーワードを必ず3回使って」といった「数学的・パズル的な厳密さ」を求めると、AIはポンコツ化してしまうことがあります。
この実験から得られた、これからAIを使い始める方への一番のアドバイスは「AIに100点を求めないこと」です。AIに80点までの叩き台を一瞬で作ってもらい、最後の20点(今回で言えば、文字数の最終的な微調整や、人間らしい温かみのある表現の追加)は人間の手で仕上げる。この「AIと人間の役割分担」こそが、最も効率的で賢い使い方です。
生成AIは万能ではありませんが、得意・不得意を理解して使えば、皆さまの業務を何倍も楽にしてくれる最高の相棒になります。まずは「完璧じゃなくてもいいから、とりあえず叩き台を作って!」と、気軽にお願いすることから始めてみませんか?
【縦読み:創・業・す・る・な・ら・広・島・で】
創業意欲ある方へ、経営と資金の両面から支援します。
業種については小売業や製造業などが保証の対象です。
すでに開業している場合は開始後三年未満が条件です。
るい計四回までの事業計画策定支援が無料となります。
なやみが多い創業時にも専門家からの助言があります。
らいばるに差をつける最大三千五百万円のご融資です。
広島市内で創業か主たる事業所があることが条件です。
島しょ部を含む広島市内での創業を全力で応援します。
では必要書類を揃えて支援センターへご提出ください。
2026/06/24

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・久米です。
現在、生産性向上や省力化・業務効率化などを目的とした補助金が多く募集されており、これらを活用して設備導入を検討されている事業者の方もおられるかと思いますが、今回は投資を行うに当たり、投資すべきかどうかの判断材料の一つとなる「正味現在価値法(NPV法)」について説明したいと思います。 (NPV:Net Present Value)
正味現在価値法とは、設備投資によって将来得られると予想されるキャッシュフロー(収益)を現在価値に換算し、その合計額から初期投資額を差し引いて採算性をみるものです。 例えば、現在の10,000円を投資せずに金利5%で運用した場合、1年後は10,500円となることから、この場合、1年後の10,000円は、5%割り引いた約9,524円の価値になるという考え方に基づくものです。(現在の10,000円 = 1年後の約9,524円)
以下の事例で、具体的な数値を入れて採算性を計算してみると
例) 500万円の設備を導入して、今後5年間で毎年120万円のキャッシュフロー(収益)が得られると予想し、割引率5%で
各年のキャッシュフローを 現在価値に換算すると、
〇1年後:120万円 ÷ 1.05 ≒ 114.3万円
〇2年後:120万円 ÷ 1.05² ≒ 108.8万円
〇3年後:120万円 ÷ 1.05³ ≒ 103.7万円
〇4年後:120万円 ÷ 1.05⁴ ≒ 98.7万円
〇5年後:120万円 ÷ 1.05⁵ ≒ 94.0万円
で、現在価値の合計は約519.5万円となり、投資額を上回る結果となります。
(予想キャッシュフロー 519.5万円 > 設備投資額 500万円)
よって、このケースでは、投資する価値はあると判断することができます。
このように、設備投資に失敗しないためには、採算性を事前に予測することが重要ですが、補助金を活用し実質的な投資額を抑えることができれば、事業者の方にとっても設備投資を行う手助けになるものと思われます。
補助金を交付する側も、設備投資が促進されることを期待していることから、これらの補助金をうまく活用して、自社の経営の効率化などにつなげてもらえればと思います。
2026/06/17
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の荒川です。
現在「いい店ひろしまインスタグラム」のキャンペーン第2弾の準備を進めています。
前回、令和7年2月に実施した"いい店ひろしま受賞店舗「店長のイチオシ商品キャンペーン」"では、11人の店長のイチオシ商品に寄せられた「いいね」とコメントの数をポイント化し、上位3店舗に「いいね」等をしたフォロワーの中から抽選で20名に当該店舗で使える商品引換券(2,000円分)をプレゼントしました。
このキャンペーンを実施したことにより、フォロワーが増え、公式アカウントの閲覧数も大幅に増加するなど、受賞店舗の知名度アップに一定の効果はあったと思います。
一方で、キャンペーンに参加した店舗からは、
・ 一部の店舗(上位3店舗)しか、来客数・売上の増加が期待できない。
・ 拡散効果が限定的ではないか。
参加しなかった店舗からは、
・ 自店のインスタグラムを運用していないため、参加は難しいと思った。
・ キャンペーン参加の募集期間が年末の繁忙期と重なり、参加できなかった。
などの声が寄せられました。
次回のキャンペーンでは、これらの声を踏まえて改善を図り、より効果的で、参加しやすいものにしたいと思っています。
キャンペーンの日程等の概要が決まりましたら、「いい店ひろしまインスタグラム」でお知らせしますので、楽しみにお待ちください。
【公式】いい店ひろしまインスタグラム(@iimise_hiroshima_official) • Instagram写真と動画
2026/06/10
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・向井です。
今年4月23日、「Mine秋吉台ジオパーク」がユネスコ世界ジオパークに認定されました。このGWは、その認定エリアの一つである長登銅山跡を中心に、萩ジオパークにある須佐ホルンフェルスや畳ヶ淵(柱状節理)、さらに石見銀山、三瓶小豆原埋没林などを見学しました。いずれも、壮大な空間と、途方もない時間をかけて大自然がつくり上げた景観であり、その大地の恵みの上に私たちが生かされていることを実感し、畏敬の念を抱きました。今回は、その中でも長登銅山での見聞を基に、文献等で調査した内容をまとめてみます。
中国・四国地方は、海洋プレートがユーラシア大陸側へ沈み込む際に、海底表層が削り取られて形成された「付加体」を基盤としています。その地下では、海洋プレートから供給された水によってマントルの融点が下がり、大量のマグマが生じました(加水融解)。この花崗岩質マグマの活動に伴い、高温高圧の熱水が形成されました。この熱水には、銅(Cu)、鉄(Fe)、塩素(Cl)などが金属錯体として安定的に溶け込み、付加体中の割れ目や弱い部分に沿って地表近くまで上昇しました。
さらに、その熱水が石灰岩層(赤道付近でサンゴや有孔虫などが堆積して形成された秋吉台の石灰岩)へ侵入すると、pHの上昇によって金属錯体が不安定化し、銅や鉄を含む硫化物として、黄銅鉱(CuFeS₂)や斑銅鉱(Cu₅FeS₄)が析出しました。こうして形成された鉱床が、隆起と侵食によって地表へ露出し、古代の人々の目に触れることになったのです。
西暦745年から752年にかけて行われた奈良の大仏建立では、この地で500tもの銅が採掘・精錬され、瀬戸内海経由で2週間かけて輸送されたことが木簡などの史料から分かっています。また、長登銅山由来の銅と大仏の銅は、不純物分析では、砒素と鉛を多く含むという共通した特徴が見られ、鉛同位体比分析でも同様の結果が得られています。こうした分析結果から、長登銅山は大仏建立における主要な銅供給源だった可能性が高いと考えられています。なお、「長登」という地名は、「奈良登」に由来するという説もあり、この地と奈良との深い結びつきを感じさせます。
ところで、当時の人々は、なぜそこに鉱脈があると気づいたのでしょうか。また、それが有用な資源であり、さらに精錬すれば金属として利用できることを、どのように発見したのでしょうか。科学技術史の観点から掘り下げていくと、長年の経験の蓄積に加え、偶然の発見も大きな役割を果たしていたのではないか――そんな想像が膨らみます。長い年月の中で、人々は自然界の必然性を見逃さず、そこにセレンディピティを積み重ねながら、現在の科学技術へとつなげてきたのだと感じます。

2026/06/03

がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・小林です。
前回、ITを活用する際のアカウントは会社(組織)として管理してくださいね、というお話をしました。すると、なんというタイミングでしょう。つい先日、このアカウント管理にまつわる具体的なご相談が立て続けに2件も発生したのです。
どちらも、すでに会社を退職された方(親族ですがw)からのご相談でした。「会社を辞めた後でも、自分のスマホに業務スケジュールの通知が送られてくるので、なんとか消したい」という内容です。
スマホからそのアカウントを削除すればいいのですが、いざ削除しようとすると画面に「アカウントを削除しますか?」というメッセージが表示されます。
押せないw Yesのボタンを押せないw 怖すぎるw 今でもその会社で使われているアカウント自体が消えてしまうんじゃないか?もしそうであればどこまで影響するの?と想像すると、怖くて進めることはできません((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
結局、今回は通知をオフにすることでその場をしのぎましたが、これでは本質的な解決にはなっていないんですよね~。
このアカウントを根本的に操作できるのは、当時、会社側でアカウントを準備した人になるでしょう。しかし、すでに退職している身としては、今さら会社側に連絡を取ることも難しく、どうしようもないという感覚になることも容易に想像ができます。
会社側としてやるべきことは明確です。
やむを得ず社員個人のスマホを業務で使わせているのなら、その社員が退職する際には、個人のスマホ等に登録された会社のアカウントがきちんと削除されているか確認する。
これをルールにしてください。そうしないと、ずっと会社の情報が外部に漏れている状態ですし、間違って会社のデータを操作されてしまうということにもなりかねませんからね。
2026/05/27
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・阿須賀です。
当センターで創業支援コーディネータを拝命して9年目に突入しました!
この10年、私たちの日常とビジネスを取り巻く環境は、大きく変化しています。
新型コロナウイルス禍を経て、出張や会食がなくとも商談や会議が可能になりました。一方で、長引くウクライナ・中東情勢は原材料や資材の高騰、供給不足を引き起こし、さらに最低賃金の急ピッチな上昇と深刻な人手不足が重なり、小規模事業者が人を雇い、夢を叶えるのはなかなか大変です。
その一方で、技術革新は創業のハードルを劇的に下げました。かつては専門業者に外注していたチラシやWebサイトも、今や安価なツールで自作が可能です。LINE公式アカウントやSNSの普及で販促コストは下がり、バックオフィス業務もスマホでのレシート撮影や受発注の自動化により、一人でも回せるようになりました。PCとスマホさえあれば、オフィスを持たずともどこでもビジネスが始められます。
しかし、AIの急速な発達により、指示通りにコードを書くだけのフリーランスや、簡単なパーツを作るだけのデザイナーの仕事は、AIに代替されるか極端な単価下落に直面しています。
「一定の経験や資格があるからコンサルタントになる」という創業も、もはや通用しません。膨大かつ深い回答を瞬時に出すAIに対し、単なる知識の切り売りでは勝負できない時代です。
日々ご相談を受ける中で、私自身も、創業支援コーディネータとしてどんな価値を提供していけるのかが問われています。事業の壁打ち相手もAIのほうが広く深いアイデアや事例を持っていますし、事業計画書や補助金の申請書もAIが簡単に添削してくれる中で(この原稿もAIに下書きや添削を手伝ってもらっています)、私だからこそ提供できるご支援とは。
この10年で培った「人と人をつなぎ、新たな価値を生む」誰と誰がつながるとどんなシナジーが起きるかを想像し、それが実現できるような形でおつなぎする。これは、AIだけと向き合っていてもできないのでは。
とはいえ、AIの下書きでしっくりこない紋切型の文章は、たぶん私の文章をたくさん読みこませたら改善していくのだと思います。誰と誰がつながるとどんな化学反応が起こるのかをイメージすることもそのうちAIが一緒に考えてくれるようになるのでしょうか。今はまだまだ私の脳内データベースがフル回転しています。
2026/05/20

がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の中平です。
「生成AI」の世界に、どっぷりとハマっております。ほとんど趣味の一つになっています。
実は、私の密かなこだわりが「年賀状」なんです。 かつては『プリントごっこ』という家庭用印刷機で指をインクだらけにしながら刷り、最近はやや進化してパソコンの画像編集ソフトで1か月かけてコツコツと干支に扮した家族のイラストを描く。年末の忙しい時期に頭を悩ませる「重労働」でしたが、それが毎年の恒例行事でした。
ところが今年の年賀状は、初めて「画像生成AI」で作ってみました。気に入るまで指示を出すと、私の想像を遥かに超える、ハイクオリティな画像が短時間で完成。「これはみんな驚くぞ!」と期待しながら投函したのですが。
結果は、まさかの「無反応」でした。 完成度が高すぎたせいか、市販の「年賀状イラスト」の転用だと思われたのです。
しかしこの経験で、生成AIは、私たちの「表現したいこと」をしつこく伝えれば、何度でもやり直して形にしてくれる強力な助手であることを改めて実感しました。
そして、AIが得意なのは画像だけではありません。
ビジネスの現場では、以下のような場面で「頼れる助手」になってくれます。
・ 文章作成・添削: 顧客へのメール文案の作成・添削、チラシやキャッチコピーの作成、報告書の要約。
・ アイデア出し: 新商品・新サービスのアイデア出し、イベントの企画立案。
・ データ整理: 複雑な表計算の数式作成や、アンケート結果の分析。
人手も時間も足りない中小企業の皆様こそ、こうした「事務作業の自動化」にAIを使いこなす価値があります。
ただし、利用する際には注意も必要です。活用する際には、次の3つのポイントを意識してください。
AIはあくまで「道具」です。大切なのは、それをどうビジネスに結びつけ、皆様の「想い」を形にするか。
当センターでは、今年度も、生成AIを実務に活かすためのセミナーを開催予定です。自社のビジネス活用などに関する相談にも、窓口相談やアドバイザー派遣で対応できます。
ぜひ生成AIという「助手」を使って、本業に集中できる時間を増やしてください。
2026/05/13
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・長里です。
この度、4月1日付の人事異動により中小企業支援センター「経営革新担当」から「創業支援担当」に配属となりました。創業支援担当では、専門家派遣や創業チャレンジ・ベンチャー業務など、これから創業を考えている方や創業して間もない方のサポートに携わっています。
これまでの経営革新担当業務では、既に事業を行っている方の課題解決が中心でしたが、創業支援担当業務では、「これから事業を始める段階」のご相談が多くなります。事業の方向性を一緒に整理する場面も増え、私自身も日々学びながら業務に取り組んでいます。
少し話は変わりますが、先日、用事があり一人でドイツを訪れる機会がありました。
観光している途中でスマートフォンの充電が切れてしまい、地図や翻訳アプリが使えない状況になってしまいました。初めての土地だったこともあり、「どの電車に乗ればいいんだろう」「コインロッカーはどこだったかな」と少し不安になりました。そんな中、街を歩いていると、事前に口コミを調べていなくても、思わず入りたくなるお店が多かったことが印象に残っています。
外観や看板、メニューの見せ方などから、「どのようなお店なのか」「どんな商品を提供しているのか」が直感的に伝わり、安心して足を運ぶことができました。振り返ってみると、情報がきちんと伝わることに加えて、「入りやすい雰囲気」がつくられていたことが大きかったのではないかと感じています。
例えば、
・初めての方でも入りやすい雰囲気になっているか
・外からでも店内の様子や商品が分かるようになっているか
・価格やサービス内容が事前にイメージできるようになっているか
といった工夫によって、最初の一歩のハードルが下がり、結果として集客や信頼にもつながっていくのではないかと思います。
こうした体験から、初めての方に対してどのような情報をどのように見せるかが、来店のきっかけにつながることを実感しました。 今回、スマートフォンに頼らずに行動したからこそ、より強く感じたように思います。
特に創業間もない時期は、「何をしている事業なのか」「どのような価値を提供しているのか」がシンプルに伝わるだけでも、大きな強みになると思います。ご自身のサービスや発信が、初めての方にも分かりやすい内容になっているか、一度見直してみるのも集客の一つのヒントになるかもしれません。