公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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支援センター職員によるブログ

ホームページを活性化させよう!

2010/08/31

kishino2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。

 

 8月11日(水)に創業ワンコインセミナーの最終テーマであるWebを開催いたしました。
 ホームページの活用事例やサイト運営に必要なポイントなど盛りだくさんの内容で、担当の私も最新の情報を聞く事ができ、とても参考となるセミナーでした。


 今日は、その中で、特に皆様にご紹介したいのが、有効なキーワードを見つけるソフト「キーワードウォッチャー」です。
 「キーワードウォッチャー」???「何のこっちゃー」と思われる方も、おためしの価値はあると思います。
 SEO、SEM、アフィリエイトマーケティングのための検索数値調査ツールで、インターネット上で検索されたキーワードの検索数を調べることができるツールです。

 

 過去に遡って検索数のトレンドをみたり、最新のデータに基づいた関連キーワードなどを調べることができます。無料会員登録(有料会員登録も有ります)を行うことで、検索数の上位20件まで見ることができます。ただし、無料ですので、月間検索数上限20回まで、検索可能期間は過去1ヶ月分と制約はありますが、検索数を調べたい年月、キーワードを入力して、検索ボタンをクリックするだけで、検索数が表示されます。

 

 ご自身のホームページで設定されているキーワードは適切なのだろうか疑問に思われている方は、ぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。新しいキーワードが発見できるかもしれません。

メールマガジン「広島市産業振興センターNEWS」をご利用ください!!

2010/08/30

takeda2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当の竹田です。

 

 メールマガジン「広島市産業振興センターNEWS」を、毎月15日に配信しております。
 このマガジンの購読料は無料で、ここから配信登録ができます。

 

 毎回、広島の企業の皆様へ、研修会・セミナーや各種支援制度などの経営・技術の向上に役立つタイムリーな情報を写真などの画像付でお届けしております!

 

 来月15日に発行予定のNo.64でも、当センター登録専門家で松田社会保険労務士・中小企業診断士事務所代表の松田里絵さんに「企業に求められる労務管理とは」(第1回)と題して、平成22年4月1日より一部改正があった「労働基準法の要旨」について語っていただくなど皆様のお役に立つ情報を盛りだくさん準備しております。

 

 過去のマガジン(バックナンバー)にも、たくさんのお役立ち情報がありますので、是非この機会にご登録ください。

 

 たくさんの皆さまのご登録をお待ちしております。

環境への取り組み! 地産地消への動き その3

2010/08/27

mennde5.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。

 

 宮沢賢治の有名な詩「雨ニモマケズ」の一節に以下のような文があります。
           一日ニ玄米四合ト
              味噌ト少シノ野菜ヲタベ

 

 玄米は完全食に近いため、玄米だけでも人は生きていけそうです。しかし、一日玄米4合とはとても多い量に思えます。

 今私が食しているのは、週に2~3合の玄米です。勿論様々な食材を組み合わせてですが。 一方、農林水産省では、米穀の新用途への利用の促進に関する法律(平成21年法律第25号)を制定する中で、米粉利用推進を行っています。小麦粉の代わりに、米粉を使ってパンとか麺とかを作ろうという試みです。

 

 つい先頃大干ばつがオーストラリアに襲いかかり小麦が高騰し、お昼ランチのスパゲティーセットに含まれるパンが、2個が1個になったりしました。食い物の恨みは恐ろしいといいますが、おいしいガーリックパンを減らされたことはよく覚えています。

 

 今回また同じ事態が起きそうです。といいますのも、ロシアが長引く山火事のため、小麦の輸出を今年一杯禁止しました。再び小麦価格が上がり、同様な事態が起きてくることが懸念されます。その場合、以前のように何とかしのげるかもしれませんが、将来は小麦粉等の食糧品が全く入ってこない事態も起きてくることも考えられます。
 何しろ1900年に人口が17億人であったのが、2050年には90億人まで膨張することが予測されるからです。まず石油の供給不足が叫ばれました。その次に水不足、そして食料不足が声高に叫ばれてくる可能性があります。

 

 食糧難が起こってから慌ててはどうしようもありません。食料の自給自足はとても大事です。米粉でできた食パンであれ、麺であれ、製粉・混練技術が発達すれば、小麦粉に代替えすることは可能なはずです。お米であれば、輸入品に依存する必要もありません。 
 いわゆる地産地消が可能です。そして、自分達の食材を自分達のコントロール範囲内で調達していく仕組み作りができます。

 世界の諸般の事情に大きく影響をうけることなく、環境への取り組みの中で、より安全な食材を得るシステムづくり-地産地消ができれば私達の日々の生活が、より安心できるものになってくると思うのですがどうでしょうか。

ちょっとお得なパソコン活用術

2010/08/26

kobayashi2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。


 今回はパソコントラブルの解決事例についてご紹介します。

 

 先日、知人から「ワード文書をWebに掲載するにあたりPDF化したいが、ファイルサイズが大きくなってしまう。できるだけ小さくしたい。」との相談がありました。
 依頼のあったワードのファイルサイズは約50KBです。ワード2007の機能である、「PDFファイルとして保存」を使うと、確かに200KBを超えるサイズとなってしまいます。Webに掲載するファイルが1つだけなら問題はなさそうですが、これが複数あると利用者には負担になりそうです。
 さて、どうしたものか・・・
 ファイルのPDF化には様々なソフトがあります。ソフトが違えば、生成されるファイルのサイズが違うことも十分予測できます。そこで、違うソフトで試してみることとしました。今回は、PDFファイルの生みの親Adobe社のAcrobatを使ってみました。
 結果は・・・25KB!やりました。2分の1です。ファイルによっては、4分の1程度まで小さくなるものもありました。
 当然、ワードのPDF化機能でもファイルサイズが小さくなるものもありましたので、使用するソフトによって得意・不得意があるようです。
 文書をPDF化する際に、ファイルサイズが大きくなってお困りの場合は、ソフトを変えてみると解決するかもしれません。
 いい勉強させていただきました。

新製品開発への挑戦

2010/08/25

shimonawa.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。

 

 2008年にアメリカが持続可能なバイオエネルギー産業の発展を促進するため、連邦政府機関による様々な協力事業を盛り込んだバイオ燃料国家行動計画が発表され、化石燃料からグリーン燃料へのパラダイムシフトが世界的規模で進行しています。地球温暖化防止、CO2削減を目指した低炭素社会の実現に寄与する、植物を由来としたバイオ燃料への移行のための取り組みです。
 しかしながら一方で、穀物の価格高騰という弊害を招いている事実もあります。こうした現状を踏まえ、新たなバイオ燃料の原料として、日本、インドネシア、タイ、ベトナムなどで、ジャトロファ※の栽培が注目されています。

 

※ ジャトロファの正式名称はJatropha Curcasであり、日本の生物学名ではナンヨウアブラギリとして知られています。バイオエネルギーの需要が高まるにつれ、多くの原料について食糧との競合が起こることが懸念されていますが、ジャトロファはその毒性により食用とならず、また、本来食用品の栽培に適さない不毛な土地での生産が可能であるため、食糧との競合を起こさない点で近年注目を浴びています。

 

 ジャトロファの本格栽培に日本の若者たちが取り組んでいます。『荒れ地をみどりの油田に変える』をコンセプトに、インドネシアで5,000ヘクタールの用地を開拓し、ジャトロファ栽培を始めましたが、わずか半年で撤退しました。失敗の原因は、ジャトロファの性質がよくわかっていなかったため、十分な実を収穫できなかったほか、原油価格が下がり、当初期待されていたほどの生産性が得られないジャトロファの採算性は、相対的に下がるばかりと散々な目にあい、ジャトロファの本格栽培を目指した各国企業の多くがこの事業から撤退していきました。

 

 ジャトロファで採算を取るための突破口は、発想の転換にありました。毒があるゆえに選ばれたジャトロファから、毒を抜くというアイデアです。ジャトロファの油を搾った後に出る搾りカスには、豊富なタンパク質が含まれているため、ジャトロファを品種改良して毒を除けば、搾りカスを家畜の飼料として使え、もう一つの収入源となり、ビジネスとして成功するはずと品種改良に全力で取り組みました。

 

 まずは、世界各国から2,000種を超えるジャトロファを取り寄せ、栽培に取り組み、1種ごとにその特性を記録していきます。次に、毒性の強い種と弱い種の交配をはじめ、実が多くなる種との交配等気が遠くなるような数の交配を重ね、その特性を記録していきます。品種改良は遅々として進まず、若者たちに焦りが出始めたころ、検査のために日本に送ったサンプルの一つが、毒もなく、実も多くなる改良種であることが判明しました。

 

 遂に品種改良に成功し、本格栽培を開始しようとした矢先に、現地から悪いニュースが届きました。初年度はあんなに多くの実がなっていたのに、今年はあまり実がつかないというものでした。直ちに、現地に向かい調査した結果、ジャトロファが病気にかかっていることが判明しました。毒を持っているときは病気には強かったジャトロファが、毒がなくなることにより、病原菌への対抗性が失われるという何とも皮肉な結果となりました。

 

 給料を引き下げ、家族にも経済的負担をかけ、ジャトロファの品種改良に情熱をかけてきた彼らですが、支援企業もいつまでも待ってくれるという状況にはなく、残された時間はわずかですが、彼らなら『荒れ地をみどりの油田に変える』をきっと実現してくれると信じていますし、その吉報を心待ちにしている今日この頃です。

 

 創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。

考えを変えてみる

2010/08/24

nakamiya.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。


 まだまだ暑い日が続いていますが、皆様、体調を崩されたりしていないでしょうか。今年の夏は、近年になく暑く、熱中症による緊急搬送の件数も過去最多といわれています。


 私は夏になると、剣道部に在籍していた学生時代に、学校の道場で汗を流したことを思い出します。現在では、運動中にこまめな水分補給をするよう指導をされていますが、私が学生だった当時は、部活動中に水分をとってはいけないと言われており、暑さにふらふらになりながら、剣道に打ち込んでいたことが思い出されます。


 今となっては、水分をとると早く疲れるなどの理由での水分補給の禁止は、根拠のない精神論ですが、当時はどの部でも水分補給の禁止が一般的で、上記のような考え方は、一種の固定観念であったと思います。


 企業経営にも、これと同じことが言えるのではないでしょうか。皆様は従来の考え方、方法を正しいと信じ込み、ずっと同じやり方を続けていることはないでしょうか。水分補給の例と同様に、もしかしたら、数年後にはそのやり方は誤ったものになっているかもしれません。


 確かに、企業にとって変えてはいけないものもありますが、考え方、方法を変えることで業務改善につながることがあるかもしれません。そのためには、時々立ち止まり、第3者の視点から、客観的に自分たちの仕事を見つめなおすことも必要ではないでしょうか。

第3者の視点で、自社を見つめなおしませんか。

2010/08/23

tsunemoto2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の常本☆康之です。

 

 今回は、中小企業支援センターの事業のうち「企業ドック診断」について紹介します。
 まず、財務・販売・労務・生産管理など、各種の経営課題を抱えている中小企業や、自社の現状を正確に把握し、経営改善に取り組みたいと思われている中小企業者を対象に、当支援センターの専門家とマネージャーなどで構成する「診断チーム」を派遣します。


 そのチームが診断対象企業の現状を第3者の視点で解析して、経営課題や強み・弱みを明確に示します。その結果、自社の現状を客観的に把握することができ、今後の経営計画の策定や財務内容の改善などに役立つ情報が得られます。


 また、「企業ドック診断」で明らかになった経営課題の解決を図ろうとされる場合で、具体的な改善活動が単独でできない時には、その課題にあった専門家を派遣しての経営支援も行います。
 自社の置かれている現状を把握されたい方、課題を明確にされたい方は、ぜひ「企業ドック診断」を受けてみてください。今後の経営に役立つこと間違いなしです。

 

 企業ドック診断の詳細は、こちらから

いい店ひろしま消費者審査員を募集します。

2010/08/20

saeki3.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。


 8/1(日)から8/31(火)までいい店ひろしま消費者審査員を募集しています。
 毎年、自分の町のいい店を発見したい、地域に貢献したい等の理由でたくさんの人が応募されます。まだ若干、人数に余裕がありますので、興味のある方はお早めに応募してください。

 
1 応募資格
 (1) 20歳以上(平成22年9月1日現在)で、広島市内に居住されている方
 (2) 原則、居住区内にある審査対象店舗を訪問し、店舗の評価をしていただける方
 (3) 9/11(土)に開催する説明会に出席できる方

 

2 募集人員
 40名程度(応募者多数の場合は、抽選とします。)

 

3 業務内容
 審査対象店舗の評価(審査対象店舗を訪問し、簡単な採点表による評価を行う。)
 ※ 消費者の視点から審査していただきますので、専門的な知識は必要ありません。
 ※ 10店舗程度を考えていますが、店舗の応募状況により変動します。

4 謝礼等
 謝礼金はありませんが、交通費の補助として、3,000円を支給します。

 

5 応募方法
 応募申込書に必要事項を記入のうえ、応募受付先に郵送又はFAXしてください。
 応募申込書は、広島市役所本庁舎、各区役所、各区民文化センター、広島商工会議所などで配布するほか、次のホームページからもダウンロードできます。

   https://cms.assist.ipc.city.hiroshima.jp/iimise/

※「自薦店舗」の応募者及び「消費者推薦店舗」の推薦者は応募できません。

英語の社内公用語化

2010/08/19

bajyou2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。

 

 前回のブログで韓国のサムスン電子が社内会議でも英語を使っていこうとしていると書きましたが、日本も負けてはならじと楽天が社内の公用語を英語にしていくと発表しました。同社では、エレベーターの案内や社員食堂のメニュー、ごみ箱の表示なども英語に切り替わっているそうです。

 

 この英語の社内公用語化にも賛否両論あり、日経新聞のアンケート調査では、「反対」、「どちらかといえば反対」が73%を占めていました。まだまだ、日本人同士が英語でしゃべるのには抵抗があるようです。

 

 ただ、中小企業がそこまでする必要はありませんが、海外進出を目指す企業は英語の堪能な人材、あるいはこれからは中国語の堪能な人材を確保していく必要があるかもしれません。

 

 私の職場も含めて、ほとんどの職場では英語が社内公用語になることはないと思いますが、事業展開、人材採用などで進む国際化の波がここまで来たかと感じました。

頑張る中小企業訪問記 その4 バイオマス技術で循環型社会に貢献する 大気テクノ株式会社

2010/08/18

2208181-1.jpg おはようございます。

 がんばる中小企業を全力で支援する広島市中小企業支援センター所長の藤田です。

 

 

 私が、当支援センターの支援企業や起業家を訪問し、頑張りぶりを紹介しています。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

                                 

                                      大気テクノ(株)にて後は、製造中のボイラー

 

 

 "大気テクノ株式会社"は、製材所や家具工場の集塵機のメーカーとして創業。その後、木屑、樹皮等の破砕機、木屑焚ボイラー、乾燥機などの周辺機器に事業分野を拡大し、最近は、それらを組み合わせたプラントの企画提案に注力されています。

 

 同社は従業員数36名、売上高8億円の企業で、販路は東北・北海道から沖縄まで、森林の多い地域を中心に全国に及んでいます。社長さんが営業として全国を飛び回る一方、奥様の河本多美子常務が経理から製造までを取り仕切っておられます。

 

 CO2削減のため、同社の保有技術を活用した、木屑や間伐材などのバイオマス燃料を発電、乾燥、暖房等の石油代替エネルギーとして利用することは大きな可能性を持っており、同社の事業分野は大きな成長が期待されます。しかし一方で、同社は、若い社員が多く溶接や塗装の熟練工が不足しており、これから一段と成長するには、塗装や溶接技術の向上が大きな課題となっていました。

 

 このため、当支援センターでは、環境担当マネージャーを派遣して同社の技術力向上を総合的にコーディネートしています。
 具体的には、当支援センターから熱力学の専門家を派遣技術振興部から溶接及び塗装の専門家を派遣するほか、広島市の地域ものづくり技能伝承支援事業を活用し、溶接の技術・技能指導を実施しています。

 また、緊急経営支援アドバイザーを派遣し、会社全体の経営力の向上を支援していくことにしています。

 

 広島市中小企業支援センターでは、御社の経営課題について、職員とマネージャーが、親身かつ継続的に支援しています。是非、ご利用ください。

 

2208182.jpg                      15名が参加しての溶接技能試験

 

 

  2208183.jpg                           溶接技術講義

 

  2208184.jpg                       SUS溶接見本製作し工場に設置

 

 

2208185.jpg                      出荷を待つシェーキング集塵機

IFRSに留意しましょう。

2010/08/17

hamada2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。

 

 今回はIFRS(International Financial Reporting Standards:国際財務報告基準)について考えます。

 私は、IFRSは中小企業の皆さんには関係ないとこれまで思っておりました。

 しかし、今後、中小企業の皆さんが海外企業との取引を始める、あるいは、取引を拡大する場合に、海外企業や海外の消費者が皆さんの企業の開示情報を参照・調査すると思われますので、開示情報は世界共通の基準に合致している方が有利になると考えます。

 なぜなら、海外のIFRSの適用地域は一部の地域(中米/アフリカ/西アジア/南アジア/東南アジアなどの一部)を除いて適用する予定だからです。ちなみにBRICs(ブリックス)も適用します。

 

 そこでIFRSについて事例調査してみてはどうでしょうか。

 現在、日本企業のIFRS早期適用の第1号は日本電波工業株式会社で、2010年3月期決算から適用しています。開示されている決算短信などを調査してみるのが良いと思います。
 また、非上場会社の会計基準に関する懇談会がまとめた新たな中小企業向けの会計指針がまもなく公表されるようですので頭に置いておきましょう。

『デザイン・イン』

2010/08/16

kubo3.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクトマネージャの久保です。

 

 今日のテーマは『デザイン・イン』です。


 自動車のように、これを構成する部品、あるいは複数の部品が集まった装置が相互に複雑に関連することで成り立っている商品では、個々の部品や装置に要求される性能、機能、構造、寸法、コスト等の条件は複雑な相互関連を考慮に入れつつ、自動車という最終商品が最適になるよう決定していく必要があります。これを効率よくできるだけ期間を短縮して実現する手法として考えだされたのが、今回のテーマの『デザイン・イン』です。

 

 『デザイン・イン』とは、商品開発の早い段階から部品メーカーが開発に参画し商品企画や機能開発、コスト開発をクライアントと協力して実施するものです。部品メーカーは最終的には部品の詳細設計と製造を担当しますが、以前のようにクライアントから渡された図面の指示に従って、製造のみを分担する従来の方法とは大きく異なります。

 

 部品メーカーがこれにこたえるためには、設計開発能力があることに加えベスト・イン・クラスのコスト開発能力があること、また3次元CADのデーターが共有できるシステムを持っていることも不可欠です。さらに、『デザイン・イン』活動では、早い段階から新商品の企画情報の提供を受けることになるので守秘義務が厳しく問われることになります。


 現在1次下請けの立場にあっても、上記の諸条件が見たされなければ、『デザイン・イン』に参画しビジネスチャンスを得ることはできません。現在2次、3次の下請け企業で、いずれ将来は1次下請けとして『デザイン・イン』に参画することを目指したいのであれば、図面に指示された通りのものが製造できるというだけではなく、まずは設計・開発能力を養うことを最優先課題としてこれに挑戦する必要があるでしょう。

「意外にも的を射たコミュニケーション戦略」

2010/08/13

mikio2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林です。


 先日、広報関連の専門コンサルタントの方とお話しする機会がありました。その際、私が「コンサルタントなどの専門職を持つ既婚の女性向けにビジネスバッグを開発し、販売する場合、商品広告を掲載する既存雑誌は何にしますか?」と仮定の話を尋ねました。
 すると、3誌あげていただきました。2誌はトレンディ系で著名な雑誌。
 そして、もう1誌が、女性向け専門誌を予想していた私にとっては意外にも、新しい生活を提案し、いいモノが載っていると謳う男性向け雑誌でした。理由を詳しくお聞きする時間がなかったため、私が次のように推測しました。

 

 ターゲットとする女性の生き方、考え方などが次のように考えられるため、この男性向け雑誌も広告掲載候補として考えられる。
 ① 絶えず新しい知識、情報の収集に心掛けている。
 ② 専門職は比較的男女の差がなく、読む情報誌についても良質の情報を掲載しているものであれ

  ば、女性向けにこだわらずに読んでいる可能性がある。
 ③ 既婚者であるため、夫がこの男性向け雑誌を買って、家に持って帰れば、読む機会がある。
 ④ 夫婦がそれぞれ収入を得て、経済的余裕があると考えられるため、この雑誌の読者である可能

  性が高い。
 ⑤ 結婚、出産後であっても、これまでの消費スタイルを維持できるような情報誌への関心が高い。

 

 実際に、この雑誌の読者の属性が公表されています。女性読者:20.4%、既婚者:51.9%、1か月の小遣い:6.8万円、回読人数:本人のみ29.9%、2人34.3%、3人22.0% などとなっています。

 

 ターゲットとする消費者の生活様式などを詳細に分析することにより、女性向け商品の広告を、あえて男性向け雑誌に掲載し、「あなたのようなライフスタイルを送っている方に、喜んでいただける新商品を提供いたします。」という特別なメッセージを届ける手法もあるのだと教えていただきました。

「ビジネスコーチング研修」の受講者募集中です!

2010/08/12

niimoto2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。

 

 先月もこの研修会をご紹介しましたが、まだ受講可能です。ふるって募集してください。

 この研修会では、従業員のやる気と能力を伸ばすためのコーチング手法について、演習を交え、実践的に身につけていただきます。

 

◆日 時  平成22年9月14日(火) 13:30~17:30
◆会 場  広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5階 研修室A、B
       (広島市中区袋町6-36)
◆対 象  広島市内の中小企業の経営者、管理者など
◆受講料  2,000円
◆定 員  30名(先着順)
◆カリキュラム 
 (1)ビジネスコーチングの目的
 (2)コーチングとティーチングの違い
 (3)コーチングスキルの実践(傾聴のスキル、質問のスキル)
 (4)各タイミングでのコーチング演習(目標設定時、中間進捗状況、目標達成時)
 (5)職場での実行に向けたアドバイス
◆講 師  株式会社ルネサンス 代表取締役 山本 紀道

 

 詳しくはこちらをご覧ください。

お役に立つ情報が盛りだくさんの内容で「創業アカデミー」を開催します。ふるってご参加ください!

2010/08/11

takeda2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当の竹田です。

 

 6月29日のブログでもお知らせしましたが、広島市中小企業支援センター((財)広島市産業振興センター内)では、広島市内でこれから創業しようと考えておられる方、又は創業後間もない中小企業者の皆様を対象として、下記スケジュールにてセミナーを開催いたします。

 創業する場合に必要な知識や手法など、講義を通じて習得していただきます。

 皆様のお役に立つ情報が盛りだくさんの内容で実施しますので、この機会をお見逃しなく、是非ご参加ください。たくさんの皆様のご参加を心からお待ちしております。

 

(開催スケジュール)
1日目 9月5日(日)
 10:00~17:00 『あなたの思いをかたちにしてみよう』
 講師 ㈱創研 代表取締役 西原 裕

 

2日目 9月12日(日)
 10:00~17:00 『あらゆる場面で応用がきくコミュニケーション力を磨く』
 講師 ㈲ウェーブ 藤田 悠久雄

 

3日目 9月18日(土)
 10:00~12:00 『経営者として押さえておくべき法律知識』
 講師 橋口司法書士事務所 所長 橋口 貴志

 13:00~17:00 『お客様に選ばれるために』
  ㈲デザインオフィス カワハラ 代表取締役 川原 信子

 

4日目 9月25日(土)
 10:00~17:00 『経営のカギを握る財務の基礎』
 講師 石原正人税理士事務所 所長 石原 正人

 

5日目 10月3日(日)
 10:00~11:00 『創業者の方を対象とした融資制度のご紹介』
 講師 日本政策金融公庫広島支店 こくきん創業支援センター広島 所長 井原 邦夫

 11:00~17:00 『お客様に長く愛される事業を展開するために』
 講師 ㈱流通プランニング研究所 代表取締役 川上 正人

 

 詳しいことは、各区役所、出張所、区民文化センター等に置いてあるチラシ、当センターの各種セミナー・研修会サイトで内容をお知らせしております。
 なお、同各種セミナー・研修会サイトにからも直接申し込みできますので、こちらも併せてご利用ください。

想いを伝える

2010/08/10

  nakamiya.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。


 今日は、話し方について書きたいと思います。皆さんは、人と話しをしていて、「この人は、結局何を言いたかったんだろう。」「いろいろしゃべったが、相手に伝わらなかったな。」と思うことはないでしょうか。


 私たちにとって、話すということは日常的なことであり、毎日、あまり意識せず会話をしています。日常的なことですから、学校で特別に話し方を教えることもありません。


 家族や友人との会話など、日常生活における会話であれば、楽しく話ができればそれで良いかもしれませんが、商談など仕事上の会話の場合そういう訳にはいきません。相手に、こちらの伝えたいことを正確に伝える必要があります。では、自分の伝えたいことを相手に伝えるためには、どうすればよいのでしょうか。そのためには、まず自分が何を「言いたい」のか知ることが重要です。自分が何を言いたいのかが分からないまま、しゃべっていては、相手に伝わるはずがありません。


 そこで私が行っていた方法は、実際に取引先等の相手と話す前に、一人で鏡に向かい、声に出して練習するというものでした。この練習を繰り返し行うことで、段々と自分が「本当に伝えたいこと」が分かってきます。「本当に伝えたいこと」が分かれば、話のストーリーを「本当に伝えたいこと」が強調されるように変えていきます。そして、これを繰り返すことで、話の内容も相手に伝わりやすいものになり、本番においても、スムーズに話ができるようになったと思います。


 話し方は一朝一夕で上達するものではありませんが、こうした練習が話し上手への第一歩です。皆で話し上手になり、有意義なコミュニケーションが取れるように頑張りましょう。

「創業ワンコインセミナー」を開催中です!

2010/08/09

kishino2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。

 

 支援センターでは、市内でこれから創業しようとする方や創業後間もない市内中小企業者を対象にした「創業ワンコインセミナー」を平日の夜間に開催しております。


 多くの創業者が創業時に顧客の確保についての問題を抱えることから、集客のための仕掛けづくりにテーマを絞り、コミュニケーション、広報、Webのそれぞれのアプローチの仕方について女性起業家3名の講師の方々に創業時の体験談も踏まえた内容で、解説いただいております。


 すでに、コミュニケーション(7月29日)、広報(8月4日)のテーマは終了しておりますが、8月11日(水)開催のWebでは、定員に若干の余裕がございます。


 「これだけは知っておきたい!ホームページの開設から運営までのポイントと注意点!」と題しまして、ホームページの活用事例やサイト運営に必要なポイントなど内容は盛りだくさんとなっております。


 内容に興味のある方は、ぜひお申し込み下さい。お待ちしております。


 

220809.jpg                     (7月29日(木)開催 セミナー風景)

いい店ひろしま消費者審査員を募集します。

2010/08/05

  saeki3.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。


 8/1(日)から8/31(火)までいい店ひろしま消費者審査員を募集しています。
 毎年、自分の町のいい店を発見したい、地域に貢献したい等の理由でたくさんの人が応募されます。興味のある方是非、応募してみてください。

 
1 応募資格
 (1) 20歳以上(平成22年9月1日現在)で、広島市内に居住されている方
 (2) 原則、居住区内にある審査対象店舗を訪問し、店舗の評価をしていただける方
 (3) 9/11(土)に開催する説明会に出席できる方

 

2 募集人員
  40名程度(応募者多数の場合は、抽選とします。

 

3 業務内容
  審査対象店舗の評価(審査対象店舗を訪問し、簡単な採点表による評価を行う。
  ※ 消費者の視点から審査していただきますので、専門的な知識は必要ありません。
  ※ 10店舗程度を考えていますが、店舗の応募状況により変動します。

 

4 謝礼等
  謝礼金はありませんが、交通費の補助として、3,000円を支給します。

 

5 応募方法
  応募申込書に必要事項を記入のうえ、応募受付先に郵送又はFAXしてください。
  応募申込書は、広島市役所本庁舎、各区役所、各区民文化センター、広島商工会議所などで

 配布するほか、次のホームページからもダウンロードできます。


   https://cms.assist.ipc.city.hiroshima.jp/iimise/

 

  ※「自薦店舗」の応募者及び「消費者推薦店舗」の推薦者は応募できません。

環境への取り組み! 地産地消への動き その2

2010/08/04

mennde2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。

 

 今から35年前のことでしょうか。フランスのル・アーブルに6ヶ月滞在しました。そのフランスの第一印象は、広大でかつ雄大な大地に、あまり人が見当たらなく、豊な牧場が広がっているという印象でした。

 

 当時のフランスは、平地面積でいくと、日本の5倍もありながら、わずか5千万人の人口であったように記憶します。一人当たりのその平地面積は、じつに日本の10倍に当たります。これはよく考えると広大な面積があっても人を養えないということでもあります。その違いは何であろうかと考えたものです。

 

 答えは、やはりお米です。現在、日本の人口密度は、世界平均の8倍の336人/k㎡。東南アジアは、約4倍の156人/k㎡で、このアジアの稲作地帯は人口がとても多いといえます。すべては稲作のお陰とはいいませんが、稲作の力はとても大きいと思います。

 

 日本は、稲作地帯です。耕作面積も近代農業技術のお陰もあり一気に拡大しました。今でも不思議に思いますが、北海道の旭川に稲がたわわに実っています。

 

 問題は、そのお米を作る陸地を、重要なタンパク源を提供してくれる海を、汚染から守り、安心安全な食物を得ていくにはどうすればよいかです。それを可能にする一つの方法は、やはり地産地消ではないでしょうか。身のまわりに広がる山や森から、川や田畑や海から、自分達の食材の多くを得ていく取り組みが、更に広がっていけば、人々は、自分達の周囲にもっともっと関心を払い、環境汚染に敏感になっていくのではないかと思います。

金融機関への業績説明は、簡潔に分かりやすくしましょう。

2010/08/03

tsunemoto2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の常本☆康之です。

 

 先日、自社の業績が黒字なのに融資を申し込んだ金融機関が全て断ってくるので、困っていると中小企業の経営者が相談に来られた時の話です。


 事情を伺うと、会社設立後1年しか経過しておらず、二期分は決算がないと融資の話ができないという理由で断られていたそうです。

 
 内容を伺う限りにおいては、年間売上高の1割未満の融資希望額。現時点での今期の売上高が、対前年%増であり、夏場の売上減少時期の運転資金(前期は社長の持ち出し)という明確な資金使用の目的があるのに融資が受けられないのです。不思議に思いながら話を聞いていたところ、代表者の方の話し方や資金計画があいまいで、業績説明が良くないということに気がつきました。


 例えば、「一定の収益は今後も継続してあると思うが、増えることがないし、減ることもない」、「今年は百万円と少し必要な感じなので、百万円借りたい」とおっしゃるのです。私が金融機関の担当者だったとしても、本当に融資してよいのか?と疑いたくなる話し方なのです。


 金融機関の融資基準が2期の決算だと言われ、基準に満たない状況での申し込みである以上、資金繰り予測や、必要な資金の具体的金額、融資の返済プランは最低限の説得材料として必要です。また、業績説明にしても「収益の増減が少ない安定収入であるため、収益から万円は毎月必ず返済できる。利子も含めて、○百万円までは返済可能」、「扱っている商品は夏場に弱いが、今期の売り上げが前年より%増で推移しており、昨年より状況が良い」と説明したほうが、担当者も話を聞いてくれると思います。


 金融機関の担当者も人間です。返済計画がしっかりした融資の申し込みであれば、条件を緩和してくれることも十分可能だと思います。

平成22年度研究開発助成金の承認結果について

2010/08/02

kobayashi2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。

 

 この度、研究開発助成制度に申請のあった案件について、専門家等による審査を行い、次のとおり承認案件を決定しました。

 

 

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