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支援センター職員によるブログ

生成AIの活用

2024/09/04

中小企業支援センター・中平福所長

がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」所長の中平です。

 

前回のブログで個人的に生成AIを色々試していることを書きましたが、6月6日(木)に当センターが「生成AI活用セミナー」(講師:ITコンサルタント 富田良治氏)を開催しました。

 

文章生成AIや画像生成AIを始め、様々な生成AIの紹介、著作権問題への対処などビジネス利用での注意点や活用事例紹介、Microsoft Copilotによる演習などでAIに関する最新の知識を受講者の方に深めていただきました。

講義終了後、生成AIの最新情報を常に収集しビジネスに活用されている富田講師でさえも「生成AIセミナー用のテキストは一旦作成しても、たった1週間で内容を見直さないといけない」と話されていました。

 

中でも私が最も興味を持っている動画生成AIは、自然な動きで実写映像と区別することが難しいほど完成度が高まっています。

テレビCMに動画生成AIによる実写のような人物が登場したり、テレビニュースやオーディオブックを音声生成AIが読み上げたり、様々な場面で活用されています。音声も人の声を学習して本人そっくりに話せる技術も進化しているので、近い将来、本物の俳優が演じたものと見分けがつかないようなドラマや映画が制作される時代が来るかもしれません。

 

一方、この動画生成技術を誰でも普通に使用できるようになれば、ディープフェイク動画も簡単に作成できるので、偽情報の拡散、名誉毀損、詐欺行為への悪用などで社会的な混乱を招く危険性があります。

生成AIはビジネスを効率化し、私たちの暮らしを便利にすることが期待されるツールですが、著作権侵害や倫理的リスクを意識して責任を持って利用する必要性も痛感しました。

生成AI(人工知能)

2024/05/08

中小企業支援センター・中平福所長

がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」所長の中平です。

 

2022年11月に、オープンAI社が会話型生成AI「Chat GPT」を発表してから、生成AIが加速度的に普及・発展しています。

私も興味があり、様々な生成AIを試しています。

初めて、Chat GPTに質問をした時は、短時間で素晴らしい回答を返してくれるので、非常に感動しました。しかし、「広島で美味しい広島風お好み焼き店を紹介して」などの個別具体的な質問をすると、もんじゃ焼きの店を紹介したり、もっともらしく怪しい回答をしたりするので、いきなり信頼感がなくなりました。

現在は、信用し過ぎず、アイデアを得るための材料として使ったり、AIの回答の裏付けを取った上で参考資料として使用しています。

 

その後、Googleが会話型生成AI「Bard」を発表しました。これは、質問すると、いっぺんに3パターンの回答をしてくるので驚いていると、マイクロソフト社は検索エンジン「Bing」にChat GPTを搭載した後、AIアシスタント機能「Copilot」を追加しました。さらにGoogleは「Bard」を「Jemini」に進化させるなど、ものすごい速度で生成AIが発展しており、とても付いて行けない状況です。

会話型生成AIのほかに、テキスト指示だけでイラストなどを描く画像生成AIや動画生成AIも続々と発表されています。

 

私は毎年、年賀状のイラストを描くために、ペンタブレットを使っていますが、大変な時間と労力を掛けて苦労しているので、画像生成AIが使えれば、年末の苦労が格段に楽になると期待していました。しかし、様々なプロンプト(入力指示)により指示するのですが、変な顔になったり、矛盾した構図になったり、思いどおりに作成できませんでした。

最終的には、AIが作成したイラストを参考にして、自分で描き、日の出をイメージした空だけを背景として使用しました。

生成AIは個人や企業の情報の入力に注意が必要であり、著作権や商用利用の制約などがありますが、ビジネスの効率化を図る画期的なツールだと思います。

 

6月6日(木)に、生成AIの活用事例の紹介やスマホで実際に使ってみる演習を交えた「生成AI活用セミナー」を開催しますので、興味がある方は、ぜひ参加をご検討ください。

私も来年の年賀状作成までには、思いどおりのイラストが生成できるよう頑張ります。

ChatGPTの衝撃とこれからどうなるの

2023/05/10

姫野コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。

 

 最近、毎日のようにニュースを賑わしています「ChatGPT(チャットジーピーティー)」ですが、その名前が記号のようで、なんだか難解ではありますが、簡単に言えばAIの一種で「自然言語処理」で今までにない、抜きんでた性能と情報量のため、もしかしたら仕事や生活が変るのではないかと言われています。
 
 そのChatGPTとは何か、今後はどうなるのかを、ChatGPTに質問してみました。
 
■Q:質問「CharGPTって何ですか」

●A:CharGPTの返答:「ChatGPTは、OpenAIが開発したGPT-3.5アーキテクチャに基づく大規模な言語モデルです。ChatGPTは、自然言語処理の分野で使用されるAIアシスタントの一つで、文章生成、対話システム、文章要約、翻訳などのタスクを実行することができます。ChatGPTは、様々な情報源から学習しており、世界中の様々な言語に対応することができます。」

■Q:質問「ChatGPTのGPTという名前の由来は」

●A:CharGPTの返答:「ChatGPTの「GPT」という名前は、「Generative Pre-trained Transformer」の略語です。この名前には・・・【長いので中略】・・・長い文章の処理に優れた性能を発揮します。ChatGPTは、GPT-3.5アーキテクチャを採用しており、これは、GPT-3から派生した改良版であることを示しています。」


■Q:質問「ChatGPTは今後どうなっていくの」

●A:CharGPTの返答:「ChatGPTは、自然言語処理の分野でますます重要な役割を果たしており、今後も進化し続けることが期待されています。ChatGPTの開発者たちは、モデルの改善や拡張に取り組んでおり、より高度な自然言語処理タスクへの対応や、より多様な言語のサポートなどが見込まれています。


また、ChatGPTは、今後ますます多くの分野での応用が期待されています。例えば、ChatGPTは、医療や法律、金融、教育などの分野での自然言語処理タスクに応用されることが考えられています。ChatGPTがこれらの分野での課題解決に貢献することが期待されています。」


というような答えが返ってきます。
その上で、以下の質問をしてみました。


■Q:質問「ChatGPTの情報源はなに。また、その情報の件数はどのぐらい。」

●A:CharGPTの返答:「ChatGPTの情報源は、インターネット上の巨大なコーパスと呼ばれる大量のテキストデータです。具体的には、ウェブページ、ニュース記事、書籍、ブログなど、様々な形式のテキストデータを収集し、学習に使用されています。また、ChatGPTは、Wikipediaなどのオンライン百科事典からの情報も学習しています。


ChatGPTが使用する情報源の件数は非常に膨大であり、公式発表では数千億のトークンを含む数十テラバイトのテキストデータが使用されているとされています。具体的な件数については明確にされていないため、推定するしかありませんが、数千億から数千兆にも及ぶとされています。」


 つまり、ChatGPTの正体はインターネット上にあふれる膨大な情報をできる限り収集し、それを各言語モデルとして組み合わせ生成しているのです。
 そのため、インターネットで流れている「間違った情報」までも扱うことから、時々、それは違うだろうという答えが返ってくることがあります。
 その他、個人情報や著作権のある情報などもあり、今後のあり方を検討することが、国を中心に行なわれています。
 
 AIはあくまで「道具」です。便利ではありますが、使い方を間違えないように、AIだから間違いないと思わないで、上手に付き合うことをおすすめします。

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