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2010/01/19
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。
昨年12月21日(月)に、東京の早稲田実業高校2年生6名の方々が、広島市のバーチャル環境展に載った2社に、広島での環境の取り組みを学習されるために来広されました。
午前 京美銘木訪問 午後 上野園芸訪問
京美銘木では、木材と製品との関係、木材の果たして来た役割等々を学習されました。樹木を育てるには、山の整備から植林、伐出し、運搬、製品化、販売に至るまで整えることが必要です。そのためには、実に300年にわたる地域全体での取り組みが要求されるとのことです。樹木育成だけでなく環境に取り組むには、長期的な視野に立った社会的なアプローチが必要になってくるのではないかと思います。
上野園芸では、農業経営の難しさに対して、どのように農業を継続されたかのお話を聞きました。従来の農業の在り方に対して、『農業の楽しさ』を経営要素に加えていけば良いのではないかと考えられ、その一つとして、屋上緑化に取組まれました(広島市中小企業支援センターの助成金を活用)。
屋上農業は、ヒートアイランド現象緩和だけでなく、都市住民へ『癒し』や『楽しみ』をもたらします。 その中で、人とのふれあいや農業への愛情が生まれてくれば、これからの農業に明るい展望が開かれて来そうです。
環境を考えるには、広範囲な知識と深い理解、地域とのふれあいや共同行動が必要になってきます。そういう意味で、若い世代から環境への関心を持って取組んで貰うことが、今後より一層必要になって来るのではないでしょうか。