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2011/03/31
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する広島市中小企業支援センター所長の藤田です。
さて、このたび、4月1日付で広島市民病院へ異動することになりました。7年間にわたり、当センターの中小企業支援事業に、ご理解とご協力をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
顧みますと、平成16年4月に着任して以来、「女性・シニア創業パッケージ型支援事業」、「いい店ひろしま顕彰事業」、「障害者創業支援事業」といった全国的にもユニークな事業の立ち上げを経験しました。
また、市内中小企業の技術開発力、製品開発力の強化を図るため、「研究開発助成事業」の拡充に取り組むとともに、「役立×情報×発信ブログ」やメルマガ「広島市産業振興センターニュース」など情報発信力の強化にも意を用いてまいりました。
事業の認定者や受賞店など、当センターの支援企業や起業家がそれぞれの分野で活躍されているのを見ると、「所長冥利につきる」思いがあります。これからの、ますますの発展を心から祈念する次第です。
後任は、当センター副所長の佐伯哲也です。佐伯の後任には創業支援担当課長の北林幹生、北林の後任には広島市の地域産業支援課の児玉裕司が就任します。私同様、よろしくお願い申し上げます。
東日本大震災の影響で、暫くは厳しい経済環境が続くものと思われます。当センターでは、震災被害の「特別相談窓口」を設置しています。資金繰りなどのご相談があれば、お気軽にご相談ください。
私ども「広島市中小企業支援センター」は、23年度も職員一丸となって、全力でがんばる中小企業を支援してまいります。引き続き、広島市中小企業支援センターをよろしくお願い申し上げます。
2011/03/30
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
早いもので、明日で平成23年度も終わります。今年度は年度末に大きな地震があり、東北・関東地方の企業はもちろん、地元企業も大きな影響を受けています。当センターでも今回の地震災害の影響を受けておられる中小企業の方を支援するため、特別相談窓口や緊急経営支援アドバイザーの派遣を実施しています。また、広島市でも従来の災害復旧資金を改正して今回の地震の影響も対象にしています。
平成23年度は明日で終わりますが、当センターでは4月以降も中小企業の皆様を強力にバックアップしてまいります。私も8年目になりますが、引き続き支援させていただきますので、よろしくお願いします。
2011/03/29
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
本日、今年度第2回目の障害者創業支援事業並びに今年度第3回目の女性・シニア創業パッケージ型支援事業の認定式を行い、三宅理事長(副市長)から、荒谷佳明さん、久良友美さん、山﨑あずささんに、認定書が交付されました。
なお、本日の認定式の様子は、来月15日(金)に発行いたします、メールマガジン「広島市産業振興センターNEWS」で、ご紹介いたしますので、ご覧ください。
また、平成23年度の第1回障害者創業支援事業並びに女性・シニア創業パッケージ型支援事業の応募につきましては、受付期間はそれぞれ、6月30日(木)までとなっておりますので、創業をご検討の方は、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。
【被事業認定者の事業概要】
荒谷佳明さん(障害者創業支援事業)
テーマ:癒しと施術のバランスのとれたアテンダント・サービスを提供する鍼灸・マッサージ院
午前の出張サービスと午後の店舗営業の営業体制とし、出張サービスでは、在宅で介護を受ける人やその家族を対象にマッサージサービスを行う。店舗営業では、明るくオシャレな店舗で癒しを演出するなど女性客が入りやすい店づくりを行い、癒しと施術のバランスのとれたアテンダント・サービスを提供する。
久良友美さん(女性・シニア創業パッケージ型支援事業)
テーマ:ウェディングドレスに自分らしさを!世界に一つだけMYオーダーメイドドレス
ファッションアドバイザー、デザイナーとしての経験を活かして、顧客の好みにあったスタイルを提案し、リーズナブルな価格で、納得のいく世界に一つだけのウェディングドレスの製造小売を行う。また、他業種とのブライダルチームにより、顧客が望む結婚式を総合的にプロデュースする。
山﨑あずささん(女性・シニア創業パッケージ型支援事業)
テーマ:独自にブレンドしたペルシア紅茶主体のこだわりギフトの開発と販売
独自にブレンドしたペルシア産紅茶を中心とした高級柑橘類やピオーネなど果物とのセット、ドライフルーツや和洋菓子等とのセット及び日本茶とのセットなど、こだわりギフト商品を提供するとともに、面白味のあるギフト商品の開発と販売を行う。また、ペルシア産紅茶の美味しさを知ってもらうために、紅茶教室の開催やデパートの催事に参加する。
2011/03/28
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクト・マネージャーの久保です。
我々、中小企業支援センターのマネージャーの仕事は、窓口相談に持ち込まれる種々の経営相談に対応することから、個々の企業に出向いて実際の改善活動を支援することに至るまで幅の広いものです。そのよって来たる所は皆さん良くご存じの「中小企業基本法」です。この法律が制定されたのは高度経済成長期真っ只中の1963年ですが、当初の趣旨は「大企業との格差是正」ということにありました。その後、時代の変遷に伴って1999年に全面改正が行われ現在のものに至っていますが、この改正によって法の趣旨も「独立した中小企業の多様で活力ある成長発展」に改められ、これをもとに多様な行政の施策が展開され現在に至っています。施策の柱は下記の3項目です。
①経営革新・創業促進の自助努力支援。
②経営基盤の強化。
③経済的・社会的環境変化に対する適応円滑化のための制度の整備。
以上の背景を踏まえたうえで「中小企業で不足しがちな経営資源を補い、成長・発展への意欲ある中小企業の自助努力を積極的に支援する」のが支援センターにおける私たちマネージャーの使命ということです。
具体的な活動としては、窓口相談に持ち込まれた相談案件について、改善・フォローを支援する場合と、マネージャー自らが企業に出向いて面談者とのインタビューの中から課題を発掘し改善を支援する場合の二通りに大別できるでしょう。窓口相談の案件はすでに企業自身により課題が認識され、また解決活動への決意も固まっていることが多いので、本格的な支援に発展する確率が高いように思いますが、その一方で、いったん改善のための支援が始まったものの課題解決まで至らず途中で挫折するケースも、残念なことですが無いわけではありません。
原因としては種々考えられますが、根底には当事者である企業側の改善意欲が途中で途切れてしまうことにあります。改善とは基本的には現状(今の自分)を否定することから始まるので辛くてシンドイものですが、解決への自助努力をしないところには成果は生まれません。「天は自ら助くる者を助く」とよく言われますが、自らが何が何でもやりぬくという強い決意を持ってあたることが、改善を実りある結果に導く唯一の道といえます。(以上)
2011/03/25
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林です。
今年度も残りわずかになりましたが、創業支援事業は常時行っています。
窓口相談:創業者が抱える課題に対して専門家が相談に応じます。
起業支援アドバイザー派遣:事業の立ち上げを支援するため、専門知識・経験を有する専門家を派遣します。
女性起業家サポート事業:経験豊富な女性経営者がアドバイスをします。
女性・シニア創業パッケージ型支援事業、障害者創業支援事業:助成金、経営アドバイザー派遣、融資がセットになった支援を行います。
セミナー・研修会開催:創業や経営に必要な基礎知識、手法などについてのセミナー・研修会を開催します。(なお、今年度はすべて終了しました。)
是非ご利用ください。
2011/03/24
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
22日(火)のブログでは、『役立×情報×発信』ブログの解析をご紹介したところですが、当支援センターのホームページについて、新規ユーザーとリピーター、訪問者数が多かったページについて解析してみました。
ユーザー別
【平成22年度】
新規ユーザー (44.86%)
リピーター (55.14%)
【平成21年度】
新規ユーザー (40.75%)
リピーター (59.25%)
訪問者数ベスト10
【平成22年度】
1. トップページ (28.39%)
2.セミナー・研修会 (6.47%)
3.中小企業融資制度の案内 (4.90%)
4. 「役立×情報×発信」ブログ (3.22%)
5. 支援センターの概要 (3.22%)
6.経営相談窓口相談 (3.21%)
7.女性・シニア創業パッケージ型支援事業 (2.65%)
8.各種助成金の案内 (2.53%)
9.女性起業家サポート事業 (2.13%)
10.相談別案内(2.06%)
【平成21年度】
1.トップページ (34.05%)
2.セミナー・研修会 (6.70%)
3.中小企業融資制度の案内 (4.90%)
4.経営相談窓口相談 (3.54%)
5.「役立×情報×発信」ブログ (3.43%)
6.支援センターの概要 (3.05%)
7.相談別案内(2.74%)
8.各種助成金の案内 (2.41%)
9.セーフティネット保証の申請に関する案内 (1.89%)
10.お知らせ一覧 (1.83%)
※上記、解析結果は3月22日(火)時点における、無料アクセス解析ソフトGoogle Analyticsにより解析したものです。
2011/03/23
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。
平成20年度から、広島市と当センターでは、広島市内企業の優れた技術を広く情報発信し、ビジネスマッチングに結び付けるため、ホームページ「広島市の産業」内において、「ひろしまバーチャル技術展示館」を開設し、一昨年度の「環境展」、昨年度の「ICT展」に続く企画第三弾として、「ひろしまバーチャル医療・福祉関連技術展」を平成22年11月15日(月)から平成23年3月15日(火)の期間開催しました。
この展示会では、医療・福祉に関係する企業13社が出展し、ブログや動画サイトを利用し、事業者の皆様が優れた保有技術を自らの創意工夫でPRしていただきました。
参加企業の皆様ありがとうございました。
来年度も、新たにテーマを設定し、「ひろしまバーチャル技術展示館」を開設する予定です。
どうぞご期待ください。
2011/03/22
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
平成22年度も残すところ後、10日となりました。そこで、年度の締めくくりではありませんが、『役立×情報×発信』ブログのウェブ解析を行いましたのでご紹介します。
※上記、解析結果は3月17日(木)時点における、『役立×情報×発信』ブログについて、無料アクセス解析ソフトGoogle Analyticsにより解析したものです。
2011/03/18
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。
前回に引き続き中国滞在中のことを書きたいと思います。
誰でもそうかも知れませんが、文化の異なる国や地域で生活を始めたばかりのときは、文化や考え方の違いから戸惑うことが多くあります。私の場合も、滞在当初は、中国の人々との考え方の違いや文化の違いから、中国での生活が嫌になることが多くありました。
ことわざにも「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、当時の私はそんなことは考えもせず、これまで日本で生活していたとおりに生活しようとしていました。相手の文化や考え方を考慮せず、自分の考え方を押し通そうとした結果、相手にも私のそんな考えが伝わり、相手と良い関係が築けなかったのだと思います。
中国での生活にも慣れ、考え方もある程度理解できるようになるに従い、相手とどう付き合っていくのかということが分かるようになりました。もちろん、言うべきことは言わねばなりませんが、その場合でも相手の考え方を理解した上で主張しなければ、相手には受け入れてもらえません。
企業経営についても同様に、変化を嫌い何年も同じやり方をする人がいますが、世間の変化を受け入れた上で、自分の考えを表現する方法を考えることも必要ではないでしょうか。
2011/03/17
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。
この度の東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に対しては、心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震災害の影響を受けている中小企業者を支援し、相談体制を強化するため、中小企業支援センター及び市役所地域産業支援課内に特別相談窓口を設置しました。
1 対象者
今回の地震災害の影響を受けている市内の中小企業者
2 設置内容
特別相談窓口では、資金繰りや各種融資相談等の相談対応を行います。
3 設置場所
広島市中小企業支援センター
広島市西区草津新町1丁目21番35号(広島ミクシス・ビル内)
TEL:082-278-8032 FAX:082-278-8570
広島市経済局地域産業支援課
広島市中区国泰寺町1丁目6番34号
TEL:082-504-2237 FAX:082-504-2259
4 相談日及び相談時間
平日 8:30~17:15
2011/03/16
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。
以前ヒューストンで勤務していた時に、テキサス他一帯を熱波が襲い、40℃近くになりました。そのため多くの方が亡くなられました。ヒューストンの暑さは並大抵のものではありません。その理由は、ガルフ湾から毎日押し寄せてくるスコールによって湿度100%近い状況が現出するためです。そのような状況ではクーラーなしでは、自宅で夜を過ごすことはできないため、クーラーが故障すると即ホテルに直行します。
ラニーニャ現象によりタイ、オーストラリア、カナダとブラジルで大雨の被害が発生し、アルゼンチンやロシア他に大干ばつが生じました。日本では、昨夏は猛暑そして昨年から今年にかけて大雪が日本を襲いました。しかし、その日本の猛暑には少し驚きました。気温が37℃~40℃にも達しました。しかも、日本はガルフ湾を持つヒューストンのように高湿度です。ヒューストンと同様な状況になって来るのではないかと心配です。
一方、このラニーニャ現象により、食糧の価格が高騰しています。特に、小麦の価格の高騰は、前回のオーストラリアの大干ばつによる値上がり以上になってきそうです。小麦は、パンやケーキ、ピザやスパゲティ、お好み焼きの生地やうどん他に使います。現在の私達の食卓にはなくてはならないものになってきている分、対策が打たれないといけないように思います。
その対策の一つとして、小麦粉に代わる米粉が現在脚光を浴びつつあります。米粉であれば地産地消ができます。何よりも日本は米を加工する技術はとても高く、日本が本気で取り組めば、新たな産業に発展する可能性もありえます。広島には、その米粉を連続で加工できる技術も産まれつつあります。地産地消によって地域のつながりができ、地域の米粉産業の発展が世界中につながっていくことができれば、多くの人々に恵みをもたらします。米粉を作る技術にこれからはもっと注目していかないといけないと、この度の小麦価格の問題を見て、再度思った次第です。
2011/03/15
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
今日は、独立法人中小企業基盤整備機構が運営しています、中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」をご紹介したいと思います。
この「J-Net21」は、全国の公的機関の支援情報を中心に、経営に関するQ&Aや数多くの企業事例などを簡単に調べることができる、中小企業のためのポータルサイトです。
掲載されているカテゴリーは、「起業する」、「事業を広げる」、「経営をよくする」、「支援情報・機関を知る」、「資金を調達する」、「製品・技術を開発する」、「ニュースを見る」があります。
この中での「起業する」のサイトでは、創業者たちの成功までの軌跡や当時の苦労・苦悩、また挫折から学んだ教訓についてのインタビューや、起業のノウハウ、最新のビジネストレンドなど、これから起業を目指す方をサポートする情報が満載です。特に、業種別開業ガイドでは、カフェやラーメン店など200以上の業種について、開業の準備や手続きの具体的なすすめ方、資金や収益のシミュレーションなどについて詳しく解説してあります。
起業を目指す方から中小企業の経営者、管理者の方まで、必要な情報が幅広く収集できるとサイトだと思いますので、ぜひ、一度ご覧になられてはいかがでしょうか。
2011/03/14
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクト・マネージャーの久保です。
今日は「会社」と「個人」について考えてみましょう。
「会社」は複数の「個人」の集まりで成り立っています。従業員は組織を構成する個人ですし経営者もやはり個人として組織を構成しています。それぞれに生活があり、また、いろいろな価値観をもった個人が集まって、会社という組織の中でそれぞれの役割を果たしています。
個人の生活を著しく犠牲にして成り立っている組織はいびつな組織ですし、逆に社員個々人を優先しすぎる組織もやがて組織自体がおかしくなってしまうでしょう。経営者と社員が、気心が知れて一体となっている会社は組織として強い総合力を発揮しますが、一方、「狎れあい」や「公私混同」が蔓延してしまうと組織としての規律が維持できない状況になってしまいます。企業規模の大小にかかわらず、現実にはこういう状況に陥っている会社は案外あるものです。
・企業が目指す方向、使命は共有されていますか?
・経営者は従業員の言うことに耳を傾けていますか?
・従業員は社長の指示にきちっと従いますか?
・私物(レジャー用品等)が、工場、事務所のスペースを占領していませんか?
・机の中に、仕事に必要のない私物があふれていませんか?
・会社の備品を私的に乱用していませんか?
・5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)は徹底していますか?
組織の中では、経営者には経営者としての、また従業員には従業員としての役割があります。上記は思いつくままに挙げたものですが、夫々がその役割を最も効果的に果たす条件は何かを突き詰めて行くと、案外上記のように単純で当たり前のことに行き着くものです。 企業を強くする、個人を強くする秘訣は、私たちの日頃の小さな行動の一つひとつの積み重ねの上にあるのです。(以上)
2011/03/11
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
今回から「事業計画書策定のポイント!」と題して、それぞれテーマを設け、よりよい事業計画書を作成するための方策をみていきましょう。
今回のテーマは、私が創業支援担当となって最も相談の多かった「飲食業」と外食の形態に含まれる「調理食品小売業」について、家計調査年報からみた動向と需要予測について検討します。
家計調査年報から二人以上世帯の平成21年外食支出と調理食品支出をみると、全国平均では、それぞれ161,314円と98,470円で合計259,784円なっている。また、この20年間の推移をみると、外食支出では平成9年の183,664円をピークに減少し、平成21年はピーク時の87.8%水準にまで低下している。これに対し、調理食品支出は平成18年の101,904円をピークに減少傾向にはあるものの、平成21年で減少率は3.4%に留まっている。
次に、単身者世帯の平成21年の外食支出は165,543円、調理食品支出は67,652円で、合計233,195円となっている。その推移をみると、調理食品支出はほぼ横這いとなっているものの、平成21年の外食支出は平成14年の73.5%水準にまで減少し、この間の年平均減少率は3.8%となっている。
次に、広島市の人口、世帯数の推移を国勢調査結果からみると、平成22年10月1日現在で人口1,174,209人、世帯数512,946世帯で、この10年間で、それぞれ40,075人(3.5%増)、51,502世帯(11.2%増)の増加と世帯数が人口の伸び率を大きく上回っている。
これを区別でみると、人口の増加率が高いのは、安佐南区(14.3%)、中区(4.6%)、安芸区(4.5%)であるが、安佐北区(△4.3%)、東区(△2.0%)は減少に転じている。
これに対し、世帯数はすべての区で増加しており、中でも安佐南区(20.1%)、中区(15.0%)、安芸区(11.6%)と市平均を上回る高い伸びを示している。
紙面の都合上、需要予測については次回とします。
創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。
2011/03/10
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の常本☆康之です。
今回は、3月24日(木)に広島ミクシス・ビルで開催する平成23年度研究開発助成金公募説明会についてお知らせします。
当財団では、中小企業者等における研究開発を促進し、地域産業の振興を図るため、新技術・新製品の研究開発に要する経費の一部を助成する助成金制度を実施しています。
平成23年度は、4月1日(金)から公募を開始する予定ですが、申請書記入期間を確保するため事前に開催するものです。
この公募説明会は、平成23年度における事業実施期間を十分に確保するため、財団理事会で予算が成立する前に財団予算の原案に基づいて行うものです。したがいまして、財団理事会での平成23年度予算の成立が前提となります。参加を検討される中小企業の皆様におかれましては、財団理事会の決定により研究開発助成金事業の内容・実施時期等に変更が生じることがある旨、ご了承ください。
なお、平成23年度研究開発助成金公募説明会の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
2011/03/09
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林です。
厳しかった冬の寒さも和らぎ、いよいよ球春の季節が近づいてきました。
広島東洋カープの本拠地「マツダスタジアム」での入場チケットも先日から前売発売となりました。
この前売発売、売れ行き状況を見ると、ある程度の傾向があるようです。
1 マツダスタジアムは巨人戦で開幕です。平日の3連戦ですが、初戦が売れています。九州新幹線
鹿児島ルートの全線開通による初日チケットが瞬間的に売り切れたということからも、「初めて」とい
う記念は多くの人の関心を集めるのでしょう。
2 「砂かぶり席」(最高8,000円/席)の高額席が早くも年間を通してよく売れています。高付加価
値も人気があるようです。
3 巨人戦は年間を通してよく売れていますが、土曜日、日曜日の売れ行きでは土曜日の方が売れ
ています。次の日も休みの方が行動しようとする意欲が高まるのでしょうか。
4 そして、日本ハム戦はほとんどの席が売り切れです。これは話題の斎藤祐樹投手が投げるかもし
れないという期待から売れているのでしょう。
売上アップのためのキーワードとして、「初めて」「高付加価値」などはよく目にしますが、まさにその通りのようです。
2011/03/08
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。
前回に引き続き、本の内容から流れを追って見ます。
『国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2025年における
①日本の人口は、2005年比6%減
②少子化は、14歳以下の若年人口比率で2005年比0.6%減
③高齢化は、2005年比9.1%増
と予測されている。人口構成が変わることにより、サービス産業が提供する商品に対する需要要件は多様化すると思われる。すなわち、これまでの勘と経験によるサービス商品開発では、需要を捕らえきれず顧客獲得に結びつかないと思われる。サービス産業がこのような状況に対応していくには、市場ニーズを的確に把握してそれを満たすようなサービスを開発できる仕掛け作りが必要となる。また、サービス産業における離職率・入職率は製造業に比べて高いため、従業員教育は短期間で効率的に行う必要がある。さらに、今後は高齢化に伴い高齢な従業員に現場のコツを効率的に伝え働きやすい職場を作ることも重要となる。そして、サービス産業が国際展開する際には、現地の外国人従業員の教育が極めて重要となる。』
以上から【早く的確な①仕掛け作りと②従業員教育】が重要と気づきます。このことを検討するためには『最適設計ループ』に挙げられている技術について知ることが早道と思われます。
次回では『最適設計ループ』の各フェーズ(観測、分析、設計、適用)で求められている技術を取り上げます。
2011/03/07
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する広島市中小企業支援センター所長の藤田です。
私が、当センターの支援企業や起業家を訪問し、頑張りぶりを紹介しています。
"株式会社板野紙工"は、段ボールのパッケージメーカーですが、最近は、段ボールを使った家具や乗り物の形をしたティッシュケースなど、段ボールの新しい可能性を追求しています。
同社は大正年間に木箱の製造で創業しました。その後、段ボールケースの製造を始め、近年は様々な段ボールケースを製造するための「木型」の製造が主力となっています。
高度な技術を要する「木型」の設計、製造は同社の大きな"強み"になっており、その技術力をベースに、段ボールを使って、机などの「家具」(商品名:クラフトウェハース)、車や電車の形をした「ティッシュケース」、スポーツ観戦の「鳴子メガホン」などを次々と企画開発されています。
社長の板野 護さんは、「段ボールは軽量、衝撃吸収、加工性、強度、安価などの特徴があり、リサイクル可能で環境にやさしい素材です。工夫次第では色々な用途に使える可能性を持っており、当社の技術力を生かして段ボールの可能性を追求していきたい」と語っておられました。
同社は、広島グッドデザイン賞において平成21年度に「鳴子メガホン」が、平成19年度には「クラフトウェハース」がそれぞれエコロジーデザイン部門の「奨励賞」を受賞しており、デザイン力、企画力が高く評価されています。
厳しい業界環境の中、同社は企画開発力を生かした製品群を新たな収益の柱に育てるべく、ネット販売や有力百貨店でのデモンストレーションなどに取り組んでいます。
板野社長は「我々は世の中の大抵のものは段ボールで作れますが、それをいかに売っていくかが課題となっています。自分の周りの狭いマーケットを"守る"だけでは展望は開けないので、これからは、首都圏等への"攻め"の活動を強化したい」と意気込みを話しておられました。
当センターでは、中小企業の販路拡大などを支援するため、専門家派遣や窓口相談を行っています。また、経験豊富なマネージャーが継続的に支援しています。ぜひ、ご利用ください。
事務所で使われている段ボールの机
段ボール製のティッシュケース(ノベルティとして好評)
鳴子メガホン(Vリーグの所属チームのオフィシャルグッズ採用実績あり)
段ボールの木型とそれを使って打ち抜いたもの(技術の源泉)
組み立てるとパッケージ
2011/03/04
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。
少し前になりますが、1/24(月)リーガロイヤルホテル広島で平成22年度「いい店ひろしま」表彰式を開催しました。
テレビ局などのマスコミ関係者を始め、出席者140名を超えるとても盛大な表彰式となりました。
秋葉市長挨拶
表彰状授与
平成22年度受賞店舗(50音順)
是非皆さんもお店を訪れてみてください。
2011/03/03
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。
私ごとですが、先日、iPhoneを購入し、使いこなせるように、日々、奮闘中です。
ビジネスの現場においてiPhoneをどのように活用できるのか。ブログで皆様にお伝えしていきたいと思っています。(とはいえ、初心者視点ですからハードル低めで勘弁してださい。)
さて、皆さんは営業などで外出したとき、目的とする建物が分からなくて困ったことや、道に迷ったりしたことはないですか。車に乗っているときに「ナビがあればな~」なんて、うちの職場ではよく耳にする言葉です。
iPhoneにもナビソフトはいろいろありますが、毎年2~3千円必要なものや毎月数百円かかるものなど、結構なコストになります。
イヤです。私は無料が好きなんです。タダでナビして欲しいんです。(`・ω・´)キリッ!!
な~んて、そんな都合のいいソフトはないって、・・・あ、ア゛~!ありました!
しかも、iPhoneに最初からインストールされている「マップ(GoogleMap)」がナビ機能を持ってました。目の前にありながら、知りませんでした。まあ、ナビというよりは、経路の表示と自分の位置(現在地)の表示だけなんですけどね。自分の位置はリアルタイムに表示されますから、実質的にナビのように使えます。
使い方は簡単!アプリを起動して、「経路」をタップ。出発地と到着地を入力しますが、出発地は初めから現在地が入ってますので、到着地のみを入力(施設名称とかでもOK)すれば、建物まで案内してくれます。スゴ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ただし、リルートには対応していませんし、音声案内もありません。VICSも使えません。いやいや十分です!だって、タダですから。ヽ( ´▽`)ノワーイ
(運転中の携帯電話使用は道路交通法違反となります。携帯電話を操作したり、注視する場合には、車を安全な位置に停車させてください。)
2011/03/02
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。
今回は、先週、2月21日(月)に、メルパルクHIROSHIMAで開催した「技術経営セミナー」の結果を報告します。
このセミナーでは、製造業の経営者、管理者を対象に、保有技術や新技術を利益に結びつけることができるよう、組織能力を高めることの重要性を理解していただきながら、持続的利益を獲得するための経営戦略を学んでいただきました。
持続的な成長を目指すための技術経営に関心のある方67名が受講されました。
講師は、技術経営、企業戦略、技術戦略を専門とし、一橋大学大学院商学研究科では「イノベーションと戦略・組織」「技術戦略」など、製造業の技術・製品戦略に関する講義を担当され、民間企業では、経営幹部を対象に、技術経営の視点から、成長戦略に関する研修講師としての数多くの実績があります。
今回のセミナーでは、組織能力を高めることが重要であることや付加価値(意味的価値の創出)づくりとものづくりの違いや社会貢献などについて、具体的に自動車産業や家電産業などの企業の例を提示して説明され、大変好評でした。
今年度の当センターのセミナー・研修は2月に全て終了しましたが、来年度も各種セミナー・研修を開催しますので、中小企業の方や創業をお考えの方は、ぜひご参加ください。
2011/03/01
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。
前回は、中国に滞在中の街の変化についての感想を書きましたが、今回は滞在中の中国語学習について書きたいと思います。
私が北京に滞在したのは、2004年から2005年までの1年間でしたが、北京に行くまでは、中国語の勉強もしたことがなく、まったく話せない状況でした。滞在の最初の1ヶ月くらいは、相手が何を言っているのか全く分からないため、買い物も満足に出来ませんでしたし、どこに行くにも小型のノートを持ち歩き、分からないことはノートに書いてもらっていました。
当初は、こんなことで生活できるのかと不安になっていましたが、生活にも徐々に慣れ始めた頃、なんとなく周りの人の言葉が分かるようになりました。昨日までは何を言っているのか分からなかったことが、ある日突然分かるようになったのです。(当然、分からないこともたくさんありましたが。)まるで、学習してきた単語や文法が一本の線として繋がった瞬間でした。
その後も、まるで階段を登るような感じで、上達が止まる時期と一気に上達する時期が交互に訪れました。上達しない時期には、学習することが嫌になることもありましたが、後で必ず上達するときが訪れると信じて学習を続けました。このようなことを続けていくうちに、気付いた時には、日常生活に支障がない程度には、話せるようになりました。
語学に限らず、どんなことでも障害に当たる事があると思いますが、諦めず継続することで道が開けるのではないでしょうか。