公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

閲覧補助
文字サイズ
標準
拡大
検索
お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

支援センター職員によるブログ

台風

2023/08/30

中小企業支援センター・中平福所長 おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」所長の中平です。

 

 広島県観光連盟の発表によると、2022年の広島県の観光客数は前年比23.7%増の4,907万人で、新型コロナウイルス禍前の7割程度の回復だそうです。

 

 今年はG7広島サミットのPR効果やインバウンド需要回復による県内産業への好影響が期待されますが、観光需要が見込まれるお盆休暇期間に、台風7号が近畿地方を北上して本土を縦断。近畿地方等で30メートルを超える暴風が吹き荒れ、鳥取県や岡山県などには線状降水帯が発生し、平年8月の降水量の2倍を超える大雨となり、家屋や道路・橋りょうなどに大きな被害を与えました。 

 また、新幹線や航空機などの交通機関も運転取り止めや欠航となるほか、物流大手企業が近畿地方を中心に荷物の預かりや配送を一時停止するなど、経済面でも大きな影響がありました。

 被害を受けられた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

 

 日本気象協会の発表によると、2023年秋は、台風の発生数も台風の本土への接近数も平年並みか少ない予想ですが、台風の接近時は勢力が強くなりやすいそうです。また、秋雨前線が活発化した場合は、台風から離れた地域でも大雨に警戒が必要とのことです。

 今後の気象に関する情報に注意し、早めの備えを心がけていただきたいと思います。

福山市の商店街に行ってきました

2023/08/23

濱本主幹.jpg おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当の濱本です。

 7月15日(土)に、10年ぶりくらいに福山市を訪れました。10年前は、子供も小さくバラ公園、イトー〇ー〇〇ー、福山駅前にある△△屋などに行きました。

 その時に、アーケードのある商店街を歩きましたが、薄暗く、営業をしている店も歩いている人もほとんどなかったようなイメージが残っています。

 でも、福山は変わっていました。イトー〇ー〇〇ーは地元広島のスーパーに、△△屋も移転して新しく、そして、あの商店街は、お店が数多く営業しており人通りもありました。夜になると「夜市」が開催されていたこともあり、多くの通りで金魚すくい、ヨーヨーすくい、焼きそば、唐揚げ、焼き鳥、お好み焼きなどの露店が所狭しと営業し、子供たちの笑顔で溢れかえっていました。

 私自身、小さいころに小遣いを握りしめて、地元商店街の「〇〇市」に行ったことを今でも覚えており、それが私のふるさとのイメージの一つとなっています。近年、商店街などに関して、あまり聞きたくないニュースが流れることがありますが、多くの人を笑顔にし、思い出作りもできる商店街は、子供たちのために残していかなければいけないと思い直した一日でした。

政令指定都市中小企業支援担当課長会議

2023/08/16

荒川副所長.jpgおはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の荒川です。

 先月京都市で開催された政令指定都市中小企業支援担当課長会議に出席してきました。
 この会議は、各都市が抱える課題を議題として提案し、他の都市が実情を踏まえて回答するもので、4年ぶりに20都市の担当課長らが一堂に会する形で開催されました。

 コロナ禍にあった過去3年間、この会議は、議題と回答をe-mailで交換するだけの書面開催であったため、他都市の職員と新たに人間関係を作ることができませんでした。
 通常、役所では2~3年で異動することが多いので、3年経てばお互いに異動している可能性が高く、面識がない人に突然電話で裏の事情を聞くわけにはいきません。また、逆に聞かれても、当たり障りのない形式的な回答しかしないと思います。
 昨今Web会議が当たり前のように行われており、その必要性や有用性は十分認識していますが、会議の休憩時間などに何気なくかわす会話を通じて、初対面の相手と少しづつ親しくなっていくことはweb会議では難しいと感じています。昭和の人間としては、やはり実際に対面しないと、ゼロからの人間関係は作りにくいのです。
 今回、会議以外の場でも多くの都市の職員と話す機会があり、回答に記されていない部分についても意見を交換できたので、帰広後も相互に聞きやすい関係は築けたのではないかと思っています。

 今後、他都市の中小企業支援策も参考にしながら、当センターの現行の支援策をよりよいものにしていきたいと思います。

あなたの会社は大丈夫?知っておきたい労働法!

2023/08/09

創業支援担当 平野主事

 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・平野です。
  

 大学を卒業してすぐに友人からとある相談を受けた話をしたいと思います。

 その友人のお父様が勤め先(会社名も業種もきいてません)で「管理職」を務められているらしいのですが、そのせいで残業代が出ないのに残業しなければならないことがあるから、ストレスが溜まって帰ってきてめんどくさい、という内容でした。

 そこで私は「その分結構稼がれてるんじゃない?家計を支えるために頑張ってるんだろうし、目を瞑ってあげたら?」と言ったところ「いや、管理職になってもあんまり稼ぎ変わってない」とのこと。

 ここで私は違和感を感じました。

 

 残業代が払われないという特例がある労働者は、労働基準法上の「管理監督者」と呼ばれる地位にある人たちです。

 「管理監督者」というのはざっくりと言うと以下のような人のことを指します。

 

① 経営者と一体的な立場で仕事をしていること

➡管理監督者は、経営者に代わって同じ立場で仕事をする必要があるため、経営者から管理監督、指揮命令に係る一定の権限をゆだねられている人であり、非常に重要な立場にあることから労働時間などの制限を受けない人のことです。(ただし、企業は管理監督者が働いた時間をきちんと把握して月の労働時間が過多とならないようにし、安全に配慮する必要があります。)

 例えば、経営方針や人事に関して経営者のように口出しできるなどの経営に関わる権限が与えられている人が該当します。

② 出社、退社、勤務時間について厳格な制限を受けていない

➡管理監督者は、いつ何時経営上の判断や対応を求められるかわからないことや、労務管理において他の労働者と異なる立場に立つ必要があるため、出退勤の時間が厳密に定められません。出退勤時間が自身の裁量によって任されているので、遅刻や早退によって給料や賞与が減じられるといったことはありません。

③ その地位にふさわしい待遇がなされている

➡管理監督者は、重要な役割を担い、相応の責任を負っていることから、地位、給料その他の待遇において一般社員と比べてそれ相応の待遇がなされます。

 給料について例を挙げれば、基本給自体が一般社員と比べてその地位に相応な金額が支払われている、「管理職手当」「特別調整手当」などの手当によりその責任や重要性に応じた対価が得られている、といったことです。

(参考:しっかりマスター労働基準法 管理監督者編(東京労働局)

URL:https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/content/contents/000501863.pdf

 この①~③の特徴により、管理監督者は時間外勤務手当、俗にいう残業代というものが適用されません。

 

 友人のお父様はこの条件が当てはまるか確認してみました。

 ① → 部下に対して指示出したり、業務分担の管理とかはしてるけど、経営方針に口出しはできないと思う。

 ② → 労働時間はしっかり管理されてて、遅刻しそうなときは慌てて飛び出していっている。

 ③ → 冒頭の通り、「管理職になってもあんまり稼ぎ変わってない」

 以上の答えから判断して、友人のお父様は「管理監督者」に該当しない、「名ばかり管理職」と呼ばれる人だと考えられます。

 なので友人には「お父さんの待遇改善を会社に求めるか、労基に行って過去の残業代を管理職になったときまで遡って請求した方がいいんじゃないか。」とアドバイスしました。ですが友人は「会社に申し訳ないとか、和を乱すからとか、出る杭は打たれる的な感じで自分から動くのを嫌がると思う。」と言っていました。

 そもそもそんな風に思わせている環境が悪いと思いますけれど、ご本人がそれでいいなら、他人の事なので私はそれ以上何も言いません。

 

 ですが、名ばかり管理職に残業代を支払わなかった場合、労働基準法第三十七条違反となり、企業6か月以下の懲役または30万円以下の罰金を命じられることがあります(労働基準法119条1号)。

 また、それが悪質なものと判断されれば、労働基準監督署が強制捜査や逮捕を行うこともあります。

 「知らなかった」「他の会社でもやってる」というのは言い訳にしかなりません。経営者の皆様、もし同じように「名ばかり管理職」に残業代を支払っていないようなことがあったら、このブログを読んだのをきっかけに改善してみてはいかがでしょうか。

 

 そしてこれから経営者になる人も、気をつけてみてくださいね。

G7広島サミットをビジネスチャンスに

2023/08/02

阿須賀コーディネータ(創業支援) おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・阿須賀です。

思えば2022年6月に、被爆地広島でG7首脳会議が行われることが発表されてから2023年5月に実際に開催されるまで、あっという間の一年でした。

中小企業支援や産業振興の視点からもビッグイベントであり、このチャンスを逃してなるものか、という事業者の皆さんの意気込みを感じた一年でもありました。

全体像がなかなか見えず、県と市で合同の県民会議が立ち上がりましたが決めるのは外務省、情報統制も機能し(関わった事業者さんから後日談をいろいろお聞きしました)、首脳がどこへいくとか何を食べるとかお土産は何、など本番までわからないこともたくさんあり、当日をドキドキしながら迎えました。

見たこともないような全国各地の県警のパトカーがホテルの駐車場を埋め尽くし、報道陣と警備のヘリコプターが終始飛び続け、テレビに映っている光景が今目の前の街で起こっている、という不思議な感覚でした。

その宴が終わり、サミット効果がどのくらいあったのか、検証はこれからだと思いますが、サミットをきっかけにいろんなアイデアが形になって誕生した商品もあり、目に見えないいろんな効果も感じています。そして今、広島には海外からたくさんの方が訪れているようです。皆さん、もうしばらくはこれでもか、というくらいに乗っかっていきましょう!

カテゴリ

最近のブログ記事

月別の記事

リンク集

このページのトップへ