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2025/11/26
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・阿須賀です。
日本にシェアリングエコノミー協会ができたのが2015年。今や、消費者庁のサイトにも記載され、すっかり定着しています。
1 空間のシェア
2 モノのシェア
3 スキルのシェア
4 移動のシェア
5 お金のシェア
の中で、創業される方がよく使われているのは、シェアオフィス、シェアサロン、シェアキッチンなどの空間のシェアではないでしょうか。
広島でもここ数年、かなり増えてきています。自宅を公開したくない、登記する住所が必要、という住所のみの利用もありますし、来客やミーティングの場所の確保という場合もあれば、仕事をするため集中できる場所が欲しい、というケースも。中にはドリンク無料のところもあるので、冷暖房完備で自宅よりも快適かもしれません。利用時間も、24時間365日使えるものから、月の上限時間の決まったコースなどニーズによって使い方も様々。郵便ポストや宅配荷物を受け取ってくれるところもあったり、コピー機が共同で使えたり、など自宅よりも仕事しやすい環境が整っているのでは。3Dプリンターやレーザー加工などモノづくりのシェアスペースも増えてきています。
また、菓子製造や総菜・弁当など許認可取得済のキッチンを借りてマルシェなどで販売、や、飲食業許可のあるところでシェアカフェ出店、なども多く見るようになってきました。美容院やエステなどもシェアできるサロンが増えてきています。
これらのサービスは、創業の資金的なハードルを下げてくれるだけでなく、場所のもつ魅力や集客力、という違う価値を活用できるというメリットもあります。さらにそこに集まる事業者同士の交流から新しい価値が生まれる、という視点も見逃せません。
もちろん、消費者にとっても、日替わりでいろいろなお店が楽しめるというのも大きな魅力です。
また、スキルのシェアという視点で、常時雇用ではなく必要な時に必要なスキルをもつ人材を探しやすくなっていますし、副業での創業もしやすくなりました。
さらに、自社で使える物件を持っている場合は、貸会場や貸し駐車場などを登録できるサイトを活用すれば、有休スペースを時間単位で賢くお金に換えることもできたりします。
ということで、創業支援に役立つシェアサービスをコツコツ情報収集していますので、お気軽にお問合せいただければいつでも情報提供します。また、こんなところがあるよ!という情報があったらぜひ教えてください!