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支援センター職員によるブログ

ちょっとお得なパソコン(iPhone含む)活用術

2011/01/31

kobayashi2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。

 

 皆さんはPDFファイルをご存じですか?ある程度パソコンを使っている方なら、当前のように知ってますよね。Web上にチラシを掲載したり、社外に向けてファイルを配布する時など、PDFファイルを使えば、相手の環境をあまり考えずに使えるので便利ですよね。


 しかし、このPDFファイル、使いにくい点があります。ズバリ!記入が必要な様式(申込書など)がPDFで配布されていた場合です。目の前にデジタル化されたファイルがありながら、パソコン上で文字入力ができない・・・これって不便ですよね。


 実は、この不便を解消するソフトがあります。「Foxit J-Reader 4.2」というPDF閲覧ソフトです。もちろん無料!このソフトを使えば、PDFファイルにテキストボックスを追加して、印刷・保存までできます。


 あぁ、なんという太っ腹。こんな便利なソフトがタダなんて!ヽ(  ´▽`)ノ ワーイ


 
※ 文中のソフトの導入にあたっては、利用規約等をよくお読みいただき、御社のシステム管理者等にご確認されるなど、利用者ご自身の責任においてダウンロードおよびインストールを行ってください。

ピンチからチャンスへ!発想の転換

2011/01/28

shimonawa.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。

 

 南半球の農業大国「オーストラリア南部のアデレード近郊のマレーダーリング盆地」は、大規模な灌漑による国内有数の農産地でしたが、地球温暖化の影響(干ばつ)で、水は従来の半分の水量しか提供できなくなったほか、乾燥した農地は、土がガチガチに固まり、水を撒いても浸み込まないなど、肥沃な大地が不毛の大地へと姿を変えていきました。


 こうした農業における厳しい環境変化は、多くの農民の夢を打ち砕き、転職を余議なくしましたが、マレーダーリング盆地を愛してやまない人々は、水不足と土壌改良への挑戦が始りました。

 

※ 40年後には、現在の食糧生産の2倍の量が必要という試算がありますが、現在でも世界中の淡水の85%を農業用水として利用し、世界の農地の広さは地球表面積のわずか4%しか占めていません。こうした状況をみると、水がいかに貴重な資源で、水の効率的利用が求められているか良く分かります。

 

 始まりはブドウでした。ある農家が水を通常の半分しか与えずブドウを栽培したところ、生産量も減らず、しかも、とても美味しいブドウができました。植物は光から変換した化学エネルギーを使って、空気中の二酸化炭素から炭水化物(糖類)を合成しています。また、光合成は水を分解する過程で生じた酸素を大気中に供給していますが、植物に少量の水しか与えないと、植物自身が光合成を控えて水分を植物内に蓄えようとする植物の習性を利用したものでした。

 

 次に、土壌改良ですが、土がガチガチに固まり、水を撒いても浸み込まない土壌でしたので、水を浸み込ますとともに、植物の根が土の中深くに張ることができるよう改良できるかにありました。


 この問題は専門家に委ねることになりましたが、ある土壌改良剤を使用すると、粘土質化した土壌が化学変化により水を通し、しかも、根が土の中深くに張ることができる土壌に生まれ変わったのです。


 その後は、ブドウ、リンゴ、トマト等の生産に適した土壌づくりにより、生産性が30%向上したとのことです。

 

 このようにかって経験したことのない環境変化に対して、的確に対応し、ピンチからチャンスへと切り替えた彼らの経営手法は、見習うべきところが多いと思います。

 

 創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。

サービス工学に挑戦!

2011/01/27

hamada3.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。


 創業して数ヶ月の企業と昨年後半にご縁が出来ました。その企業が面白いパッケージを開発しています。パッケージ自体はファッション系のネットモールですが、教育機関向けの仕様と成っています。具体的にはファッション系専門学校の学生が自分たちの作品(製品)をモールで販売できるわけです。学生は、注文の受付から入金確認・出荷・配送手配・在庫・購入者からのコメントなど一連の流れを体験できるようになっています。また、教育機関はコントロールができ、購入者はファッションを楽しむことが出来ます。私が面白いと思ったのはこの企業の開発に到る視点でした。


 さて、学生はこのパッケージを活用してネット販売のスキルアップを図れますが、実際の店舗での販売力については未知数です。この部分の標準化を目指して何らかの手法を研究し取り込むことが出来れば、学生が社会に出たときの大きな力になると思います。


 ところで、国内サービス産業の生産性が、製造業との比較において、また、米国サービス産業との比較においてかなり低いと言われており、この生産性を向上するために適用できそうな工学的手法としてサービス工学が出てきています。


 このサービス工学を研究し取り込むことでファッション系販売の標準化など目に見える形にできないかと考えています。まずは、サービス工学について勉強してみます。

「経営者のための日常管理実践セミナー」を開催しました!

2011/01/26

takeda2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・竹田です。


 今回は、1月14日(金)に、広島市まちづくり市民交流プラザで、55名の方にご参加いただき開催した「経営者のための日常管理実践セミナー」の結果を報告します。

 

 

 

 


143.jpg                            セミナー開催の様子

 

 このセミナーに、広島工業大学大学院工学部教授・工学博士で、総合品質経営等の授業を担当され、デミング賞とTPM優秀賞の審査委員であり、民間企業における指導として、「品質向上のための問題解決」など数多くの実績を有しておられる久保田洋志氏を講師にお招きしました。先生は、企業に求められる日常管理を確実に実施することで、業務目標の達成、問題点の早期発見・解決などの取組みを円滑に行うことができるということで、日常管理を職場に定着させるための実践力を身につけるためのノウハウを実例に基づき、分かりやすく解説されました。

 

 「やるべきことをきっちり実践する」ことの重要性、「やるべきこと」の見える化手法、経営者・管理者の役割など日常管理を実践するための重要ポイントがふんだんに盛り込まれた内容で、セミナー後の参加者のアンケートでも、内容がよく理解でき、非常に参考になったという回答をいただき、大変好評でした。

戦略に基づく戦い(企業活動)について PartⅡ

2011/01/25

saiki.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の佐伯です。


 さて、今回は、前回の続きについてお話します。


 物語の主人公であるアテルイは、蝦夷の中ではある程度の規模を有する部族の族長でしたが、単独ではとても朝廷軍に太刀打ちできる規模ではありませんでした。そこで、現在よく言われる「連携」を実践したのです。つまりバラバラであった蝦夷の各部族の力を糾合し、連合軍を組織することで戦い続けたのです。


 連合軍に加わった部族の中には、軍師の資質を持つ母礼(モレ)がいました。


 モレは蝦夷の進むべき方向を明確に定め、その目的に沿った戦略を立て、個々の戦闘では地の利を生かした戦術を立案しました。一方、アテルイは連合軍の数の少なさを補うため、機動力と破壊力を有する騎馬を中心とする軍を育て、10倍近い朝廷軍を何度も打ち破り、22年間に渡り抵抗し続けたのです。


 このことを企業活動に置き換えてみると、明確な目標を定め、経営戦略を策定し、その戦略に基づき個別の戦術を打ち立て、自分たちの土俵(得意とする分野)で有利に事業展開を図る。企業活動と共通する点が多々ありますね。特に、アテルイ達は、目標を達成したらそれ以上深い入りしない、という鉄則を設けていたようです。つまり、自分たちの体力を理解し、決して無理をしなかったことが、長期戦に耐えられた秘訣の一つだったのです。


 このことは、企業活動においても言えることではないでしょうか。よく、「一か八かの勝負に出る」なんてことを聴くことがありますが、たまたま運よく勝つこともあるでしょうが、こんな「出たとこ勝負」的なやり方は長続きするものではありません。あの信長ですら「桶狭間」のような戦い方は生涯にたった1度だけであったと聞いています。


 「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」をアテルイ達は実践したのです。


 さて、次回はアテルイ達の最後の戦いにおいて、子孫の代までを見越した戦略に脱帽した場面がありましたので、そのことについてお話したいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに!

第4回「事例に学ぶ卸売業の商品開発研究会」が開催されました

2011/01/24

bajyou2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。

 

 去る1月17日(月)、(協)広島総合卸センターの会議室で、第4回「事例に学ぶ卸売業の商品開発研究会」が開催されました。

 

 今回は、国分(株)を筆頭に、地域の菓子卸売業者12社が商品開発を目的に共同出資して設立された日本橋菓房(株)代表取締役社長の宮﨑克海氏より「日本橋菓房の商品開発について」というテーマで同社の商品開発事例を紹介され、その後、皆さんでフリーディスカッションを行いました。

 

 講演では、「お酒に合うおつまみ」を低価格で提供するというコンセプトで開発された100円均一のおつまみや、女性社員が開発した女性が手に取りやすいお洒落なおつまみ、食品メーカーとコラボ開発したおつまみ等について紹介されました。また、併せて同社の開発したお菓子のサンプル商品も配られ、皆さん、試食をしながら講演に聞き入っていました。

 

 後半のディスカッションでは、特に、パッケージデザインの重要性について意見が交わされ、3秒でその商品が何であるかをわからせなければならない「3秒ルール」という考え方があることが紹介されたほか、顧客である取引先の弱点を補うような商品づくりが大事であるといった意見が述べられました。

 

 次回は、様々な困難を乗り越え、新ブランド立ち上げにこぎつけた(株)スマイルの事例を紹介します。

 

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延岡健太郎教授による「技術経営セミナー」を開催します

2011/01/21

mikio2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林です。


 自宅の炊飯器が壊れました。20年前の1991年に買ったもので、当時流行った「ファジィ炊飯器」です。スイッチ部分を押しても、電源がなかなか入らず、20回くらい押し続けて「もうこのまま動かないのではないか」と不安になった頃に、ようやく電源が入るという状態になってしまいました。


 このため、新しい炊飯器を買うことにしました。家電店で炊飯器をみたところ、各メーカーとも、いかに美味しく炊くかという点で技術を競い合っていることが分かりました。


 特に、IH炊飯ジャーでは、「真空」「スチーム」「超音波振動」などを利用した炊飯工程や「プラチナ真空釜」「打込み鉄釜」「本炭釜」「土鍋釜」など内釜素材の工夫に加え、高温の蒸気に触れる危険を防ぐなどの配慮をした「蒸気レス」など様々な高付加価値の機能があり、日本のメーカーは高い技術力を有していることがよく分かりました。

 

 当支援センターでは、製造業の経営者などを対象に、技術力を生かしていかに利益に結びつけるか、そのための経営戦略についてのセミナーを次のとおり開催します。是非、ご参加ください。

 

 〔セミナー名〕持続的な成長を目指すための技術経営セミナー
 〔講師〕一橋大学 イノベーション研究センター 教授 延岡健太郎氏
 〔日時〕平成23年2月21日(月)13:30~16:00
 〔会場〕メルパルクHIROSHIMA
 〔受講料〕1,000円

 

  申し込み方法など、詳しくはこちらをご覧ください。

 

 なお、これまで使っていた炊飯器もなんとか動くため、新旧炊飯器で同時に米を炊いて、家族の協力により、私が目を閉じて食べ比べをして、新炊飯器で炊いた米を当てることにしました。結果は「×」。家電店の店員の話では、新炊飯器は旧に比べ「断然美味しいですよ」とのことでした。それなのに、美味しさが分からなかったということで、「映す価値なし」にランクされました。

 

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平成22年度「いい店ひろしま」表彰式を開催します!

2011/01/20

saeki3.jpgおはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。


 半年以上にわたる長い審査を経て、平成22年度「いい店ひろしま」として、9店舗が選ばれました。


 ついては、次のとおり表彰式を開催しますので、是非皆さん出席してください。

 

と き    平成23年1月24日(月)13時30分から
ところ    リーガロイヤルホテル広島 4階「クリスタルホール」
定 員   250人(定員になりしだい締め切らせていただきます)
参加料  無 料
受賞店  1.熊野華祥苑(化粧筆など)
         2.クラークシーゲル鉄砲町本店(洋菓子など)
         3.ケー・サヴール(洋菓子など)
         4.酒商山田(日本酒、焼酎、ワインなど)
         5.にしき堂光町本店(和菓子(もみじ饅頭など))
         6.ハーベストタイム(洋菓子など)
         7.パティスリーアニバーサリー(洋菓子など)
         8.パティスリージョリーフィス(洋菓子など)
         9.松本鮮魚店(鮮魚など)

 

 表彰式終了後、早稲田大学社会科学総合学術院教授 田村 正勝氏による新春経済講演会を開催します。

電子メールの活用でコミュニケーションの向上を

2011/01/19

  kubo4.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクト・マネージャーの久保です。

 

 研究開発のチームに限らずあらゆるビジネスの場面において、コミュニケーションがスムーズに行われることが、そのプロジェクトや担当している仕事を成功させる上で重要であるのは誰でもわかっていることです。しかしこの単純なことが、いざ実行するとなると案外難しいことは、読者の皆さんも経験済みのことと思います。仕事上のトラブルの原因を突き詰めてゆくと、コミュニケーション不足に行きあたることが案外多いものです。


 コンサルタントによる企業の指導で「コミュニケーションについては全体的に改善の余地がある」との一文を入れておくと「思い当たることがある」との返事が必ず帰ってくるとの話を本で読んだことがありますが、皆さんの会社ではいかがでしょうか。


 今日のお話は、コミュニケーションにおける電子メールの効用についてです。


 日本でも、つい15年ほど前まではパソコンが一人に1台支給されている会社はまれで、社内外との連絡は電話とファクシミリに頼っていました。私自身の体験ですが当時出張で訪れた米国の企業ではすでに一人に1台パソコンが支給されており、業務の中で電子メールが日常的に使われていました。しばらく観察していると、ある社員が同じグループの同僚への連絡にも電子メールを使っていることに気が付きました。声をかければ話ができる距離にいる同僚にも電子メールを使っているのを見て、その時は「チョッと声をかければ済むものをずいぶんコミュニケーションの悪い職場だなー」と驚かされました。


 ところが現在、電子メールを実際に自分で使ってみた結果これが的外れな印象であったと思うようになりました。


 たとえ近くの席の人に対しても電子メールを使うことでコミュニケーションの質を格段に向上させることができるのです。この電子メールのメリットを具体的に見てみましょう。


 1.相手が席を外している時でも、メールを入れておくことで席に戻った時に読んでもらうことができる。

   「またあとで・・・」といって結局忘れてしまうことを防ぐことができる。
 2.複数の相手に同じ内容の情報を同時に、直接相手の人に伝えることができる。
 3.発信内容の記録が必ず残るので、後で確認ができる(言った、言わないのトラブル回避)。
 4.どのように表現すれば相手に理解されやすいかを常に考えるようになり、自分の考えが整理できる

   とともに、簡潔・明瞭な表現力が身に付く。等々です。

 

 「オーイッ」といえば声が届く程度の人数や広さの会社でも電子メールを有効に活用することで、仕事の効率が上がり質を向上させることができます。


 電子メールは取っ付きにくいと感じておられる方もいるかもしれませんが、鉛筆と紙でファクシミリを利用するのと基本は同じと考えれば気軽に利用できるようになるでしょう。これからのビジネスにはなくてはならないものです。効果的に活用するよう、いろいろ工夫してみてください。  (以上)

戦略に基づく戦い(企業活動)について PartⅠ

2011/01/18

saiki.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の佐伯です。


 さて、今回はお正月に読んだ「火怨(著者:高橋克彦氏)」という歴史小説について考えさせられたことや感じたことについてお話してみたいと思います。


 実は、この作品については、私どもの職員が既にブログで取り上げており、そのブログを読んで"おもしろそうだ"とお正月に上下2巻を読破しました。


 舞台は、西暦749年頃、東北地方で金が発見されたことに伴い、大和朝廷は金を確保するため蝦夷に対し軍事的、政治的な圧力を強めていた時代でした。こうした圧力に対抗し、「アテルイ」という若い指導者が蝦夷の各部族を統率し、蝦夷の自主独立を守るため、22年間も戦い続けていく過程とアテルイを取り巻く人々の人間模様を描いたものです。


 当時の蝦夷は、各部族に分かれており、朝廷の支配地域と境を接している部族が小規模なゲリラ戦(百人前後の規模)を繰り返しているにすぎませんでした。当然、何万人規模の軍隊を擁する朝廷軍に打撃を与えることはできず、将来の展望もなく、じり貧の状態だったのです。


 さらに、蝦夷の中には 朝廷に取り入って、わが身や部族の保身を図ろうとする者も増え、ますます厳しい状況に追い込まれていたのです。


 さて、皆さんどうでしょうか。


 こうした状況は、現在の企業活動においても当てはまる部分が多いのではないでしょうか。


 これから蝦夷はどのようにして自主独立を守ろうとしたのでしょうか。


 続きは次回をおたのしみに!

一年の計は元旦にあり

2011/01/17

nakamiya.jpg おはようございます。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。

 

 新しい年になり既に半月ほど経ちましたが、「一年の計は元旦にあり」ということで、私は毎年年初に年間の目標を立てるようにしています。今年は「健康に、前向きに、物事に取り組む」ことを目標に掲げました。そしてその目標を達成するために、毎月の計画を立てて行動していこうと考えています。具体的には、自己啓発については、毎月の学習計画を立てそれを達成するための日々の目標を定め、その目標と実際の進捗状況を比較していこうと思います。

 

 これは、企業の経営目標の策定にも通じるものがあります。企業においては、企業経営のための精神的支柱や価値観である「経営理念」があり、経営理念のもと将来のある一定時点における企業のあるべき姿を示す「経営ビジョン」そして「経営ビジョン」を達成するための「経営戦略」があります。つまり、企業の採るべき戦略には、普遍的価値観である「経営理念」のもとで策定された「経営ビジョン」が必要になってきます。これらの「理念」や「ビジョン」なしに場当たり的に企業の方針を採択していては、企業の本来目指すべき目標を達成できない可能性がありますので「経営理念」や「経営ビジョン」は非常に重要となります。

 

 計画を立てたとしても、それを実行することは非常に難しいかもしれません。しかし、計画を立てないことには計画を実行することもできませんので、まずは計画を立てて行動してみることをお勧めします。私も今年こそは目標を達成したいと思います。

持続的な成長を目指すための「技術経営セミナー」の受講者を1月中旬から募集します!

2011/01/14

niimoto2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。

 

 日本の製造業は、優れた商品をつくるという「ものづくり」は得意ですが、付加価値に結びつける経営は苦手であると言われています。特に、多くの商品がモジュール化することに伴う過当競争や低価格の傾向は、自社技術を事業化、商品化したとしても、利益に結びつきにくい状況を招いています。


 このため、製造業の経営者、管理者を対象に、保有技術や新技術を利益に結びつけることができるよう、組織能力を高めることの重要性を理解していただきながら、持続的利益を獲得するための経営戦略を身に付けることのできるセミナーを開催します。

 

◆日 時  平成23年2月21日(月) 13:30~16:00
◆会 場  メルパルクHIROSHIMA 6階「安芸」
        (広島市中区基町6番36号)
◆対 象  広島市内の中小製造業の経営者、管理者など
◆受講料  1,000円
◆定 員  50名(先着順)
◆内 容  (1)製造業の現状

        (2)製品アーキテクチャの変化

        (3)ものづくりを利益に結びつけるための要因

        (4)組織能力(コアコンピタンス)を鍛え上げるための3つの分野

        (5)軸のブレない経営を目指して
 
◆講 師  一橋大学 イノベーション研究センター 教授 延岡 健太郎 氏

 

  詳しくはこちらをご覧ください。

 

環境への取り組み!循環型社会へ! その1.海と森はつながっている!

2011/01/13

mennde6.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。

 

 海外に駐在している時に、仕事帰りにオイスターバーで、ビールとかを飲みながら、よく牡蠣を食しました。なぜみんなよく牡蠣を食するのだろうか、あたることはないだろうかと思いながら、ニューヨークやサンフランシスコ他で、大ぶりの牡蠣にレモンをかけながらたっぷりと食した記憶があります。

 

 そのオイスターバーが日本でも流行りつつあるとのことです。最近、畠山重篤氏の著した「牡蠣礼讃」(文春新書出版)という題名の本を読みました所、そうだなと思えることが書いてありましたので以下抜粋してみたいと思います。

 

 「フランス最大の河川、ロワール川河口の漁場に降り立った。-----川を遡ってみた。レストランの看板が変化していくのが面白かった。海辺では、牡蠣、オマールエビ、チュルボー(ヒラメ)等が描かれていた。------川を遡るにつれ、サケ、川マス、川カマス、ウナギ等の川魚に変わってゆく。もっと上に行くと、ヤマドリ、シギ、ウズラ、キジバト等の野鳥や、ウサギ、シカ、イノシシ等の野獣が描かれている。----辺りを見回すと、落葉広葉樹の深い森が続いている。----川の流域の森を守れば、川の水質が保全され、川魚も獲れる、---そして、川が海に注ぐ汽水域では見事な牡蠣が育っているではないか。---美味な牡蠣を育てるには、川の流域の森を保全しなければならない」

 

 川の流域にある森を守り育てることが、牡蠣を育て、川魚、そしてその森に住む野鳥や野獣を育てることになり、人々にも大きな恵みをもたらします。フランスが食糧自給率100%を超える裏側には、森を保全して来たということがあるに違いありません。海と森はつながっているがゆえに、牡蠣を育てるには、森を守り育てないといけないということにつながっていくのではないでしょうか。

 

 今まで切って来たつながりをもう一度つなぎ直そうという動きが、最近あちらこちらから出てきています。田舎と都会とのつながり、農と工と商とのつながり、山と川と海とのつながり、家族とのつながり、考えて見れば、歴史もはるか昔からつながっています。山に降り注いだ水は再び海に戻りその一部は水蒸気となり雲となり雨となって山を潤します。つまり水は循環を繰り返す中でしっかりつながっています。つながりがあることによって物心両面の豊かさに恵まれてくるということを私達はいま再認識しつつあるのではないでしょうか。

広島におけるインターネットを活用したビジネスプランを募集しています!

2011/01/12

kishino2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。

 

 HiBiS(広島インターネットビジネスソサィエティ)では、インターネットを活用したビジネスプランを募集しています。


 対象となる事例は、過去実施されたもの、現在進行中のも、企画中のもの、どのようなフェーズでも構いません。インターネットやモバイル端末を活用されていれば業種も問いません。


 また、HiBiSのメンバーであるなしを問わず、自薦他薦形式で募集しています。提出いただいた全ての発表原稿は、小冊子にまとめ「第14回HiBiSインターネットビジネスフォーラム」当日(平成23年2月18日(金))に配布されます。


 事前審査により選ばれた5件の優秀ビジネス事例は、フォーラムにて発表の場も設けられています。


 メリットとして、このビジネス事例集は、マスコミ各社・関連行政機関に告知・配布されますので、ビジネスを行われている各社の広報活動のPRにつながります。

 

 応募をご検討の皆様!締め切り日(1月14日(金))が間近に迫っていますので、お急ぎください!

 

  ※HiBiSは社団法人広島県情報産業協会の特別プロジェクト委員会

油断大敵、転ばぬ先の杖

2011/01/11

tsunemoto2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の常本☆康之です。


 皆様は、年末年始、楽しく過ごされましたでしょうか。私は、中国山地の入口にある祖父母の家に行き年明けを迎えました。初詣は、地元の村民が午前零時すぎに集まる山中の神社に行きました。例年の倍以上の積雪がある山道を登ることになることが事前に分かっていましたので、転ばぬ先の杖とばかりに滑りにくい長ぐつに防寒着の2枚重ねで行きました。しかし、予想以上に道が凍結しており軽く滑りながら登ることになりました。


 無事に神社に辿りつき行事を済ませての岐路、油断から失敗をしました。登山の時は細心の注意をはらい歩いていたのに、下山はいつの間にか早歩き。登山口まであと100メートルという地点で5人の大人が手を繋ぎ円形を作りソロソロと下山しているところに追いつきましたが、何も考えず追い越しました。その瞬間、足が宙に浮き空を見ながら大の字に倒れ、かつ坂道を少し滑り落ちました。倒れたまま自分の状況を頭で整理していたためコケタことに気づくまでにしばらく時間がかかりましたが、「大丈夫ですか」という複数の声が近付いてきたため、反射的に立ち上がり「大丈夫です」と答えました。本当は、左手の指が道の氷柱に刺さり、血が出ていた事実を把握していたのですが...。ちなみに「大丈夫です」と答えるまでの間に、何処でミスをした結果、このような状況になったのかと考えていましたが、油断大敵であったと結論づけました。登りの注意深さと下りの迂闊さの心理格差によりおきた事で、事前に杖を用意していても使用する人の心により良くもなり悪くもなるという教訓を身を持って体験でき、新年から良い経験をしたと思いました。


 今年は、これを教訓として中小企業の皆様に提案できる丈夫な杖(プラン)をたくさん作り謙虚な心を忘れずお手伝いしたいと思います。

横川商店街がデジタルサイネージをオープンします。

2011/01/07

hamada2.jpg 明けましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いいたします。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。


 横川商店街では、2/5(土)に『YOKOGAWAわくわくデジタルサイネージ』のオープニングイベントを企画しています。

 これは、商店街の加盟店170店の店舗情報を始め地域情報や道行く人達に楽しい情報などを発信して、地域の賑わいを生み出していこうという主旨で始めるものです。JR横川駅から見て広電横川駅の左手に縦型のものを設置します。


 当日は、商店街のキャラクターである【トマトン】を始め、【サンチェくん】【フレッチェちゃん】も登場する予定です。多いに盛り上がりましょう!!


 さて、この中で使われるのが【カラーコード】です。デザイン性の非常に高い2次元バーコードです。

 携帯電話で認識するには読み取りソフトをダウンロードすれば良く、たいていの機種で動作します。

 カラーコードで楽しくデザインするのも楽しいと思います。思ったとおりのコードになっているかどうかはツールを通せば分かります。


 是非、カラーコードのデザインに挑戦してみましょう!!

「障害者創業支援事業、女性・シニア創業パッケージ型支援事業」の認定式を行いました!

2011/01/06

shimonawa.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。

 

 去る12月27日(月)、今年度第1回目の障害者創業支援事業並びに今年度第2回目の女性・シニア創業パッケージ型支援事業の認定式を行い、三宅理事長(副市長)から、岸本正一さんと藤原宮子さんに、認定書が交付されました。

 

 なお、お二方の認定を受けてのコメントは、今月17日(月)に発行いたします、メールマガジン「広島市産業振興センターNEWS」でご紹介いたしますので、ご覧ください。
 また、第2回障害者創業支援事業並びに第3回女性・シニア創業パッケージ型支援事業の応募を現在受付ております。申請期限はそれぞれ、2月15日(火)までとなっておりますので、創業をご検討の方は、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。

 

【被事業認定者の事業概要】

岸本正一さん(障害者創業支援事業)
テーマ:満足と喜びを提供する「誰もが気軽に立ち寄れる」和洋創作レストラン
 30年間培ったイタリアン、フレンチ、和風といった幅広い技術と経験により、手間暇を惜しまず、美味しく、満足感が得られ、しかも、値ごろ感のある手造り料理の「和洋創作レストラン」。特に、顧客を飽きさせず、喜んでいただくために、バラエティ豊かなメニューと週、月、四季、年替わりでの新創作料理を提供する。

 

藤原宮子さん(女性・シニア創業パッケージ型支援事業)
テーマ:心と体をトータルで元気にするベーカリーとパン教室の開催
 添加物を使用することなく自家培養した天然酵母(干しブドウ)を用い、風味があり、体にもやさしい「パン」や、広島菜、きのこ等を具材としたミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富な「お焼き」の製造小売を行う。また、生活に潤いを感じてもらえるよう、手造りの楽しさを提供する「パン教室」を開催する。

 

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ちょっとお得なパソコン(iPhone含む)活用術

2011/01/05

kobayashi2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。

 

 私ごとですが、先日、iPhoneを購入し、使いこなせるように、日々、奮闘中です。
 ビジネスの現場においてiPhoneをどのように活用できるのか。ブログで皆様にお伝えしていきたいと思っています。(とはいえ、初心者視点ですからハードル低めで勘弁してださい。)
 さて、皆さんは名刺の管理をどのようにされてますか?フォルダに入れて、必要になったらパラパラめくって探すのが一般的かと思いますが、私は今まで名刺の管理をしていませんでした。と言うかできなかったんです。( ´Д⊂ヽウェェェン
 と言うのも私の場合、フォルダで管理していたと言えば聞こえはいいですが、実態とすれば適当にファイルしているだけ。情報が欲しい時にパッと名刺がでてこないのは当たり前。いつの間にかフォルダはパンパン。整理しようにも何の用件で名刺をもらったのか分からない人が・・これでは管理されているとは言えません。ど~しよ(´・ω・`)ショボーン
 と、悩んでいたのは過去の私。やってくれました!iPhoneで解決です~!
 ご存知の方も多いと思いますが、Evernoteというソフトを使います。Evernoteとは簡単に言うと、文字や画像、音声など何でもクラウド上にメモしておくソフトです。このソフトの素晴らしいところは、無料でOCRが機能してくれるところ。つまり、画像でEvernoteに保存しておけば、後から文字で検索できるんです。
 具体的には、iPhoneで名刺を写真にとって、Evernoteにアップするだけ。名刺に無い情報はタグなどを使って分類しておく。これだけで名刺のデータベースができちゃうんです。
 しかも、携帯電話の電話帳をビジネス目的の連絡先でいっぱいにしたくなかった私にピッタリ!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 ただし、個人情報保護法の対象として取り扱われる場合がありますので、プライバシーポリシーを整備してから使ってくださいね。

新年のご挨拶

2011/01/04

 あけましておめでとうございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する広島市中小企業支援センターです。

 

 皆様方には、すがすがしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

 昨年も、中小企業にとって大変厳しい一年であり、今後とも当支援センターの真価が問われる重要な時期であると考えております。

 

 当支援センターは、今年も職員一丸となって、中小企業の皆様の本気とやる気に応えるため、全力で支援してまいります。

 

 2011年も引き続き、当支援センターをご利用いただき、経営革新や創業の実現にお役立てください。

 

 

140.jpg 広島市中小企業支援センター
 広島市西区草津新町1丁目21番35号
 電話:082-278-8032 FAX:082-278-8570

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