公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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支援センター職員によるブログ

「事業再構築補助金」の交付決定には想定外の時間がかかります!

2023/06/28

経営革新担当 岸野主事 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・岸野です。

 

 国が実施している「事業再構築補助金」は、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するため企業の思い切った事業再構築を支援する事業ですが、補助金交付候補者の採択を受けたからといって、安心できません。

 

 私が補助金申請からサポートさせていただいている事業者さんは、第7回公募に申請し、2022年12月15日に補助金交付候補者の採択通知を受けましたが、今日現在、約6か月経っても交付決定がおりていません。

 

 これまでの事務局とのやり取りを簡単にまとめると、年明け1月5日に交付申請を完了し、2月下旬に書類不備による1回目の差戻しがあり対応。5月下旬に2回目の差戻しがあり対応。6月中旬に3回目の差戻しがあり対応したところで交付決定を待っている状態です。

 

 どれも軽微な修正ばかりで、なぜ、ここまで時間がかかるのか理解できないところもありますが、店舗改装や設備導入に係る経費の支払いが迫っていることから、只々、交付決定が早くおりることを願うばかりです。

 

(補足)

 本来、交付決定前に事業を開始した場合は、原則として補助金の交付対象となりませんが、本事業においては、早期の事業再構築を図るために必要となる経費について、補助金の交付決定前であっても、事務局から事前着手の承認を受けた場合は、補助対象経費とすることができる「事前着手申請制度」があり、当該事業者も事前着手の承認を得て事業を実施しています。

 

創業チャレンジ・ベンチャー支援事業の募集

2023/06/21

創業支援担当 竹内主事

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・竹内です。

当センターでは、創業を目指す方や事業開始後間もない中小企業者の有する優秀な事業計画に対して支援を行う「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」を実施しています。

今年度の募集期間は次のとおりです。
 ■ 第2回 令和5年6月19日(月)から7月28日(金)まで
 ■ 第3回 令和5年9月11日(月)から10月20日(金)まで

経験豊富な専門家が成功に近づけるためのアドバイスを行い、事業計画の策定をサポートします。
また、事業認定後には、専門家による経営相談が無料で受けられたり、他の創業者との交流や情報共有ができる研修会に参加することができます。
創業チャレンジ・ベンチャー支援事業を通じて、あなたの夢を現実化するお手伝いをいたします。

詳細は、以下のページをご覧ください。
https://cms.assist.ipc.city.hiroshima.jp/sougyou/sougyou05.html

事前の相談にも応じますのでお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!

アジサイ

2023/06/14

経営革新・上谷主査 おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当の上谷です。

 アジサイは、同じ株でも違う色であったり、途中から色が変わったりと、とても神秘的です。

 

 アジサイには、アントシアニンと呼ばれる色素がガク内に含まれており、この色素がアジサイを発色させています。土壌のアルミニウムが根から吸収されると、アントシアニンと反応して青くなり、吸収されないとアントシアニン本来の色である赤が強く出ます。
 この場合、土壌のアルミニウムを根が吸収しやすいかどうかがポイントになりますが、土壌が酸性だとアルミニウムが溶けて根が吸収しやすくなり、アルカリ性だとアルミニウムが溶けにくいので吸収されにくい状態になります。つまり、酸性土壌は青く、アルカリ性土壌は赤く色づくということになります。日本は、火山地帯で雨も多く弱酸性の土壌が多いため、青系が主流です。


 同じ株でも色が違うことがありますが、これは、根がたくさんあるため、ある根はアルミニウムを吸収しやすい場所、別の根は吸収しにくい場所にある場合があるからです。
 また、途中から色が変わる現象がみられるのは、雨が続くことで、土壌の成分が流れ出したりして、酸性度やアルミニウムの量が変化することが原因です。

 ちなみに、花だと思っている部分はガクであって、中心部にある小さなツボミのような部分が花だということです。へ~

 

「先行者利益」と「後発者利益」

2023/06/07

西村コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・西村です。

 

「汎用目的技術」とは、国家レベル、地球レベルで社会・経済に影響を与える技術のことを言います。 「汎用目的技術」の例として、蒸気機関、鉄道、電力、内燃機関、コンピューター、インターネット技術などがあり、そこから「補完的発明品」と呼ばれる自動車、テレビ等の発明品が生まれています。「補完的発明品」が広く普及・拡散されることで、私たちの社会は大きく変化して来ました。これまで登場した「補完的発明品」が全人口の半分まで普及する期間(ディフュージョン期間)を見てみると

自動車 80年 テレビ 30年 携帯電話 10年 インターネット 7年 スマートフォン 5年 となってます。

ここに「汎用目的技術」としてAI技術、「補完的発明品」としてChatGPTに代表される「大規模言語モデル」や「画像生成モデル」が加わるかと思います。ディフュージョン期間もこれまでの「補完的発明品」に比べ格段に短くなり、社会が変化するスピードも速まっています。変化が当たり前の社会が到来したと言えます。

このような状況に、私たちはどう対応すれば良いのでしょうか? 変化に対応するため、絶えずアクセクしないといけないのでしょうか?

 

競合他者よりも早く新しい市場に参入したり、新製品を市場に導入したりすることで得られるメリットを「先行者利益」と呼びます。先行者は、ブランド力の獲得、顧客の獲得、価格競争の回避、技術優位性、価格決定力等のメリットを得ることが出来ます。

今、ChatGPTの出現でいち早くこの技術を導入し「先行者利益」を得ようとする企業が多数出現しています。

それでは、先行者でなければメリットは得られないのでしょうか。先行者ではない、いわゆる後発者には「後発者利益」と呼ばれる別のメリットがあります。

「後発者利益」とは、後発者が先行者の失敗や間違いから学び、より良い製品やサービスを提供することで得られる利益です。後発者は、先行者の失敗から学ぶことで、開発コストやマーケティングコストを削減するだけではなく、より良い製品やサービスを提供することもでき、時には先行者よりも大きな利益を得る可能性もあります。

今回のChatGPTの例では、先行企業は「先行者利益」を得ることができるでしょう。しかしながら、新技術の急激な拡散等により予期せぬ問題が発生する危険性も抱えています。

私たち後発者は、今の状況を良く観察し、そこから賢く学び、得られる良いところだけを生活に活かし「後発者利益」を得て行きたいものです。

 

 

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