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2009/03/17
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー・近藤です。
グローバルビジネスにおいて、会議と言いますと、まずイメージされるものは国際会議、つまり多くの国々からの参加者を得て大規模に催されるものでしょう。確かにグローバルな会議となると、数十カ国を超える国々から各国の現地販売会社や場合によってはディーラーの人たちも集まる会議があります。
これを主催する担当者は大変ですし、プレゼンテーションする担当も相当の準備が必要です。一般的に販売やマーケティング、新商品開発の領域では、このような会議が、年に数回程度開かれますので、このために相当な工数を割く覚悟をしなければなりません。
しかしグローバルビジネスの担当をしていると、こういった会議を利用して、各国の経営、財務、広報、宣伝、販売、マーケティング等の担当者とコミュニケーションをする絶好の機会ですから、手を抜くわけにはいけません。
もちろん、このような大規模の会議ばかりだと重要事項についてじっくり協議するという状況にはなりませんので、主要国、せいぜい数カ国程度を限度として構成される会議を持つほうが便利ですし、頻度ももっと多く持てるため、実のある協議が可能となります。
そして、このような会議の際には、別途各国別、担当別に個別の会議(Separate Meeting)を持つことも可能ですし、非常に有効なコミュニケーションの場となります。
こうなると、ほとんど主要国のマネージャーたちの中には3ヶ月に一度は日本に来ている、という人もめずらしくありません。彼らとは、次第に親しい付き合いになるのもメリットです。
さて、今回の会議編では、このようないわゆるFace-to-Faceの会議ではなく、もっと手軽なグローバルビジネスのコミュニケーションのTool(道具)にフォーカスします。
これまでEメールについてお話しましたので、会議編では、テレビ会議(Pic-Tel会議とも言います)や電話会議(Audio会議とも言います)について、どのような使い方をしているのか、そしてそれらを使用する際の留意事項について、お話します。
次回は、まずテレビ会議から始めましょう。